コラム
share:

岡崎宏司の「EVは楽しい!」第16回:新型「プジョー E-208」の印象


TEXT:岡崎 宏司
TAG:

身を預けたくなる。アルカンターラのシート

インテリアは基本的にキープコンセプトだが、グリーンのステッチの入った黒のアルカンターラを含むシートの表情は新鮮だ。

まだ実車に触れていないのでなんとも言えないが、現行モデルでは少し物足りないインテリアの質感が引き上げられていたら嬉しい。

そうしたら、「ほしい!」という衝動は抑えきれない状態にまで進んでしまいそうだ。

引き上げられたパワー、そして足回りはどうだ?

BEVのE-208の動力性能には目立った変化はない。現在のところでは、パワーが156psに引き上げられている(現行車は136ps)こと以外に変化/進化のアナウンスはない。

バッテリーは51kWh(現行車は50kWh)に、一充電あたりの走行距離は400km(現行車は395km)に、ほんのわずか前進しただけだ。

これも実際に運転してみなかればわからないが、運転支援システムの改良も行われていると伝えられている。

僕が期待しているのは、カタログ上での違いはなくても、現行車では、不整路面でやや粗さを(とくにリア)感じる乗り心地の改良だ。ランニングチェンジの成果が上がっていることを望んでいる。

とにかく、実車に触れたい!

上記のように、欧州では去る7月に発表。11月から発売されるとのことだが、日本はいつになるのか。2023年末から2024年の早い時期と見るのが妥当なような気がする。

とにかく僕は、エクステリアには文句なしに惹かれている。加えて、インテリアの質感が上がり、乗り味の洗練が上がっていれば、現行車から買い換える確率はぐんと上がる。

早く、実車に触れたい!!

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
BYDの売り上げ鈍化に注目しても意味なし! むしろ心配すべきはテスラか? BYDは利益率も投資額も驚くべき水準だった
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
more
ニュース
BYDの勢いが止まらない! 新エネルギー車の生産台数が世界初の1000万台を突破
日産からセダンのEVが出るぞ! 中国向け車両「N7」を初公開
過酷なダカールラリーで排気量998㏄の「水素小型エンジン」を鍛える! HySEが2025年の参戦を発表
more
コラム
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
自宅で充電できないけどEVを買う人が増えている! ただしいまのインフラ状況だと「セカンドカー」で乗るのが正解
充電が無料でできる施設は税金のムダ遣い? 地方自治体の取り組みの是非を考える
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】二度見必至の存在感は普通のコナとはまるで別モノ! イメージを大きく変えたヒョンデ・コナ「N Line」に乗って感じたマルとバツ
ボルボEX30で11時間超えの1000km走行チャレンジ! 課題は90kWまでしか受け入れない充電性能
EV専業の「テスラ」とEVに力を入れる従来の自動車メーカー「ヒョンデ」! モデルYとコナを乗り比べるとまったく違う「乗りもの」だった
more
イベント
外からもまる見えな全面ガラスドアも高齢化が進む地域のモビリティとして最適!? タジマの超低床グリーンスローモビリティ「NAO2」が斬新すぎた
EVはレアメタルが詰まった都市鉱山! CEATEC2024でBASC展示が提唱するサーキュラーエコノミーというバッテリーとは
畳めるバイク! 階段を上り下りできるカート! 自由な発想のEV小型モビリティが作る明るい未来を見た!!
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択