2023年7月
「グリーンコープ生活協同組合ふくおか」のイメージ(photo=グリーンコープ共同体)
TEXT:福田 雅敏、ABT werke
福岡の生協がEVの移動販売を強化……フォロフライの商用EVと丸紅の充電管理システムを導入[2023.07.20]

グリーン電力を使用しエコと効率的なEV運用を両立 移動販売車とEVの組み合わせは相性が良い 【THE 視点】「グリーンコープ生活協同組合ふくおか」(※)は7月18日、フォロフライの商用EVを移動販売車として導入したと発表した。合わせて、丸紅オートモーティブが展開する充電マネジメントシステム「GOVAN(ゴバン)」も導入した。このマネジメントシステムの導入は日本初という。 (※)西日本を中心に16の生協で構成されている「グリーンコープ共同体」所属の団体 グリーンコープふくおかは、配送用を中心に約550台の車両を運用中で、今後すべての車両をEV化していくことも発表した。また、バイオマス・太陽光・小水力・地熱などの再生可能エネルギー由来の電力をEVの運用に用いるという。 フォロフライは、丸紅オートモーティブと資本業務提携を結んでおり、丸紅側が販売代理店として、フォロフライ製EVの販売と充電インフラの提供、およびアフターサービスを展開している。 その丸紅が提供する「ゴバン」は、EV用充電システムの導入支援から、日々の運用までのEV業務をトータルにサポートするサービスである。 商用EVの充電は、乗用EVのように自由なタイミングで行うわけにはいかず、車両ごとの運行スケジュールや電気使用量に合わせて綿密に充電計画を策定する必要がある。 「ゴバン」のシステムは、充電器側が車両を自動で認識するため、駐車場のどの充電器に接続しても車両に合わせた充電スケジュールが自動適用となり、効率的なEV運用が可能となる。ドライバーもいちいち対応する充電器を探す必要がなくなり、EVを管理する側も運転する側も労力の削減ができる。 ちなみに今回の発表にて公開された写真を見る限り、グリーンコープふくおかは「日野デュトロ ZEV」をすでに相当数保有しているようだ。「デュトロ ZEV」の充電も「ゴバン」に対応させるとすると、メリットは相当大きい。 「たかが一台の車両の充電」と思うかもしれないが、車両が常に数十台単位で稼働している場合、充電は相当面倒になる。例えば、充電ギリギリの状態の車両が10台帰社すれば相当の充電待機を強いられる。10台目の当日中の再稼働は無理だろう。 手動のような状態で、いちいち対応する充電器に合わせるのも手間だし、そのために構内にて無駄に車両を動かせば、バック事故などの確率も上がる。たとえ10mでも、無駄な車両移動をなくせるメリットは大きい。 また筆者は、2012年にEVによる移動販売車を開発し実証試験をした経験を持つ。移動販売車は、地方のスーパーの撤退などの影響を受けた過疎地域などでは、買い物弱者対策の切り札とも言える存在だ。 ネットスーパーを利用するのも良いが、生鮮食品などは鮮度を見極める必要があるため、オンラインでの買い物は難しい。そして何より、現物を手に取って選ぶというのは、楽しみの一つになるということを実証を通して実感している。 移動販売車は、営業中は基本的にエンジンをかけたままになる。静かな山中にて、民家の軒先を借りて販売を行う場合、ディーゼルの音は意外と周囲に響くため騒音になるのだ。 それを防げるEVは、実は移動販売車にうってつけの存在である。稼働時間や航続距離等の問題もあろうが、移動販売EVは今後ますます普及してほしい。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★ヤネカラ、EV充電コントローラー「ヤネキューブ」を発売……1基あたり2,900円で充電を遠隔操作化、銀座郵便局に93台を納入 ★★ABB、ボルボのEV専用ショールーム「Volvo Studio Tokyo」にEV用充電器を導入……「Terra 184急速充電器」と「Terra AC Wallbox普通充電器」を設置 ★★三菱商事エネルギー、ガソリンスタンド(SS)をEVサービスの拠点として検証……テスラの急速充電設備「スーパーチャージャー」が設置済みのSS(石川県/富山県)にて「モデル3」の試乗会を実施 ★★フォロフライ、商用EV「F1」シリーズが補助金の対象に……「商用車の電動化促進事業」の車両に認定され最大182万1,000円の補助、品質向上を目指し自社内での出荷前検査も開始 ★日産、電気モーターの生産数が拡大……エンジンを生産する横浜工場の2022年度の生産台数の約4割がモーター、2024年までに全固体電池の技術開発用ラインを設置予定 ★コマツ、新型電動ミニショベルを欧州で販売へ……リチウムイオン・バッテリーを搭載した3トンクラス ★オンセミ、パワー半導体「EliteSiC 1200V」と「同750V」をボルグワーナーの「VIPERパワーモジュール」に統合……EVの性能を向上させる「トラクション・インバーター」向けのデバイス、両社の協業を拡大 ★ステランティス、半導体供給・開発網を強化……EV向け新プラットフォーム「STLA」のローンチに向け複数の半導体企業と協業を強化、独自の半導体の開発も目指す ★ビー・アンド・プラス、電動無人搬送機(AGV)向けのワイヤレス充電システムのショールームをオープン……埼玉本社<埼玉県比企郡>と名古屋営業所<名古屋市中村区>にて7月18日に開設、おすすめ製品を月毎に入れ替え ★双日、ターコイズ水素の製造技術を開発するフィンランドの新興「ハイカマイト」へ出資……天然ガスなどの主成分「メタン」から「水素」と「固体炭素」を製造、「固体炭素」からは「カーボンナノチューブ」を製造可能 ★不動産事業のマーチャント・バンカーズ、EV充電事業に参画……保有するマンションやホテルへ充電器を設置・拡大 デイリーEVヘッドライン[2023.07.20]

