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渋滞知らずで遅延なく医薬品を配達
伊藤忠商事は、茨城県つくば市にて実証実験中の、医薬品のドローン配送を実機とともに紹介していた。ドイツのウイングコプター製の機体を使用しており、ペイロードは4.5kgとなっている。
クルマを使用した輸送では、渋滞などで時間が読めなくなることもあるが、空輸ではその心配もなく輸送の安定化が図れるという。災害時に道路が分断された場合の輸送にも非常に効果があるだろう。
150kgの重量級の輸送に対応
輸送を目的とした大型のドローンとして、テクノシステムがペイロード150kgクラスの大型のものを展示していた。サレジオ高等専門学校と湘南工科大学と共同開発したものだ。
150kgと言うと、人間を2人以上も運べる計算になる。これだけの重量を運べれば空飛ぶクルマへの技術的な転用も難しくはないだろう。