2023年9月
TEXT:小川フミオ
VW愛!デザイン責任者が語る「電気自動車時代に、わたしたちができること」

IAAモビリティ(ドイツ国際モーターショー)で注目を集めた「ID.GTIコンセプト」を手掛けたVWブランドのヘッド・オブ・デザインにインタビュー。 「GTIのファンのために、私たちは何が出来るかーー」 GTIファンだけでなく、フォルクスワーゲン・ファンだけでなく、世界中の自動車ファンが楽しみにしていること。それは、ひょっとしたら、「ID.GTI」の発売では? フォルクスワーゲン(VW)が、「ID.GTIコンセプト」を、2023年9月初旬のミュンヘンでの自動車ショー「IAAモビリティ」で発表したのは、既報のとおり。 「私たちは、まもなく電気自動車の時代に入ります。そのときに、GTIのファンをどうするか。そのひとたちのために、私たちは何が出来るかーー」 そう語るのは、VWブランドのヘッド・オブ・デザイン(デザインのトップ)を務めるアンドレアス・ミント氏だ。 さっとミント氏の経歴をおさらいすると、アウディ時代に数かずの”仕事”をしているのが目につく。「A1」「Q3」「Q8 e-tron」などはミント氏のチームが手がけたとされる。 1969年にドイツで生まれたミント氏は、数おおくのデザイナーを輩出しているプフォルツハイム大学デザインスクールを卒業。1996年にVWに入社したあと、ブランドをいくつも経験している。 ベントレーでは、スポーツカーというよりレースカーのような「ユノディエール Hunaudieres」(1999年)を手がけた業績で知られる。 そのあと、VWでは、精悍な顔つきが好ましかった「ゴルフ7」(2012年)を担当。 2023年1月に、VWにヘッド・オブ・デザインとして戻る前は、ベントレーのデザインディレクターとして、「ベントレー・バトゥア・バイ・マリナー Bentley Batur By Mulliner」を手がけた。 バトゥアは、じっさいはミント氏がVWに移ったあと、23年6月に正式発表されている。過去のヘリティッジにこだわりすぎた感のあったベントレー車のデザインにあたらしい風をどっと吹き込むような魅力的なスタイルのクーペだ。

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エネオス・NEC・日本通運の3社は、EVトラックの普及拡大に向けた経路充電の実証実験を9月5日より福岡県内で開始した(photo=日本電気)
TEXT:福田 雅敏/ABT werke
商用車にも公共のEV充電器を……エネオス・NEC・日通がEVトラックの経路充電を実証実験[2023.09.11]