TAG: #THE視点 #商用EV #国内ビジネス
TEXT:烏山 大輔
電費もちょうどいい感じ!BMW iX1 xDrive30 M Sport THE EV TIMES流・電費ガチ計測

エアコンは23℃で常時オン、定速走行によるTHE EV TIMES流電費計測を、6月某日にBMW iX1 xDrive30 M Sport(以下、iX1)で実施したので、その詳細を報告したい。試乗記でもお伝えしたように、取り回しや居住性、動力性能などを高次元でバランスさせたiX1は電費もほど良い結果を残した。 ※計測方法などについてはこちらをご覧ください。 100km/hでも420km走行できそう iX1の一充電走行距離は465km(WLTC)で、電池容量は66.5kWhだ。一充電走行距離の465kmを実現するには、電費が6.99km/kWh(目標電費)を上回る必要がある。 ※電費についてはテスラなどで表示されるWh/km単位の数値も併記している。 各区間の計測結果は下記表の通り。6.99km/kWhを上回った場合、赤字にしている。全ての区間で勾配の登りよりも下りの方が良い電費が出て、勾配に素直な結果となった。 80km/h巡航のBとC区間は両方とも復路が下り勾配で、特にC区間の復路は20.4km/kWhと20の大台を超えた。しかし347mを登る往路が足を引っ張り、区間平均ではより平坦なB区間(9.06)に届かなかったが、目標電費を超える8.54km/kWhを記録した。 標高差が25mとわずかなA区間(100km/h巡航)は、往路と復路の差も少なく平均では6.55km/kWhと目標電費にわずかに届かなかった。 同じ100km/h巡航で316mもの標高差があるD区間では、勾配を下る往路で14.5km/kWhと目標を大きく超えたが、復路が4.0km/kWhとなんと120km/h区間よりも悪くなり、区間平均も6.27km/kWhとA区間よりも悪くなった。やはりなるべく平坦な方が電費は良くなるようだ。 120km/h巡航のE区間は標高差こそ67mと比較的小さいが、速度上昇により電費が悪化した。下り勾配の往路が復路より0.2km/kWh良い電費だったが、平均では5.10km/kWhだった。 80km/h巡航なら東京から兵庫県や岩手県に到達できそうだ 各巡航速度の平均電費は下記の表の通りとなる。「航続可能距離」は電費にバッテリー容量をかけたもの、「一充電走行距離との比率」は465kmに対して、どれほど良いのか、悪いのかだ。80km/h巡航のみが一充電走行距離を超える結果となった ※電費は小数点第二位を四捨五入して表示しているため、実際の計算とは多少のずれが生じる。 80km/h巡航は、一充電走行距離(カタログ値)の1.24倍となる578kmを走行できる計算になる。これは東名高速道路の東京IC(東京都世田谷区)を出発した場合、大阪府を通りすぎ、兵庫県南西部に位置する山陽自動車道の龍野IC(568km、兵庫県たつの市)に数字上は辿り着ける。東北自動車道の場合は、川口JCT(埼玉県川口市)から岩手県北西部の安代IC(565km、岩手県八幡平市)までの走行が望めるレベルだ。 100km/h巡航の場合は、一充電走行距離(カタログ値)を8%だけ割り込み、426kmとなった。東京ICからだと愛知県と三重県を通り越して、琵琶湖のほとりの名神高速道路、瀬田東IC(423km、滋賀県大津市)まで走行できそうだ。東北自動車道の場合は、宮城県を通過し、岩手県に入った最初のICである一関IC(422km、岩手県一関市)に到達できる見込みだ。 80km/hでも100km/hでもクルマよりも人間の方が先にトイレや食事などの休憩が必要になるであろうから、そのタイミングで充電が可能であれば、上記のようなロングドライブも十分可能だろうと考える。 120km/h巡航でも339km走行できる。現在、制限速度120km/h区間は新東名高速道路の静岡県内(御殿場JCTー浜松いなさJCT)が最長の145kmなので、十分な能力を持っている。 急ぎの場合は途中で充電しても飛ばした方が早く着く 各巡航速度ごとの比率は以下の通り。80km/hから100km/hに速度を上げると26%電費が悪くなる。120km/hから80km/hに下げると1.71倍の航続距離の伸長が期待できる。 仮に80km/h巡航で充電無しで走行できる587kmを100km/hや120km/hで走行した場合、途中で充電しても早く到着できるのかを計算してみると以下の結果となった。 80km/h 7時間14分 100km/h 6時間12分(80km/hより1時間2分早い、25分の充電※1を含む) 120km/h 5時間34分(80km/hより1時間40分早い、40分の充電※1を含む) ※現状、日本では120km/hでこれほどの長距離を走行できるところはないのであくまで仮定の話です。

