アキュラ初のBang&Olufsenオーディオを採用
フロントデザインは、アキュラブランドの象徴的なシケインDRL(デイタイム・ランニング・ライト)にジュエルアイLEDのヘッドライト、光るダイヤモンドペンタゴン(五角形)グリルが特徴になっている。テールランプもシケイン形状だ。
インテリアでは、11インチのメーターディスプレイとタッチ操作が可能な11.3インチのセンターディスプレイを装備する。ちなみにプロローグにはメーターフードがないという差異がある。
センターコンソールの位置は高めで、その下には荷物入れスペースがある。シフト操作は、メルセデスのようにステアリングコラムの右側にあるレバーで行う。ライト、ウインカー、ワイパー機能はコラム左側のレバーにまとめられているようだ。
ZDXは、アキュラブランドとして初めてオーディオにBang&Olufsen(バング&オルフセン)の18スピーカーシステムを採用する。今後数年間で全てのアキュラモデルに同ブランドのオーディオが搭載される予定だ。
ZDXには、アキュラ初のリアクロストラフィックブレーキとブラインドゾーンステアリングアシストを含む、安全および運転支援システムであるAcuraWatchが標準装備される。
さらにType SにはAcuraWatch 360+システムにより、ハンズフリークルーズ運転支援システムも導入される。
NSXの後継車か!?
そしてZDXと一緒に、アキュラの次世代ハイパフォーマンス・スポーツEVデザインの方向性を示す「Acura Electric Vision Design Study(アキュラ・エレクトリック・ビジョン・デザイン・スタディー)」も公開された。
ICE(内燃機関)車のミドシップエンジンスーパーカーのようなスタイリングで、NSXの後継モデルであってもおかしくはないフォルムだ。ZDXの市販版の発表と合わせてこのモデルの続報にも注目していきたい。