KAYOIBAKO(カヨイバコ)
商用コンパクトワゴンの新たな可能性を提案するコンセプトカーが「KAYOIBAKO」だ。クルマの生産工場で様々な部品を詰め込んで現場を行き来する「通い箱」をネーミングの由来とするこのワンボックスカーは、目的に応じて役割を変えられる拡張性の高さが特徴。
たとえば仕事で輸送業務を行い、プライベートでは趣味やレジャーで使用するなど、1台で何役もこなせる使い勝手の良さが追求されている。
IMV 0(アイエムブイ ゼロ)
IMV 0は、ピックアップのコンセプトモデル。荷台部をボルトとナットで締結可能とすることで、様々なシーンに対応できるようにした。たとえば、コーヒートラックやフードトラックとして。あるいは野菜の直売や、DJブースとして。オーナーのニーズに応じて完成するモビリティの姿が提案されている。
トヨタ自動車は、旧東京モーターショー時代にも、多様なコンセプトモデルやニューモデルを披露し会場を賑わせていたが、第1回目となるジャパンモビリティショーでは、ただ単に出展車数が多いだけでなく、将来のクルマがどんな進化を遂げるのか。そのいくつかの答えを見せてくれているような気がした。ショー会場に足を運べば、そんな未来のクルマの可能性や新たな広まりを実感できるはずだ。