TAG: #BMW #iX1 #電費計測
TEXT:烏山 大輔
中央電力、月額3,000円で充電し放題のマンション向けEV充電サービスを開始

中央電力(東京都千代田区)は、7月5日より業界初と謳う「月額3,000円の定額制マンション専有区画向けEV充電サービス」の提供を開始したと発表した。同社の「マンション防災サービス」を導入するマンションが対象で、駐車場は平置き限定だ。 マンション管理組合にかかる初期費用・ランニングコストは無料で、初回工事の際にはマンション1棟につき最大10基の充電器(4kWタイプの予定)が設置される。EV・PHEVを所有する居住者の増加に合わせ、充電器の増設にも対応する。 利用者は月額3,000円の定額で、いつでも専有区画の充電器を利用できる。充電のために外出したり、アプリから充電の予約をしたり、充電の順番待ちをしたりする手間と時間が不要になる。 このサービスの充電に使用する電力は、マンション敷地内に設置した太陽光発電システムで発電したものを使用するため、実質再生エネルギー100%になる。マンション1棟あたり年間約8トンのCO2削減が可能となる計算(充電器10基の場合)だ。カーボンニュートラル実現にも貢献できる。 マンション防災サービスは、中央電力が無料で太陽光発電システムと蓄電池を設置する。万が一の災害の際に停電になっても、給水ポンプが稼働し飲料水とトイレの確保ができる、エレベーターも稼働するので移動や物資の運搬にも役立つ、駐車場に電動のシャッターやゲートがある場合も車の入出庫が可能になるなどのメリットがある。

TAG: #BEV #充電 #充電インフラ
フォルクスワーゲン ID. Buzzのフロントビュー
TEXT:小川フミオ
フォルクスワーゲン ID. Buzzでアウトバーンを行く。電気で走る現代のワーゲンバスに試乗

