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日産のビッグネーム「プリメーラ」がEVセダンとして復活! 「ナバラPHEV」と同時発表も詳細は謎だらけ


TEXT:TET 編集部 PHOTO:日産自動車
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中国をグローバル輸出拠点とする新ビジョンの具現化第1弾

日産自動車は、フィリピンで開催されている第10回フィリピン国際モーターショー(PIMS)において、新型ピックアップトラックの「ナバラ プロ プラグインハイブリッド」と、新型セダン「プリメーラ EV」の2車種を公開した。

第10回フィリピン国際モーターショーで初公開された新型「ナバラ プロ プラグインハイブリッド」と「プリメーラ EV」

これらは、4月14日に発表されたビジョン「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」のなかで触れられていた、「日本、米国、中国をリード市場と位置付け、グローバル市場戦略を再構築する」という取り組みの一環だと言える。

ビジョンの中で日産は、中国を開発スピードと高いコスト競争力を生かしたグローバルな輸出拠点と位置付けており、今回の2台に関しても「中国からグローバルへの輸出戦略の始まりを示すものです。これらのモデルを中国市場以外のお客さまに初めてお届けできることを嬉しく思います」と、日産のチーフパフォーマンスオフィサーであるギョーム・カルティエ氏がプレスリリースのなかで語っている。

新型「ナバラ プロ プラグインハイブリッド」

新型「ナバラ プロ プラグインハイブリッド」は、ビジネスとレジャーの双方の用途に対応するプラグインハイブリッドのピックアップトラックだ。日産は同モデルに4輪駆動技術や電動化技術の知見を活かし、ピックアップトラックセグメントに新たな電動化の価値をもたらすとしている。

発表された画像を見ても、デザインは高級感を意識したというよりは、実用性重視でヘビーデューティーな使用にもタフに応えられるような力強さとカジュアルさを共存させたものに感じられる。

日産「ナバラ プロ プラグインハイブリッド」

新型「プリメーラ EV」

一方、1990年代初頭から3代にわたり、走りにこだわった欧州テイストの乗り味とデザインで人気を博した中型セダン「プリメーラ」の名が、2020年代の東南アジアで復活したことは、我々日本人にとっては少々驚きではないだろうか。

洗練されたデザインを採用し、上質な快適性を実現するとともに、多くの先進技術を搭載したという新型「プリメーラ EV」は、質感の高い室内空間と充実したコネクティビティ機能を備え、より上質で先進的なドライビング体験を提供するセダンだとしている。

エクステリアは、中国で好調なセールスを記録している同社のEVセダン「N7」の流れを汲んだ、伸びやかでスポーティーなデザインを採用しているが、ナバラと同様にそのディメンション(ボディサイズ)は明らかにされていない。

日産「プリメーラ EV」

新型車の姿は見せども詳細は先送りに

両モデルの詳しい仕様や技術に関しては、発売が近づいた時期に公表する予定だと日産は説明している。しかし、発売がいつになるのか、また中国やフィリピン以外のアジア・オセアニア地域に向けても市場投入される予定があるのかといった点については、短いプレスリリースの中で一切触れられておらず、ベールに包まれた部分が多いというのが実情だ。

つまり、4月に発表されたビジョンの実現に向けて日産が迅速に動いていることを、世間ならびにステークホルダーに示すことこそが狙いであり、それが今回の2台の新型車発表が担う役割なのだと推察される。

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