環境に配慮したアウトドア向けモデルも続々登場
レクサスのカーボンニュートラル化に向けた取り組みはバッテリーEVだけにとどまらない。併催された東京アウトドアショーでは、アウトドアとクルマを結びつける「OVERTRAIL PROJECT(オーバートレイル・プロジェクト)」を発表し、そのコンセプトに沿ったコンセプトカーを披露した。
ブースには、2022年11月に発売した「RX450h」をベースにルーフトップテントのほか、ラフロードの走行に合わせてモディファイを施した「RXアウトドア・コンセプト」を展示。ボディカラーまで専用とされた同モデルは、キャンプサイトでも羨望の眼差しを集めそうだ。
他にも、水素エンジンを搭載し、環境に配慮しつつ、エンジンの鼓動を楽しめるバギータイプのコンセプトカー「ROV CONCEPT(コンセプト)2」や、北米や中東で展開している「GX460」をベースに、過酷な環境下でアウトドアを楽しめるようにした「GXアウトドア・コンセプト」など、アウトドアライフを楽しく演出するショーモデルがお目見えした。
これらのショーモデルからは、レクサスが今後注力していくであろう商品の方向性や、パワートレインにかかわらず、多様化するユーザーのライフスタイルに合ったクルマを送り出そうというメーカーの姿勢がうかがえる。アウトドア向けのEVも今後ますます充実していくことが期待できそうだ。
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