「ワーゲンバスの再来」といわれる、フォルクスワーゲンのID. Buzz。欧州ではすでに販売がスタートしており、その愛嬌あふれる風貌ですでに街の人気モノになっている模様。最新電動ミニバンの実力を探るべく、ドイツのアウトバーンで早速試乗へと連れ出した。 コペンハーゲンの街で大人気 私がID.Buzz 標準モデルに初めて乗ったのは、2022年9月初頭だった。デンマーク・コペンハーゲンで開催された国際試乗会で、実車に初対面したのだった。 コペンハーゲンも、他の北欧諸国に準じてBEVの普及率が高い国。フォルクスワーゲンのID.3がタクシーで使われていたのも印象的だった。 このときは、コペンハーゲン周辺を走りまわると、さすがというか、BEVの認識が高いだけあって、歩行者や周囲のクルマの乗員が笑顔で手を振ってくれた。 そういうひとは、ID.Buzzの存在をすでに知っているのだろう。これがあのクルマ、とクルマを停めた場所で話しかけれたことも、数回にわたってあったのだ。 こういうふうに、周囲を笑顔にするクルマっていうのはいいな、と私は改めて感心。BEVは前提として、もうひとつは、やはりデザインの力だろう。内装を見せて、というひともけっこういたから。 アウトバーンでちょっとだけ困ったのは…… そのあと、2023年春に、もういちど、欧州をドライブする機会をもらえた。そのときは、ドイツのベルリンからハンブルクまで。約300kmをID.Buzzで走った。基本的にはずっとアウトバーン。 ベルリンでは曇りで比較的暖かかったものの、アウトバーンを北西に上がっていくうちに、天候はみるみる悪化。途中は降雪に見舞われたのだった(ちょっと前の話なので……)。 正直に書くと、寒くなったのでヒーター(エアコン)を入れたところ、走行可能距離がいきなり短くなって焦った。アウトバーンを走ったことのあるひとはご存知だろうが、サービスステーションがそれほど多くない。 サービスステーションにたどり着いても、充電器が必ずしも作動しているとは限らない。ちょっと焦りつつ、エアコンをオフにして、やや寒いのもガマンして、充電器をみつけることが出来た。 速い速度の充電器だったので、コーヒー一杯飲んでいるあいだに、かなりの量の充電を達成。どこでも、こういうふうにスムーズに運べたら、BEVの普及率も上がるのではと思ったものだ。 タイプ2の感覚がよみがえる 4,712mmの全長、1,927mmの全高をもつ4ドア(後席用はスライドドア)のボディを、2,989mmとかなり長いホイールベースをもつシャシーに載せたID.Buzz。 MEBというBEV専用のシャシーは、床下にリチウムイオン・バッテリーを敷き詰めた設計で、電池はたくさん積めるし、工場での組み立て効率もいいようだ。 「前車軸の上に座るようなドライビングポジションなど、オリジナルのT1を思わせる感覚を意識しました」 デザインを担当したフォルスワーゲン・コマーシャルビークルのデザイン統括、アルバート・キルツィンガーの言葉がプレスリリースでは紹介されている。 T1とは、タイプ2ともよばれる初代のマイクロバス。ID.Buzzのイメージソースになったモデルだ。 1950年に登場。VWビートルのシャシーを使って開発された。2.4mのホイールベースをもった、リアエンジンの後輪駆動。 ボディタイプはじつに豊富で、マイクロバスから、大きなオープンの荷台をもった2人乗りまで作られた。 北米だと1960年代中盤に、ヒッピーたちにも愛されたようだ。ピースフルなクルマ、というイメージはそのへんから喧伝されてきたのである。 ID.Buzzは、ひとことでいうと、マイルドな加速性能と、快適な乗り心地で扱いやすいクルマだ。 150kWの出力と300Nmのトルクを発揮するモーターをリアに搭載。77kWhのバッテリーと組み合わされている。 発進時からトルクがモリモリと出る。車重は2.4トンあるが、加速中に重さは意識させない。 VWは、最高速を145km/hに抑えている。バッテリーの性能を考えてのこと、と説明を受けた。 それでもまあ、アウトバーンを走るのには、まずまず不足感はない。 ピースフルといっては言い過ぎかもしれないけれど、ほんわかした気分の室内にいると、このぐらいの性能でもいいじゃん、と思えてくるのだった。 私がアウトバーンを走ったときは春先だったため、途中、吹雪に見舞われた。それでも後輪駆動ながら、ID.Buzzはまったく不安を感じさせず、走り抜いたのだった。 ちょっと困ったのは、バッテリーだ。アウトバーンは充電施設がだいぶ充実していると聞いていたものの、じっさいに行ってみると、使えなかったりすることもあった。 そこで、コートを着込み、エアコンはオフ。ウインドウの曇り取りのデフロスターだけは適時回しての、バッテリー容量温存走行となった。 Vol.3へ続く

TAG: #EV #ID.Buzz #フォルクスワーゲン #電気自動車
TEXT:烏山 大輔
パワーエックスの蓄電池型急速充電器「Hypercharger」がCHAdeMO認証を取得

パワーエックスは7月14日、同社の蓄電池型急速充電器Hyperchargerが国際標準規格 CHAdeMO の最新プロトコルである2.0.1認証を取得したと発表した。今夏より同社のEVチャージステーションなどに設置する予定だ。 Hyperchargerは、蓄電池を内蔵しているため、高圧変電設備が無くても最大240kWという急速充電が可能。 具体的には、通常の急速充電器は高圧鉄塔(電柱ではない)からAC(交流)6600Vの電気を引き込む高圧充電契約が必要で、その電気を高圧受電設備でAC6600VからAC200V/400Vにし、変電器でDC(直流)に変換、急速充電器に供給して電気自動車への充電という段階を踏む。 一方、Hyperchargerは、流れがスタート時点から異なっており、電柱から商用低圧契約のAC200V/400Vの電気をそのままHyperchargerに供給し、蓄電池内でACからDCに変電、電気自動車へ充電するシンプルなものだ。再生可能エネルギーを溜めて電気自動車の充電に使うこともできる。 Hyperchargerは、変電器、パワコン、充電器を備えたオールインワン蓄電池で、低圧契約で使用可能なので、高額な高圧契約のコストがかからず、「簡単な工事」で設置できるとされるため工事費用も節約できる。 同製品は、蓄電池容量が179kWhで充電ポートが1口の「Compact」と蓄電池容量が358kWhで充電ポートが2口の「Standard」の2種類を用意する。両方とも120kWの連続出力が可能で、10分間だけ150kWで出力するブーストモード(Standardは1ポートのみの対応)も備える。 今後のアップデートで最大240kW対応となること、非常時の BCP(事業継続計画)電源としても使える双方向電力機能が追加予定であることも発表された。