市中にある充電器は乗用EV向けで大型車は近寄れない EVトラック専用の充電器の拡充があってこその普及 【THE 視点】エネオス・NEC・日本通運の3社は、EVトラックの普及拡大に向けた経路充電の実証実験を9月5日より福岡県内で開始した。 EVトラックは、EV全体の中でもCO2の排出削減に大きく貢献できるとされている。しかし、EVトラックに対応した充電設備を持つステーションは場所が限られているため、普及の足枷となっている。そこで、エネオスをはじめ3社合同でEVトラックの経路充電の有効性の確認・運用方法の確立を目指して実証実験を行なう。 実証期間は9月5日より1ヵ月。エネオスの 「Dr.Drive セルフ水城店」<福岡県太宰府市>に設置された急速充電器を用いる。実施車両は「日本通運・福岡支店」<福岡市>に導入されている EVトラック「三菱ふそう・e-キャンター」1台となる。 検証・確認項目は以下。 ・EVトラックの長距離輸送における経路充電の有効性 ・EV運用支援アプリの必要機能・有効性 ・出発地から配送先へのルート検索や電気消費量シミュレーション ・シミュレーションを踏まえた充電ステーションの検索 ・ドライバーへのバッテリー切れリスクの通知 この実証を通じて、NECは日本通運のEVトラックの実運行データを活用して開発したEV運用支援アプリケーションの価値向上を目指す。エネオスは、EVトラックユーザーの充電ニーズに応じた経路充電ネットワークの拡充を図る。日本通運は、EVトラックの運行データを活用して環境配慮車両の導入を積極的に進め、サプライチェーン全体を通じて環境負荷の少ない物流を提案していく構えだ。 商用車はその車体が大きいことから、立ち寄った休憩場所にEV用充電器があってもその機器にアクセスできないという問題がある。この実証実験を通じて、EVトラックの普及の上で欠かせない運用支援アプリケーションや充電ネットワーク、運送業者のEVトラック導入のハードルといった課題が具体的に見えてくるだろう。 1社のみの奮闘ではEVトラックの普及はできない。参画企業がそれぞれの技術を持ち寄り、現場での情報を共有しフィードバックすることが、普及拡大のためには必要な手順である。 今年は、EVトラック元年ともいえる。三菱ふそうからは第二世代の「e-キャンター」が発売され、いすゞからも「エルフEV」が発表された。商用EVはまだ普及の初期段階にある。この実証を将来に繋げてほしい。 (福田 雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★ホンダ、北米で充電規格を採用 ……テスラが展開する充電規格「NACS」を北米向けのEVに採用する。2025年中にNACSに対応したEVを発売するという。ホンダは、欧州などのメーカーとともに北米に充電インフラの合弁会社を設立し、「NACS」への対応を進めている。 ★★フォード、新型EV「マスタング・マッハ-E・ラリー」を発表 ……EVの「マスタング・マッハ-E」のオフロードモデルをアメリカ本国で発表した。悪路を本気で走れる仕様となっているのが特徴。足回りやホイールは専用品を設定。駆動方式は前後2モーター式のAWDで、ラリー専用の走行モードも備えている。 ★★パナソニックとゼンリンがEVビジネスで協業 ……EVのエネルギーマネジメントを共同開発する。まずは、EV用充電器メーカーやEV用充電器の管理・運用を行なう企業向けに「EVチャージ需要マップ」の提供を開始した。 ★ベルエナジー、現場充電サービスの実証をレクサスユーザーなどを対象に開始 ……EVユーザーの希望場所・時間にEV用急速充電器を積んだサービスカーを派遣し、30分間の充電を行なう実証実験を開始する。対象は「トヨタ・bZ4X」「レクサスUX300e」「RZ450e」を所有するユーザーで、100名を抽選するという。対象エリアは愛知県全域となる。 ★中国新興シャオペン、ドイツに進出 ……2024年にドイツ市場に正式に参入する。進出の皮切に、スポーツセダンの「P7」、SUVの「G9」の2機種を導入する。 ★ステランティス、イタリアにバッテリーテクノロジーセンターを開設 ……今後、ステランティスのEVに搭載するバッテリーの開発・試験を行なう施設となる。8,000m2の敷地に32の気候テストセルを備えている。ステランティスは、本施設に4,000万ユーロ(約64億円)を投じている。 ★フォード、家庭でのEV充電コストを抑えるプランをテスト運用 ……アメリカ本国で導入。デュークエナジー社との共同施策で、充電時間の最適化や再生可能エネルギー由来の電力を使用。料金を月額固定とし充電コストを抑えるという。 ★ポルシェ、EVユーザー向けコネクトサービス「ポルシェ・コネクト・パートナー・サービス」を欧州と米国で展開 ……電力ピーク時を避けた充電量・料金の調整・最適化や充電コストの提供、EV向けのルート作成、確定申告に使用できる経費書類の作成代行などが利用できるという。 ★F1ウィリアムズの子会社WAE、高性能FCEV用プラットフォームを発表 ……FCEV向けのプラットフォーム「EVRh」を開発した。最高出力585psのパワートレインに対応し、車重1,990kg以下で航続距離600km、0-100km/h加速は2.5秒未満の性能を実現できるという。 ★アイモバイル、EV充電事業を開始 ……宿泊施設などで利用可能な「ふるなびEVスタンド」を開始した。「ふるなびトラベル」と提携する宿泊施設等にEV用充電器を導入。ふるさと納税サイト「ふるなび」の返礼品として用意する旅行プランなどに活用するという。 ★コンチネンタル、高効率のエコタイヤを公開 ……新タイヤ「ウルトラコンタクトNXT」を「IAAモビリティ」にて発表した。再生可能素材とリサイクル素材などを65%配合。転がり抵抗・ウェットブレーキ・車外ノイズにおいて、EVタイヤラベルの最高ランク「A」を獲得した。全19サイズを用意。 ★パーク24、EVに対するアンケート結果を公表 ……毎月9日に実施したアンケートにてEVに対する調査を公表した。EVの運転経験が「ある」の回答は21%。EVの購入を希望するタイミングは「価格が手頃になったら」が最多(25%)で、次いで「EVステーションが増えたら」(18%)という結果だった。 ★トヨタ、アメリカ・カリフォルニアでグリーン水素を生成 ……グリーン水素の生成施設「トライジェン」を、カリフォルニア・ロングビーチ港に竣工した。フューエル・セル・エナジー社との共同事業で、運営も同社が行なう。施設には、2.3MWの発電能力を持つFC発電所および水素ステーションも併設した。 ★電動キックボードシェアリングのループ、CO2フリーの電気100%で稼働へ ……使用電力を再生可能エネルギーに変更し、J-クレジットも取得したことで、稼働電力を実質CO2フリーとした。 ★スズキ、本社工場をCO2フリー電力で稼働 ……静岡県内で稼働する本社を含む工場に再生可能エネルギー由来の電力「静岡Greenでんき」を導入した。中部電力グループ所有の水力発電所の電力を使用している。 ★イベント「みんなでつくろう!再生エネの日!」開催 […]

