試乗
share:

[レクサスRZ450e]e-TNGAとDIRECT4による「走り」[試乗記:その1]


TEXT:小川フミオ PHOTO:小河原 認
TAG:

bZ4Xとの違い

71.4kWhのバッテリーに、前輪用が150kW(203.9ps)、後輪用が80kW(109ps)のモーターの組み合わせ。

トヨタbZ4Xは同じ総電力量のバッテリーを使うが、AWDの場合、フロントモーターの最高出力は80kWに抑えられている(リアは同一)。パワフルなモーターの組合せはRZならではの特長だ。

じっさい、RZの特徴は、という問いかけに、以前テストコースで話を聞いた開発責任者の渡辺 剛・製品企画主幹は「走り」を挙げていた。

「クルマの応答性を高めることは、開発陣が努力を重ねたところです。ボディの剛性を徹底的に見直しました」

じっさいに、そう聞いていたとおり、東京都内の一般道と高速道路を走らせたときの印象は、大型車の美点であるしっとりした乗り心地と、たしかなフィールのハンドリングをそなえていた。

レクサスRZ450e version L
全長:4,805mm
全幅:1,895mm
全高:1,635mm
ホイールベース:2,850mm
車両重量:2,110kg
前後重量配分:前1,130kg、後980kg
乗車定員:5名
交流電力量消費率:147Wh/km(WLTCモード)
一充電走行距離:494km(WLTCモード)
最高出力:前150kW(203.9ps)、後80kW(109ps)
最大トルク:266Nm(27.1kgm)、後169Nm(17.2kgm)
バッテリー総電力量:71.4kWh
モーター数:前1基、後1基
トランスミッション:eAxle(1速固定)
駆動方式:AWD
フロントサスペンション:マクファーソン・ストラット式
リアサスペンション:ダブルウィッシュボーン式
フロントブレーキ:ベンチレーテッドディスク
リアブレーキ:ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ:前235/50R20、後255/45R20
最小回転半径:5.6m
荷室容量:522L
車両本体価格:880万円
TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
ブレーキダストを封じ込めて環境対策! メルセデス・ベンツが開発したEVならではの技術「インドライブ・ブレーキ」ってどんなもの?
ヒョンデの魅力を日本に伝える新たな拠点! 「ヒョンデ みなとみらい 本社ショールーム」がグランドオープン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
more
ニュース
EVからEVに急速充電で可能性は無限大! 「V2V」を実現する移動式急速充電車「MESTA Pro」が誕生
日本初のEVマイクロバスとEV大型観光バスがついに姿を見せた! EVモーターズ・ジャパン「V8-Micro Bus」と「F8-Coach」がバステクで初公開
国際興業がいすゞエルガEVを埼玉県に初導入! パワーエックスとの提携で走行時CO2排出ゼロに取り組む
more
コラム
これがトヨタの本気だぜ! 新型bZ4Xの日本導入が待ち遠しい!!
EV時代は変速機が不要になるからトランスミッションメーカーが危ない……は間違い! EV時代に重要になる「精密な歯車」の技術
日産の起死回生の一撃がスゴイ! 「この中身でこんな安いの?」驚きしかない最新EVセダン「N7」
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】5台の輸入EVに一気乗り! エンジン車に勝るとも劣らない「個性」が爆発していた
【試乗】CR-Vに中身を乗っけただけのプロトなのにもう凄い! ホンダの次世代BEV「0シリーズ」に期待しかない
【試乗】二度見必至の存在感は普通のコナとはまるで別モノ! イメージを大きく変えたヒョンデ・コナ「N Line」に乗って感じたマルとバツ
more
イベント
公道レース「フォーミュラE東京」が帰って来る! チケットを持っていなくとも無料で1日遊び尽くせる2日間
災害に備えて未来を楽しむ! 「AWAJI EV MEET 2025」の参加はまだまだ受付中
災害時にも活躍できるEVの可能性を淡路島で体験! 「AWAJI EV MEET 2025 from OUTDOOR FEELS」開催決定
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択