TAG: #パワーエックス #急速充電器
公正取引委員会による調査報告書(公正取引委員会)
TEXT:福田 雅敏、ABT werke
高速道路上のEV充電インフラは1社独占状態……公取委がNEXCO各社などに実態調査[2023.07.19]

eモビリティ・パワーの充電インフラが98.7%のシェアで他社が参入しづらい現状が浮き彫り 今後は「独占禁止法」の適用も視野に厳正な対処を検討すると表明 【THE 視点】公正取引委員会(公取委)は7月13日、高速道路におけるEV充電サービスに関する実態調査報告書を公表した。現状、eモビリティ・パワー(eMP)の独占状態で、他社が参入しづらい状況になっていると結論づけた。 一般道はもとより、高速道路上でも充電インフラの整備は公正かつ自由な市場競争がなければならない。特に高速道路においては、長距離走行時の電欠トラブルを防ぐ目的から急速充電器の整備が一般道以上に求められると公取委は考え、NEXCO東日本/同中日本/同西日本/首都高/阪神高速/JB本四高速の高速道路事業各社に実態調査を行い、結果を公表した。 現在の、高速道路のSA・PAにおけるEV用充電器の設置状況は445基で、EV用充電器設置者の内訳はeMPが439基で98.7%、高速道路会社が6基で1.3%という状況になっている。 NEXCO各社は、eMPと連携して、2025年度までに約1,100口の急速充電器の整備を予定している旨を発表し、当媒体でも取り上げた[詳細はこちら<click>]。 現状、高速道路のSA・PAに現在設置されているEV用充電器の約98.7%は、eMP(前身のNCS・JCN含む)によって設置され、その後の入替えも、NEXCO3社との共同事業として、eMPによって行われている。eMP以外の事業者が、高速道路のSA・PAにEV用充電器を設置することが想定されているとは言い難い状況というのが、公取委の見解となった。 EVの充電サービスの市場が活性化するためには、設置事業者などの新規参入を促すことが望ましい。複数の事業者の中から設置者を選定することで、サービスの競争も活発化すると言える。また、NEXCO各社は今後、料金据え置きで高速道路から一時退出を許可し、EV充電を行えるようにする仕組みを導入する。これにあたっても、充電事業者を特定しないことが言わずもがな望ましい。 公取委は、報告書の結果を経済産業省と国土交通省に申し入れるという。これにより具体的な対応策などが練られ、施行または改善されることを期待する。 さらに今後は、高速道路におけるEV充電サービス及び関連するサービスの市場の動向を注視し、場合によっては独占禁止法の適用も視野に入れた厳正かつ的確な対処をしていくという。 EVの充電サービスも、メーカーが自社のユーザー向けに展開しているもの(例えばテスラのスーパーチャージャーやポルシェのターボチャージャーなど)や、従量課金制の料金を採用する充電インフラがあったりする。それらのサービスをEVユーザーが自由に選べるようにし、サービス提供側も自由に価格などを設定できるように促すのが、本来の自由競争の姿だろう。 「高速道路は閉鎖された特殊な環境で、対応できる事業者も限られ……」というのは言い訳にならない。公取委も示したように、高速道路上でのEV充電サービスの活性化というビジネスチャンスを潰していることにもなる。これは今後導入が進むであろう高速道路上の水素ステーションにも当てはまるだろう。 いずれにせよ、高速道路上の充電インフラ・水素充填インフラは足りていないのが現状である。自由な競争の上に、EV充電サービスの普及と拡充を図ってほしい。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★リマック、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて「ネヴェーラ」がEVの最高記録を樹立……49.32秒を記録、出場車両全体でもトップタイム ★★中央電力、マンションのユーザー向けに月額3,000円定額制EV充電サービスを提供……「マンション防災サービス」導入のマンション向けに展開[詳細はこちら<click>] ★★生協連合のグリーンコープ共同体、移動販売車にEVを導入……丸紅オートモーティブ経由でフォロフライ製のEVと充電マネジメントシステム「GOVAN」を導入 ★ポールスター、「ポールスター3」と「ポールスター5」のプロトタイプが「グッドウッド」に登場……両車ともにヒルクライムを実走 ★スーパー・スポーツカーの合弁会社ブガッティ・リマック、「BMW iシリーズ」のシニア・バイス・プレジデントを務めたロバート・アーリンガー氏を幹部に迎えることが決定……10月1日に入社、ブガッティとリマックの次世代のアーキテクチャーを担当 ★セアト、スペイン・マルトレルにバッテリー・セルの組み立て工場を建設……「クプラ・ラヴァル」への供給のほか、親会社のVWグループの工場としても機能 ★パイオニア、研究開発拠点をインドに新設……EV向けのインフォテインメント・システムの研究開発など推進 ★エネコートテクノロジーズ、「車載用ペロブスカイト太陽電池」をトヨタと共同開発へ……20%以上高い発電効率に加えて薄いため曲げられるのが特徴 ★国産ドローンのエアロセンス、「世界ドローンコンペ」で優勝……神戸大学とのジョイントチーム、VTOL(垂直離陸)型のドローン「ラロボウイング」が緊急物資輸送を模した競技で最高得点 ★EU、ウルグアイとグリーン水素に関する協力を強化……欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長と、ウルグアイ東方共和国のルイス・ラカレ・ポウ大統領が覚書を締結 ▶︎不具合情報◀︎「ジャガー I-ペイス」とニチコン製の急速充電器「NQM-UCY04」の接続時に150kWおよび90kWの出力での充電ができないおそれ……eモビリティ・パワーが7月12日時点で確認 デイリーEVヘッドライン[2023.07.19]

