ニュース
share:

MINIブランド史上初となる電気じかけのJCW! 「MINIジョンクーパーワークスE」と「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」が登場


TEXT:TET 編集部 PHOTO:BMW
TAG:

MINI史上初の電動ハイパフォーマンスモデル

ガソリンエンジンだけでなく、電気自動車(EV)もラインアップし、「カリスマティック・シンプリシティー」と呼ばれるデザイン言語でコンポーネントを削減し、シンプルかつ本筋にフォーカスして設計されたデザインとリサイクル素材を積極的に採用しサスティナビリティに配慮しながらも、MINIならでは痛快なドライブフィールはそのままに進化した新型MINIクーパー。

2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤーのインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した新型MINIクーパー

その高いポテンシャルは2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤーのインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことでも明らかだ。

その新型MINIクーパーのハイパフォーマンスモデルといえるのが「ジョン・クーパー・ワークス」だ。すでにガソリンエンジンを搭載したMINIクーパー、MINIコンバーチブル、MINIカントリーマン・オール4の3車種にジョン・クーパー・モデルを販売しているが、2025年2月27日からは、MINI史上初のEVハイパフォーマンスモデルとなる「MINIジョン・クーパー・ワークスE」と、「MINIジョン・クーパー・ワークス エースマンE」の2車種がそのラインアップに加わった。

MINI史上初のEVジョンクーパーワークス 左がMINIジョンクーパーワークス エースマンE 右がMINIジョンクーパーワークスE

ボディは違えど航続距離の差はわずか

MINIクーパーの3ドアモデルをベースにしたMINIジョン・クーパー・ワークスEと、クロスオーバータイプのEVモデルMINIエースマンをベースにしたMINIジョン・クーパー・ワークス エースマンEは、レーシングスピリットにあふれる走りを特徴とし、精悍で卓越した走行性能と個性的なスタイリングを融合させたEVホットハッチといえる。

並走するMINIジョンクーパーワークス エースマンE(左)とMINIジョンクーパーワークスE(右)

両車ともに前輪をモーターで駆動し、Eブースト機能作動時の最高出力は190kW、最大トルクは350Nmを実現している。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池のバッテリー容量も54.2kWhと共通だが、一充電走行距離はよりコンパクトなボディを持つMINIジョン・クーパー・ワークスEの方が18kmほど足が長く、421kmと発表されている。

MINIジョンクーパーワークス エースマンEの充電口

停止状態からの発進や、よりパワーが欲しいシーンでは、「Eブースト機能」によりパワーを増強することが可能。JCWスポーツ・ステアリング・ホイールのパドル操作で作動し、アクセルペダルを踏み込むと、追加で約20kWのパワーが10秒間供給され、高加速なドライビングの楽しさを提供する。

MINIジョンクーパーワークスEのテールデザイン

むろんハイパワー化に伴い、足まわりには手が加えられ、専用チューニングのJCWスポーツサスペンションを採用したほか、スプリングやスタビライザー、ダンパーも特別に調整。前輪のキャンバー角は大きくされ、ハンドリングとコーナリング時のグリップを向上させている。

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
ヒョンデの魅力を日本に伝える新たな拠点! 「ヒョンデ みなとみらい 本社ショールーム」がグランドオープン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
BYDの売り上げ鈍化に注目しても意味なし! むしろ心配すべきはテスラか? BYDは利益率も投資額も驚くべき水準だった
more
ニュース
「インスター」の発売がきっかけでヒョンデが変わる? 「ららぽーと」にも試乗拠点を開設して試乗拠点を一挙拡充
GMが右ハンドルの電気自動車SUV「リリック」を日本導入もほんの序の口! 「オプティック」「ヴィスティック」と続々続く日本侵攻から目が離せない
アウディの新プラットフォーム採用の期待の新EVに見て触れる! 「A6アヴァントe-tron」をブランド発信拠点「Audi City 銀座」で期間限定展示
more
コラム
中国の電気自動車「BYDシール」のリアルな航続距離と充電性能は? AWDモデルを長距離走行してテストした
「EVはラジエターがないからグリルレス」→「つまり冷却が必要ない」は間違い! 電気自動車はアチコチが冷却との闘いだった
北海道から埼玉まで1350kmを中国のEV「BYDシール」で走破! EVが苦手な極寒のなかで性能はどうなる?
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】CR-Vに中身を乗っけただけのプロトなのにもう凄い! ホンダの次世代BEV「0シリーズ」に期待しかない
【試乗】二度見必至の存在感は普通のコナとはまるで別モノ! イメージを大きく変えたヒョンデ・コナ「N Line」に乗って感じたマルとバツ
ボルボEX30で11時間超えの1000km走行チャレンジ! 課題は90kWまでしか受け入れない充電性能
more
イベント
売り物ではなく概念を展示するモデリスタ! 正体不明なトヨタbZ4Xはブランドの「新化」という概念を示すスタディモデルだった【大阪オートメッセ2025】
子どもに大人気の電動バギーに大迫力のエアロキットや色が変わるフィルムまで登場! 大阪オートメッセのEV関連出展物はどれもユニークすぎた
大阪は電動モビリティも元気いっぱい! ヒョンデの超注目EVにスズキ初の電動モペットなど見どころたくさん
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択