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メルセデス・ベンツ「EQB」が新たなエクステリアデザインに生まれ変わった! マイナーチェンジで充電走行距離も557kmにアップ


TEXT:TET 編集部 PHOTO:メルセデス・ベンツ
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エクステリアとインテリアの変更点

エクステリアデザインはフロントを中心に変更が加えられた。メルセデス・ベンツのデザイン基本思想である「Sensual Purity(官能的純粋)」をより先進的に表現する「プログレッシブ・ラグジュアリー」というコンセプトのもとにまとめられたEQBのデザインは、前後オーバーハングを短くしてタイヤをボディの四隅にレイアウトすることで居住空間を最大化しつつ、筋肉質でエモーショナルな都市型SUVに仕上げている。

従来モデルに比べ新型のEQBは、メルセデス・ベンツの電気自動車「EQ」シリーズの最新デザインを踏襲し、立体的なスターパターンをあしらったフロントグリルを用いたフロントフェイスを採用した。これによりフロントバンパーもデザインが改められたほか、ホイールとリヤコンビネーションランプが新デザインに切り替わっている。

2024年6月13日から予約受付が開始されたメルセデス・ベンツの新型EQBは、リアコンビネーションランプが刷新された

インテリアでは新世代のステアリングホイールを採用。各種インフォメーション機能の設定を手元で完結できる機能を搭載したほか、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、リムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用している。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上している。

2024年6月13日から予約受付を開始したメルセデスベンツEQBのインテリア

安全機能も従来の運転支援機能(レーダーセーフティパッケージ)から国際的な基準(UN-ECE R152)に準拠したため、新しい世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」へ変更されている。

高速道路や一般道を走行している際に、先行者を認識して速度に応じた車間距離調節を行う「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」は、高速道路での渋滞時に自動停止したとき、先行車が30秒以内に発進すればアクセルを踏まずとも再発進してくれる機能を搭載している。

また、ドライバーが周囲の道路状況に反応しなくなってから一定の時間が経過しているとクルマ側が判断した場合、警告灯と音で警告を段階的に強め、それでもドライバーのアクションが無い場合は車両停止まで行う「アクティブエマージェンシーストップアシスト」を装備した。

2024年6月13日から予約受付を開始したメルセデスベンツの新型EQBは安全機能も充実した

そのほかにも、「アクティブブレーキアシスト」、「緊急回避補助」、「アクティブレーンキーピングアシスト」、「ブラインドスポットアシスト」など、安全装備の充実化が図られている。

過不足のない一充電走行距離に、メルセデス・ベンツらしい安全へのこだわりを備えたEQB。3列目シートの乗員は身長が165cmまでと制限がつくものの、全長4685mmというコンパクトなサイズに3列シート7人乗りを実現しており、細く入り組み混雑した道を日常的に使用するファミリー層にとってジャストサイズな1台といえよう。車両本体価格はEQB 250+が消費税込み811万円、EQB 350 4MATICが消費税込み899万円だ。

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