TAG: #NEXCO #THE視点 #充電インフラ
TEXT:TET 編集部
ポルシェ、オープンスポーツのコンセプトEV、ビジョン357スピードスターを発表。356にオマージュ

独ポルシェは7月13日、イギリスで開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、新しい電動スポーツカーのコンセプトモデル「ビジョン357スピードスター」をお披露目した。 ビジョン357クーペに対してパワートレーンをEV化 今回ポルシェが製作したビジョン357スピードスターは、その名が示すとおり、今年1月に公開されたコンセプトカー「ビジョン357」(クーペ)のオープントップバージョンだ。ビジョン357はポルシェ初のスポーツカーとして1948年に登場した「356」にオマージュを捧げる2ドアクーペコンセプトで、現行ポルシェの中でも特別スパルタンな「718ケイマンGT4 RS」をベースとしていた。 ポルシェでは、ビジョン357をオープントップ化するあたり、パワートレーンも大胆に換装。ミッドシップレイアウトされた500psを発生する4.0リッター直6ガソリンエンジンは、モーターとバッテリーに置き換えられ、ビジョン357スピードスターは完全なバッテリー電気自動車(BEV)となっている。 詳しいスペックは公開されていないが、モーターとバッテリーのテクノロジーは2021年に公開された電動レーシングカーコンセプト「ミッションR」に、シャシーは「718 GT4クラブスポーツ」に、それぞれ由来するという。参考までミッションRはツインモーターで全輪を駆動し、そのパワーは最大で1,088psに達するモンスターマシンだったから、ビジョン357スピードスターもほぼ同等のスペックを備えている可能性がある。 そして、ポルシェ伝統のスピードスタースタイルを採用したことも、このコンセプトカーの大きなトピック。というのも、低いウインドウシールドに簡素な幌を持つスピードスターは、ポルシェの元祖たる356にも設定されたスポーツカーならではのボディスタイルで、ブランドのルーツを表現するビジョン357としてこれほどふさわしいバリエーションはないからだ。 >>>次ページ ケイマン/ボクスターのEV版を示唆か

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AEM水電解装置の導入と同時に設置された水素貯蔵システム(東京ガス)
TEXT:福田 雅敏、ABT werke
グリーン水素を23区内にて“製造直売”……東京ガス、「千住水素ステーション」にて国内初の実施[2023.07.18]

