コラム
share:

300kgも重いのにEV MINIがいきなりのトップタイム! 全日本ジムカーナでガソリン車のシビックを凌ぐ衝撃の走り


TEXT:廣本 泉 PHOTO:廣本 泉
TAG:

参加型モータースポーツでもBEVが活躍

ジムカーナの国内最高峰シリーズ、全日本ジムカーナ選手権もついに開幕し、3月7〜8日、筑波サーキット・コース1000を舞台に第1戦「ジムカーナin筑波」が開催。晴天の空の下、各クラスで激しいバトルが展開されていたのだが、そのなかでもっとも注目を集めていたのが、MINIのBEVモデル、MINI JCW Eだといえるだろう。

CABANA71RZ JCWE

同モデルをジムカーナにもち込んだのは、スーパー耐久シリーズのほか、2025年からはジムカーナ界のレジェンド、山野哲也選手とマシンをシェアするダブルエントリーにて、全日本ジムカーナ選手権に参戦していた野島俊哉選手で、2026年は単独エントリーで「CABANA71RZ JCWE」を投入。対象となるクラスは“電気式駐車ブレーキが装備された二輪駆動のP・AE車両”を対象とするPE1クラスで、MINI JCW Eが国内ジムカーナのトップシリーズにデビューした。

「山野選手と同じチームでスーパー耐久に参戦しているんですけど、“より技量を高めるためにはジムカーナが練習になるからダブルエントリーで参戦してみないか”という話をいただきまして、それで2025年から山野選手と一緒にアルピーヌA110で全日本選手権に参戦していました。同時に関東の地方選手権にはMINI JCW Eで参戦していまして、2026年からはついにMINI JCW Eで全日本選手権に参戦することになりました」と語る野島選手。

野島俊哉選手

さらに気になる同モデルのフィーリングについては、「むちゃくちゃ面白いクルマです。アクセルのレスポンスに対してラグがないので、ラグを考慮してドライビングしていたガソリン車ユーザーは戸惑うと思うんですけど、ダイレクトになっているのでトルクも下から一気に出てくるし、MINIはゴーカートモードというものがあって、それならアクセルをオフすると強めの回生ブレーキがかかって減速してくれるので、ジムカーナではそれもうまく使っています。ドライビングに関しては、アクセルとブレーキ、ステアリング操作だけなので、クルマの動かし方に集中できますね」と語る。

PE1クラスはレギュレーションで改造範囲が厳しく制限されていることから、競技車両とはいえ、野島選手の主力モデル「CABANA71RZ JCWE」もタイヤとホイール、ダンパー&スプリング、ブレーキパッドを除けばほぼノーマルの状態。

CABANA71RZ JCWE 足まわり

さらに、一般的にガソリン車に対してEV車は車両重量が重く、MINI JCW Eもガソリン車に対して300kgほど重いことから、野島選手によれば「タイヤサイズはあまり変わらないので、シーンによっては重さを感じますし、クルマが滑り出したりすると慣性が残るので、いくら低重心といえども厳しいときはありますね」と語っている。

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 設置とサポートを行う「パルコミュニケーションズ」に魅力を聞いた【後編】
ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 狙いと魅力を直撃取材した【前編】
日本に何が起こった? BEVが売れない……ハズが2025年10月は電気自動車が売れまくっていた
more
ニュース
日本専用チューニングを施したヒョンデの新型FCEV「ネッソ」が発売開始! 価格は実質603万円から
5C超急速充電で300km6分の衝撃スペック! 日産が新型SUV「NX8」を中国市場に投入
4年連続EV販売トップの新色は「水面乃桜」! 日産サクラがマイナーチェンジで外観先行公開
more
コラム
BYDだらけのEVバスに「ふそう×鴻海」が参戦! どうなる日本のEVバス市場
買ったあともクルマが勝手にマイチェンしていく! テスラの楽しみは「アップデート」にあり!!【テスラ沼にはまった大学教授のEV生活・その11】
34分間で1.5万台も売れたってマジか! 中国シャオミの新型SU7が衝撃の進化を果たしてライバルを突き放す
more
インタビュー
ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 設置とサポートを行う「パルコミュニケーションズ」に魅力を聞いた【後編】
ゲーミングPCでお馴染みの「MSI」がEV用充電器に参入ってナゼ? 狙いと魅力を直撃取材した【前編】
「BMWの核はセダン」。「i5」での表現は、BEV世代のセダンの在り方を示している。
more
試乗
【試乗】速さはスーパースポーツ並! AWD技術も完成の域! アウディS6スポーツバックe-tronに望むのは「感性に訴えかける走り」のみ
【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗
マイチェンで名前まで変わった「アウディQ8 e-tron」ってどんな車? [Q8 e-tron試乗記]
more
イベント
東京湾岸に140台超のEVが集結で大盛り上がり! 「NEW YEAR EV MEET 2026」の勢いがスゴすぎた
日本生まれの英国EVスポーツクーペや全幅1m切りの小型モビリティなどEVも元気! 会場で見つけた気になるEV一気見せ【東京オートサロン2026】
新型レクサスESがモデリスタ仕様で登場! ヒョンデはMIYAVIコラボで対照的なEV披露【東京オートサロン2026】
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択