日本におけるEVの最新販売情報
2026年5月最新の国内EV販売動向について、トヨタや日産、テスラが好調さを維持する一方、補助金が大幅減額されたBYDの販売台数が減少しました。最新の国内EV普及動向を分析します。
まず、2018年以降のBEVとPHEVの合計販売台数は速報値で約1.3万台以上と、前年比で販売台数が大幅に増加しました。ちなみに直近月は軽EVの一部の販売台数が含まれていないため、実際には前年比でさらに成長する見通しです。また、データが確定している4月単体の新エネルギー車(BEV+PHEV)シェア率は3.16%。さらに5月単体の速報値は4.28%と、史上2回目の4%を突破しました。これは、新車販売全体における25台に1台以上がBEVかPHEVだったことになります。さらにBEV単体のシェア率も確定値となる4月は2.35%、速報値の5月では3%超えと、史上2番目の普及率に到達しており、日本国内のEVシフトは数年間の停滞を経て、大きく飛躍を遂げようとしているのです。

次に、どのようなEVが人気であるのかを具体的に確認していきましょう。まず2025年の年間EV販売トップである日産は、4月に続いて2カ月連続で前年を超える販売台数を達成しました。とくに新型リーフは1422台と、国内の乗用車販売ランキングで35位と、まずまずの位置にランクイン。他方でアリアは直近でマイナーチェンジが行われたものの、販売台数は67台と低迷しています。またサクラはマイナーチェンジ版の発売直前ということもあり一時的に販売台数が減少。2026年後半にどれほど販売台数を回復できるかが見どころです。

次に注目していきたいのがテスラの存在です。5月の販売台数は約2000台弱と、前年比で3倍弱の急成長を実現しました。最大127万円のCEV補助金をはじめ、3列シートSUVであるモデルYの納車スタート、3年間のスーパーチャージャー無料充電特典などが、販売上昇に大きく貢献している様子が見て取れます。ちなみに、テスラ独自の急速充電ネットワークであるスーパーチャージャーは、5月末時点において累計151カ所、742基が建設済み(稼働数は148カ所)。5月中は新しいスーパーチャージャーのオープンはありませんでした。

次にトヨタは5月単体で2160台以上のEVを販売し、前年比30倍級という販売爆増を記録しました。なかでもbZ4Xシリーズの販売台数が2036台と、日本の乗用車販売台数ランキングでも第25位にランクイン。最新のbZ4XツーリングはbZ4X以上にコスト競争力が高く、さらに販売規模を押し上げるポテンシャルを秘めており、こちらも注目です。ただしレクサスRZの販売台数が思ったより伸びておらず、間もなく投入されるESのEVバージョンがどれほどの販売台数を実現できるのかが注目されています。


















