既存のステーションを乗用FCEV30台/日の生産能力を有する簡易型のグリーン水素製造・直売所に刷新 輸送コストを削減でき水素価格の低下に効果的か 【THE 視点】東京ガスは7月13日、「千住水素ステーション」において、「AEM水電解装置」を使用した水素の製造・販売を国内で初めて開始したと発表した。 本ステーションは、2016年の営業開始から敷地内にて都市ガスから製造した水素を販売してきた。しかし昨年度の夏に、実質再生可能エネルギー100%(非化石証書付与済み)の電力へ切り替えたことから、「AEM水電解装置」(※)を導入し、CO2フリーの水素の製造・販売が可能となった。 ※AEM:Anion Exchange Membrane(陰イオン交換膜)の略 「AEM水電解装置」は、比較的新技術のため採用の実例は少ないのだが、以下の特徴を持つ。 「シンプルな構造」 「小型のモジュールを組み合わせ水素の製造量を柔軟に調整可能」 「限られたスペースを有効可能」 「セルの部材に使用できる材料の選択肢が広い」 「セルスタックの低コスト化が可能」 ちなみに今回導入した「AEM水電解装置」は、30モジュールを組み合わせ、水素製造量15Nm3/h規模の設備となっている。モジュール単位での操作が可能で、障害が発生した際も設備全体の運転を継続可能。水素製造装置の稼働率を上げるために夜間も水素製造を行い、今回同時に設置した水素タンクに1MPa未満で貯蔵するという。 東京ガスは、「AEM水電解装置」の適切なシステム構成や運転管理等のノウハウの獲得を進め、工場や水素ステーション等それぞれの現場に最適化した「AEM水電解装置」の導入支援や、水素供給ビジネスの展開を狙うとしている。 燃料電池車(FCEV)は走行時のCO2排出はゼロだが、肝心な水素の製造には電気が必要。今回の設備は、FCEVのカーボンフリーの度合いを高めるのに効果的であろう。 ステーション内にて水素を製造する「オンサイト方式」をとったことも注目点である。輸送の必要がないため、CO2の削減に効果的と言える。 15Nm3/hの水素製造能力は、1日に換算すると360Nm3となる。乗用タイプのFCEVの水素充填量を5kgとすると、30台分に相当する量だ。 東京ガスの水素ステーションでの価格は、正直なところ比較的高額である。しかしこの設備の導入が進めば水素価格の低減を期待できるし、カーボンフリーに貢献できるとなれば、今後積極的に利用を考えたい。是非ともこの現場を見学したいものだ。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★ポルシェ、新型コンセプトEV「ポルシェ・ビジョン357・スピードスター」を発表……オープンボディのスポーツモデル、「718 GT4 eパフォーマンス」の技術を活用[詳細はこちら<click>] ★★フォード、「マスタング・マッハ-E・ラリー」を公開……ラリーテイストを盛り込んだデザインを採用、ヨーロッパとアメリカに導入予定 ★★パワーエックス、蓄電池型の超急速充電器「ハイパーチャージャー」が「チャデモ」に対応……今夏よりパワーエックスのチャージングステーションに設置予定[詳細はこちら<click>] ★★フォーミュラE第14戦ローマ、日産のノーマン・ナトーが2位表彰台……優勝はジェイク・デニス(アバランチ・アンドレッティ)で、ランキングのトップに ★ヒョンデ、「アイオニック5 N」を発表……ヒョンデの高性能車「N」初のモデル、2モーター式のAWDで最高出力650ps(478kW)[詳細はこちら<click>] ★GM、「ハマー EV 3X ピックアップ」の航続距離が拡大……新グレード「エクストリーム・オフロード・パッケージ」を追加、航続距離は613km ★イギリスの新興バッテリーメーカー「nyobolt」、6分で充電を完了できるバッテリー技術を開発……航続距離250km以内なら完全充電、既存の充電インフラをそのまま使用可能 ★アウディ、「Böllinger Höfe」工場にて最新のファクトリー・オートメーションが7月から本格稼働……「e-tron GT クワトロ」「RS e-tron GT」の生産に活用 ★テスラ、「1Day試乗キャンペーン」を実施……7月31日(月)まで、「モデル3」「モデルY」を用意 ★プラゴ、神奈川県内のミニストップ3店舗にEV用充電器を設置……綾瀬大上店/都筑荏田南4丁目店/中原下新城3丁目店にて、最高出力50kWタイプの急速充電器「プラゴ・ラピッド」を1基ずつ ★テラモーターズ、沖縄県のホテル「むら咲むら」<中頭郡読谷村>にEV用充電器を導入 ★JAF、電動キックボードの衝突実験結果を公開……ヘルメットなしの危険性を訴求 ★日産、東京東村山市とEVの活用施策で連携……「リーフ」6台を公用車に導入、電源車としての活用も視野 ★フォーミュラE第13ローマ、ミッチ・エヴァンス(ジャガーTCS)がポール・トゥ・ウィン……レースは大クラッシュが発生する荒れた展開に デイリーEVヘッドライン[2023.07.18]

TAG: #THE視点 #国内ビジネス #水素インフラ
TEXT:田中 誠司
あらためて、一泊二日の小旅行で学んだこと:フォルクスワーゲン「ID.4 Pro Launch Edition」

