大人気モデルが早くもマイナーチェンジ!
シャオミが待望のSU7のモデルチェンジバージョンを正式発売しました。航続距離900km超えを始めとしてEV性能を全面的に刷新しました。とくにテスラとの優位性をさらに広げてきたという最新動向を解説します。
まずシャオミは2025年の年間EV販売台数で41万台を突破しました。さらにセダンのSU7は24.6万台以上を販売することに成功し、これまでの絶対的王者だったテスラモデル3をはじめ、BMW 3シリーズ、アウディA4L、メルセデスCクラスという通称「34C」も圧倒しています。

そしてシャオミはさらなる競争力の強化のためにSU7のモデルチェンジを実施してきました。新型SU7における主要なアップグレード内容は以下のとおりです。
・全グレード800Vシステム
・改良型モーター「V6s Plusモーター」
・全グレードLiDARを搭載
・後席サイドエアバッグ追加
・シャオミ内製2200MPa級の熱間成型鋼
・フロントの4ピストンブレーキキャリパー
・センターコンソール、ステアリング、アンビエントライトの設計変更
・シートマッサージ機能を追加
・リアサイドガラスを含めた全面の二重ガラス化
・ProとMaxグレードにCDC付きデュアルチャンバーエアサスペンション
このように、旧型SU7で指摘されていた改善点を全面的にアップグレードしてきた格好です。

今回のアップグレード内容によって、EV性能も大幅に進化しています。中間グレード「Pro」は中国CLTC基準で902kmと、旧型から70km以上も延長されています。とくに新型SU7ではグリップ性能向上のためにリヤタイヤが265/45R19と太くなっており、本来であればタイヤの転がり抵抗は上昇するはずですが、それでも航続距離が延びていることからパワートレインの効率性が大幅に向上した模様です。
さらに充電性能もMaxグレードは5.2C超急速充電に対応し、エントリーグレードでも800Vシステムを採用したことで、15分間で450kmぶんの航続距離を回復可能となりました。動力性能もMaxグレードの最高出力は508kWを発揮し、0-100km/hタイムも3.08秒、100km/hからの制動距離も33.3mを実現。とくに100km/hからの制動テストを45回繰り返してもフェードしないという耐久性も実現しています。
さらに、エアサスペンションのなかでもより緻密な制御が可能となるデュアルチャンバー方式をProとMaxに標準搭載し、自動運転システムも全グレード標準でLiDARとNvidia製新型チップ「Drive Thor-U」を標準搭載してシティNOAや高度駐車機能にも対応しました。
ちなみに、YU7で好評だった電動開閉式のフランクも採用しています。UWBと外部集音マイクを組み合わせて、音声操作でフランクを電動開閉することも可能です。

そして値段設定は全グレードで4000元(約10万円弱)の値上げに留まりました。シャオミCEOのレイ・ジュン(Lei Jun)は、新型へのアップグレード内容によって生産コストは2万元近く上昇していると説明しており、それを踏まえると実質的な値下げと言えるかもしれません。

















































