イベント
share:

観光型EVバス普及で浮き彫りになる問題……専用の充電インフラがない[THE視点]


TEXT:福田 雅敏 PHOTO:福田 雅敏
TAG:

バスを含む大型・中型商用EVに対応した充電インフラの整備を急げ

バス会社の脱炭素化を進めながら、インバウンド需要などに対応するためにも、観光タイプのEVバスは無視してはいけない存在だ。大型EV用の充電・電源供給装置の整備はなくてはならない。

もちろんその電源は、トラックにも電源を供給できるように設計する必要がある。それで冷凍・冷蔵機能を備えたEVトラックの長距離運用も可能になるはずだ。

バステクフォーラムへの参加はこれまで何度かあるが、大阪会場での参加は初めてであった。大阪は正直なところ、交通のアクセスが良いとは言えず参加人数も少ないのではと思ったが、想像以上に多かったので驚いた。

イベント内容は、展示・試乗会や、最新機器・用品・システムの展示に加えて、デモ・ワークショップなどメニューが多く、業界関係者やバスのファンからも支持されているようだった。

主催者から聞いた話では、秋には「バステク首都圏」が行われるとのこと。ぜひ現在のEVバス事情を体感してほしい。続報が入り次第当媒体でも紹介したい。

EVバスへの注目度は確実に高まっている。

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
BYDの売り上げ鈍化に注目しても意味なし! むしろ心配すべきはテスラか? BYDは利益率も投資額も驚くべき水準だった
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
more
ニュース
BMWとトヨタが水素社会実現に向けて協業強化! 乗用車にもFCEVという選択肢を用意する
集え北陸のEVファン! 激レア車「モバイルサービスカー2号機」が登場する「Hyundai EV FAIR in ウエストプラザ」開催
欧州日産がアクシオナと提携! 超小型EVと電動バイクを販売
more
コラム
電費は抜群! 充電性能も文句なし! BYDシールの実走行テストでわかったEVとしての高い能力
BYDシールで1000km走って「充電性能の安定性」に衝撃! リアルワールドでも「コスパ最強」が証明された
日本で発売直後なのに中国では年次改良で新型登場! BYDの新型SEALの実力がヤバい
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】二度見必至の存在感は普通のコナとはまるで別モノ! イメージを大きく変えたヒョンデ・コナ「N Line」に乗って感じたマルとバツ
ボルボEX30で11時間超えの1000km走行チャレンジ! 課題は90kWまでしか受け入れない充電性能
EV専業の「テスラ」とEVに力を入れる従来の自動車メーカー「ヒョンデ」! モデルYとコナを乗り比べるとまったく違う「乗りもの」だった
more
イベント
目のつけどころが「シャープ」なEVコンセプト発表! 「LDK+」を「SHARP Tech-Day’24 “Innovation Showcase”」で公開
1万km走行相当の利用券が10名に当たる! テスラがスーパーチャージャー10周年を記念したキャンペーンを実施
免許がなくても参戦できる! マツダが「MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2024」を開催
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択