EVにちょうどいい距離を旅する フォルクスワーゲン「ID.4 Pro Launch Edition」で都内から銚子まで、一泊二日の小旅行をしませんか? という誘いがTET編集部に舞い込んだ。EV(電気自動車)専門媒体を対象にした小規模なイベントであるという。 銚子は昔から僕が気に入っている街だ。太平洋を一望できる展望公園、犬吠埼灯台、古めかしい町並み、銚子電鉄、醤油工場といった数々の観光名所にくわえて、いくつかの魅力的な寿司屋とカフェがある。 出発地から宿泊先まで単純な往復距離は260kmと、メーカーが公称する一充電走行距離が613kmにおよぶID.4 Pro Launch Editionにとっては造作ない範囲だ。 最近、長距離移動の際に意図してBEV(バッテリーEV)を利用させてもらうようにしているのだが、現地での寄り道や渋滞、途中での人の乗せ下ろし等、一充電走行距離が目的地までの往復距離より100kmくらい多くないと余裕を持って旅を楽しめない気がしている。 最近では道の駅や高速道路のSA・PAに急速充電器が増えたとはいえ、多くの場合30分に限られる充電時間では“注ぎ足し”程度の効果しかない。朝までに回復できるよう、普通充電器を用意してくれている宿泊施設も最近増えてはきたものの、それが備わるホテルはまだまだ数が限られる印象だ。 VWグループ車両ならPCAを利用できる! 旅の途中での充電に関して、もうひとつの選択肢が各メーカーが自動車ディーラーに用意する急速充電器だ。VWグループではPCA(プレミアム・チャージング・アライアンス)と称して、フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェの各ディーラーが連携してそれぞれの充電器を共通で利用できる試みが2022年から始まった。このPCAの傘のもと、全国で急速充電器を利用できるディーラーは207拠点(2022年末時点)におよび、充電器総数は218であるという。 VWグループに属する車両のオーナーは、スマートフォンにPCAアプリをインストールし、月額会員か都度会員かを選んで利用者登録を行う。月額会員は月会費が1,800円、登録に2,000円を要するものの、150kWの急速充電が都度会員では1分あたり200円であるところを、1分あたり75円で利用できる。 われわれが立ち寄ったフォルクスワーゲン江戸川の急速充電器は90kWスペックだったので、月額会員は1分あたり45円、都度会員は1分あたり120円の利用費になる。充電の開始はアプリで充電器のQRコードを読み込んでケーブルを指すだけと簡単だ。個別に専用のカード等を用意しなくてもいい手軽さと安心感も好ましい。時間の都合からほんの少しだけ充電した際のペースは71kW。仮に30分充電したとすれば36kWを補充でき、今回の総電費が6.2km/kWhであったことから計算すると約226km分を蓄電できたことになる。 ひとくちに急速充電器と言っても、充電速度が思いのほか伸びないケースは多々あるし、そもそも充電器とクルマの相性か、まったく充電が始まらなかったり、途中で終わってしまうこともある。そこへ行くと、確実に90または150kWの充電器を用意してくれているPCAの取り組みはオーナーにとって大きな安心要素になるだろう。

TAG: #ID.4 #VW #試乗
TEXT:烏山 大輔
環境エネルギー・リユース事業を手掛ける永輝商事、EV用充電器を販売へ

環境エネルギー・リユース事業を展開する永輝商事は、EV(電気自動車)市場の拡大を背景にEV用充電器の需要が増加することに着目し、EV用充電器の販売事業への参入を発表した。展開するのは、仏IES Synergy社製の充電器だ。 取扱充電器とその特徴 IES Synergy社は、フランスで1992年に設立されたEV用充電器メーカー。先進的かつ多用途、ユニバーサルなモビリティソリューションを標榜し、製品展開を行なっている。 永輝商事によると、耐久性と持続可能性を兼ね備えたIES Synergy社EV用充電器は、日本市場に適した製品であるとしている。 取り扱う充電器は3つあり、いずれもOCPP1.6対応でSmart charge(従量課金対応可)とのこと。 Wallbox G3_CHAdeMO 24kWの急速充電器。壁掛けも可能なコンパクト構造で、独自開発のフィルターなしの設計でメンテナンスフリーな充電器。 インテリジェントACチャージ 左:スタンダード(NEO-07-C,4inch LCDパネルタイプ) 右:プレミアム(NEO-07-P,7inch タッチパネルタイプ) 6kWの普通充電器。デザイン・操作ともシンプルで、屋外使用に適した堅牢な設計が特徴。APPで充電予約や深夜充電、充電停止などの遠隔制御が可能。 180kW Station Dual_CHAdeMO 180kWの急速充電器。デュアル口で同時に2台の車の充電ができる。また、超急速で充電時間の短縮が可能。 バーチャルパワープラント市場へ 永輝商事は、急速充電器からEV用充電器市場に参入し、その範囲を普通充電器市場にも拡大していく計画だ。長期的な目標として、バーチャルパワープラント※(VPP)市場への足がかりを確立することを目指す。 (※再生可能エネルギーや蓄電池、電気自動車など小規模なエネルギーリソースを、IT技術を用いて制御し、ひとつの大きな発電所のように機能させる技術のこと) EV充電器の市場拡大を図るうえで、各地の自治体や企業との連携も積極的に進めていくという。

TAG: #IES Synergy #充電器 #永輝商事

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