レクサスが、バッテリーEV(BEV)専用モデルである新型「RZ」を発売した。発売を記念した特別仕様車“First Edition”は最初の500台限定だ。First Editionは940万円、version Lは880万円。
新型RZは、レクサス初のBEV専用モデルであり、電動化技術がもたらすレクサスらしいクルマを感性に訴えかける走りとデザインで体現し、BEVを軸とするブランドへの変革の起点となるモデルである。BEV専用プラットフォーム(e-TNGA)採用に加え、バッテリーやモーターの最適配置による理想的な慣性諸元や、軽量かつ高剛性なボディの実現により、車両の基本性能を大幅に進化させている。また、電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」の採用などで、より人とクルマが一体となった気持ちの良いドライビングフィールを提供する。
新型RZのエクステリアデザインは、BEVならではのシームレスな加速感や躍動感を表現するとともに、スピンドルグリルをスピンドルボディと一体化することで、BEVの機能的な進化や空力性能の向上を図っている。また、インテリアデザインにおいては、SDGsやサステナブルなモビリティを中心に考え、洗練された空間づくりにこだわり、シンプルな設えの中にも上質さや細やかさを感じられる空間を実現。さらに、パノラマルーフや輻射熱ヒーターを含めた空調の協調制御による高効率な暖房システムなど、快適な室内空間を提供する機能も備えている。
発売にあわせ、「LEXUS Electrified Program」というサービスプログラムも提供される。このプログラムは、オーナーがRZとともに過ごす時間をより豊かにするために設けられたもの。商業施設などに設置された「レクサス充電ステーション」が同プログラム加入者は事前に予約が可能で待ち時間なく150kW以上の急速充電器が利用できるなどのサービスを受けられる。