操縦桿タイプのステアリングを採用展開
このほか、既にbZ4Xで実用化されているステアバイワイヤによる操縦桿タイプのステアリングも採用を拡大していくようで、機械的な連結部分がない特性を活かし、将来的には自動運転時にステアリングが格納されたり、左右好きな席で運転できたりするBEVが実現しそうだ。
さらに、走行性能に関しては、アイシン、デンソーなどトヨタグループの技術を結集した小型駆動システムを開発中。モーターはHEVの約40%、ギアトレーンは従来品から約53%、インバーターも同約58%の小型化に成功したとのことで、これにより、着座位置の引き下げ、室内空間の拡大、空気抵抗の低減、クールなルーフデザインなど多くの恩恵がもたらされるという。
以上はトヨタの次世代BEVに関するこだわりのごく一部。今後も、2026年に向け引き続き新技術が発表されるだろうから、トヨタからの発表に注目していきたい。
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