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キャデラックが新型EV「オプティック」を発表! クラス最高の室内空間を誇るエントリーモデル


TEXT:TET 編集部 PHOTO:キャデラック
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10以上の地域でグローバル展開

現地時間2024年5月29 日、キャデラックは新型EV、「オプティック(OPTIQ)」を発表した。

「リリック」、「エスカレード IQ」、「セレスティック」、そして来年発表予定の「ヴィスティック」を含む、キャデラックのEVラインアップに加わることになる。

初公開されたヨーロッパは意外にも、10以上の地域で販売される予定だ。

キャデラック・オプティックのフロントスタイリング

「オプティック」はスポーティな走りに貢献する、デュアルモーター全輪駆動を装備。

85kWhのバッテリーパックと標準装備のデュアルモーター全輪駆動推進システムが、最高出力300馬力、最大瞬間トルク354lb-ft(キャデラック推定値)を発揮する。

ドライブモードは、日常的な運転に適した「ツアー」、ドライビングの強化とステアリング操作の向上を図る「スポーツ」、ホイールのスピンを防止する「スノー/アイス」、ブレーキ操作の応答性やステアリングフィールなどを好みに合わせて調整できる「マイモード」を用意。

キャデラック・オプティックの内装

「ワンペダルドライビング」では、あらゆる運転条件下でアクセルペダルのみで車両を減速および停止させることが可能だ。また、このシステムは前進運動エネルギーを電気に変換し、必要時に使用できるようバッテリーパックに蓄積する。

さらに、ドライバーがステアリングに装着された専用の感圧パドルで減速または停止させることができるドライバー制御のブレーキ機能、「リジェン・オン・デマンド」を搭載。

フル充電時の航続距離は、卓越した空力性能により300マイル(キャデラック推定値)を実現。DC急速充電では約10分間で79マイルの航続距離を追加する。

キャデラック・オプティックのリヤスタイリング

「アルティウム」プラットフォーム、「アルティウム」ドライブ・ユニット、そして低燃費タイヤ(LRR)の採用も航続距離に貢献。ベント付きリヤスポイラー、ディフューザーなどにより、デザインを損なうことなく空力性能を向上させた。

デュアルレベル・チャージコードは、家電用の4極コンセント(専門家による取り付けが必要)、または標準的な3極コンセントに接続できる。

エクステリアは、ファストバックスタイルの視覚的な軽快さとキャデラック特有のクロスオーバーEVのスタイリングを融合。

キャデラック・オプティックのサイドビュー

大胆なプロポーションのホイールとタイヤは、「オプティック」のアスレチックなキャラクターを際立たせている。

インテリアにはハイテクで快適、そしてつながりが感じられるようなデザインを採用。

キャデラックのラグジュアリーに独自の解釈を加え、イルミネーションや装飾、直感的に操作できる車載テクノロジー機能を搭載した。

キャデラック・オプティックのシート

33インチ対角の高度なLEDディスプレイは9k解像度で10億色以上を投影。

パターン入りアクセントファブリックは100%リサイクル素材から作られた糸で織られており、ペーパーウッド材はチューリップ材と新聞のリサイクルペーパーを同量ずつ使用している。

荷室容量と2列目はセグメント最高の広さを誇り、広々としたラグジュアリーな空間を実現している。

キャデラック・オプティックの荷室

スーパークルーズドライバーアシスタンス技術には、高精細GPSマッピング、ドライバーアテンションシステム、車線変更機能、ステアリングライトバーを標準装備。

安全・運転支援技術についても、アダプティブ・クルーズ・コントロール、ブラインド・ゾーン・ステアリング・アシスト、エンハンスト・オート・パーキング、フォワード・コリジョン・アラートなどを標準装備する。

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