イベント
share:

路線型EVバスは乗客に優しい乗り心地……「2023 バステクフォーラム」よりレポート[THE視点]


TEXT:福田 雅敏 PHOTO:福田 雅敏
TAG:

国内製造を控えるEVバス最右翼「EVモーターズジャパン」

EVモーターズ・ジャパンの「F8シリーズ2-シティ・バス」は、全長10.45m×全幅2.49mの大型路線バス。定員は77人乗り。最大容量210kWhのバッテリーを搭載し、280km(社内基準値)の航続距離を持つ。モーターは最高出力240kW(326ps)。ステンレスのシャシーにFRP(ガラス繊維プラスティック)のボディを載せることで軽量化している。

1/100万秒で、モーターのリアルタイムの制御が可能な独自技術「アクティブ・インバーター」を搭載し、世界でもトップレベルの電費性能とバッテリーの高寿命化を実現したという。現在は中国生産だが、4,800万円(標準車)という価格はリーズナブルに感じる。

実際に後部座席に座り試乗した。直線での急加速でもインバーターやモーターの音が静かで、タイヤのバタつきも少なく乗り心地が良かった。この快適性であれば、日本の乗客にも受け入れられるのではと感じた。「F8シリーズ」の路線バスでは、この他に8.8mと7mタイプをラインナップする。

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
日本は3年連続「日産サクラ」がトップ! じゃあ中国・欧州・アメリカで一番売れてるEVってなにか調べてみた
電気自動車って「お金的に」得? エンジン車と諸々の費用を比べてみた
リーフのバッテリーパックをバラして積むって意外に大変! 初代フィアット・パンダのEV化に挑戦してみた【その5】
more
ニュース
新型エルグランドがいよいよe-POWERで登場!? 「EVの雄」日産のジャパンモビリティショー2025は電動モデルが盛り盛り
トヨタの新型モビリティでお台場周辺が一気に便利になる! 「eパレット」と「C+walk」が街全体の活性化にも貢献
ホンダがカーボンニュートラル実現に向け二輪の電動化を加速中! 欧州でネイキッドモデル「WN7」を発表
more
コラム
テスラキラーとまで言われたがどうなった? ソーラーパネルが注目の「エジソンフューチャー」のいま
ただバッテリーとモーターに置き換えただけのモデルと思うなよ! N-ONE:eはN-ONEとはデザインまでまったく違う「一車入魂」の力作だった
EVにレアメタルを使わない電池が普及するとレアメタルのリサイクルの採算が合わなくなる……そんな説の真偽を考える
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗
【試乗】5台の輸入EVに一気乗り! エンジン車に勝るとも劣らない「個性」が爆発していた
【試乗】CR-Vに中身を乗っけただけのプロトなのにもう凄い! ホンダの次世代BEV「0シリーズ」に期待しかない
more
イベント
EVだけじゃなく水素でも世界をリードする! 「ヒョンデ」がジャパンモビリティショー2025で新型ネッソを本邦初公開
軽自動車市場参入を表明したBYDの軽EVはスライドドアのスーパーハイトワゴン!? 注目モデルが目白押しなジャパンモビリティショー2025のBYDブースは要注目
ホンダはジャパンモビリティショー2025で「陸・海・空・宇宙」を制す!? 「FUN to Drive」な小型EVと「0シリーズ」の新型SUVを世界初公開
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択