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先進技術と高度な安全装備はまさにフラッグシップそのもの! 新型EV「ボルボES90」は今後のブランドの成否を占う重要な1台だった


TEXT:TET 編集部 PHOTO:ボルボ・カーズ・ジャパン
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ボルボの安全性能は人間の視覚を超えた

この新型ES90も他のボルボ車の例にもれず、優れた安全性能を有している。基本骨格は当然のこと、アクティブセーフティシステムは、1個のLiDARに5個のレーダー、7個のカメラと12個の超音波センサーを含む高度なセンサー群で形成。これにより人間の視覚を超える運転支援が可能となり、道路上の衝突や危険の回避をサポートする。

ボルボES90の外観を真横から見た状態

また、ボルボの「セーフ・スペース・テクノロジー」は、運転中だけでなく駐車時のサポート機能も充実している。ドア・オープニング・アラートは、クルマから降りようとする際に脇を通り過ぎる自転車や歩行者を検知し、保護するのに役立てられる。さらに、「フルキャビン乗員センシング機能」は、赤ちゃんの小さな呼吸のような0.1ミリレベルのわずかな動きまで検知し、車内に乗員を置き去りにしないようサポートするという。

エクステリアとインテリアのポイント

これらの先進性と安全性に加え、フラッグシップモデルたるES90は、プレミアム性を持たせた内外装を備える。

ボルボES90を正面から見る

エクステリアは、流線型のルーフラインやエアロダイナミクスを追求しており、効率的で高い航続距離を実現するデザインを採用。

フロントにはボルボのアイデンティティといえるトールハンマーのヘッドライトが用いられる一方、リヤには新しいC字型LEDランプが備わる。エクステリアカラーは全7色で、20~22インチの4種のホイールをラインアップする。

ボルボES90を真後ろから見る

内装はスカンジナビアンデザインを基調に、3.1mのロングホイールベースを活かした広々とした2列目シート、6種類のアンビエントライト、UVカット付きパノラミックルーフなどでプレミアムな室内空間を創り出す。

さらに、4ゾーンクライメートシステムと空気清浄機能が搭載され、喘息やアレルギー対策も施されている。

ボルボES90のパノラミックルーフを室内から見る

ほかにもGoogleマップやGoogleアシスタントが利用可能なGoogle内蔵の新世代インフォテインメントシステムを搭載。9インチのドライバーディスプレイと14.5インチのセンタースクリーンで、直感的な操作が可能なほか、合計25個ものスピーカーにより没入感のあるサウンド体験が楽しめるオーディオ機能も搭載している。

ボルボES90のインテリア

斬新なボディと先進技術、それにボルボならではの安全に対するこだわりを兼ね備えたボルボES90。日本への導入時期は未定ながら、今後のEVボルボの礎となる技術が多分に含まれたクルマだけに、要注目の1台といえそうだ。

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