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通勤車を電気自動車に変えて、職場で充電!Hakobuneによる新しいEVの活用法


TEXT:烏山 大輔
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EVの電気で自宅も脱炭素化できる!

「Hakobune」サービスは、EVに充電された電気を職場や自宅、地域の様々な場所に還元しようとしている点も新しい。例えば日中に会社で満充電になったEVで自宅に帰り、夜間にEVから自宅に電力を供給することもできる。そうすれば自宅の電気代も節約することが可能だ。Hakobuneでは自宅に設置するV2H機器の案内も行っている。

気になるHakobuneからレンタルできるEVの条件は、「国内でメンテナンスが可能な車種」なので、国産車はもちろんのこと、輸入車からも選択できる。EVを蓄電池としてみると、意外にも輸入車の方がコスパの良いモデルがあったりもする。

また、Hakobuneでは将来的に住友商事グループと連携し、EVをまとめて、一つの大きな蓄電池として活用(VPP:Virtual Power Plant)することも考えている。

米アップル社は、サプライヤーに対して、2030年までの脱炭素化を求めるなど、「選ばれる企業になるため」「事業を存続するため」にも、今後はますます事業活動における脱炭素化の流れは強まっていくかもしれない。その足がかりとしても「Hakobune」は有効ではないかと思う。脱炭素社会に意欲的な環境先進企業として、ステークホルダーから高い評価を得られることも考えられるだろう。

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