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TEXT:小川フミオ
ナタリー・ポートマンがBMW“ビジョン・ノイエクラッセ”に乗り込んだ「IAA」のワンシーンを目撃!

「ノイエクラッセ」を発表したBMW、電動化の「ミニ・クーパー」で若い層へアピールするMINI、ファミリー層のルノーと、それぞれでEVあるライフスタイルを見せるなかで、環境問題に積極的なナタリー・ポートマン氏がサステイナビリティを強力発信! 「環境問題について私の意見を聞いてもらいたかったから」とポートマン氏 2023年9月にドイツ・ミュンヘンで開催された自動車ショー「IAAモビリティ」では、自動車に反対する環境団体がメッセ会場に押しかけるなど、緑の党をもつ国ならではの光景も見られた。 主催者も、環境に焦点を充てたカンファレンスを積極的に開くなど、2023年のショーがお気楽な自動車の展示会でないことをアピールしていたのが印象的だ。 そのうちのひとつが、俳優のナタリー・ポートマン氏を招いて、環境問題に取り組むことの重要性を考えるトークショー。 環境問題に積極的に発言をしているポートマン氏は「ここ(ショー)に足を運んだのは、サステナビリティについて(業界の)取り組みをみたかったし、環境問題について私の意見を聞いてもらいたかったから」と話していた。 「ノイエクラッセ」―電動化へ新解釈するBMW 映画「レオン」や「スターウォーズ」シリーズで知られるポートマン氏は、トークショーのあと、ドイツ・メーカーのブースに足を運んだ。そのうちのひとつがBMW。 オリバー・ツィプセ取締役会会長の案内で、会場におかれた「ビジョン・ノイエクラッセ」に細身のからだで乗りこんでいたのを、フォトグラファーが取り囲んでいたのがおもしろかった。 「興味ぶかかったのは、自動車産業がどこへ向かっているかと、世界のさまざまな場所で(環境問題解決のための)イノベーションが生まれているという事実です」 言葉を続けてポートマン氏は言う。 「私は(環境問題における)アクティビストと言われています。なんでそうかというと、ユダヤ人だからです。ユダヤ人の家庭では、不正義を見て、自分が出来ることがあれば、すぐに行動に移すべし、と教えられるのです」 近い将来に量産化に移るというノイエクラッセ(かつてのBMW1500シリーズなどの総称を再び使用)は、「これは新しい章でなく、まるごと新しい本を書き始めるようなもの」と、BMWの意気込みを感じさせるモデルだ。 第6世代のBMW eDriveを搭載し、バッテリーは乾電池型。従来の20%増しの密度だそうだ。充電速度も30%向上する。総合すると、効率は25%ちかく上がるという。

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TEXT:小川フミオ
「IAAモビリティ」に映えたコンセプト、エレガントなメルセデス「CLA」とアグレッシブなクプラ「ダークレブル」

クプラは「限界を考えずに、ほんとうに乗りたいクルマ」、メルセデス・ベンツは「まもなく生産」とそれぞれの未来像を見せた。 “バットモービル”を思わせる ―クプラ 2023年の「IAAモビリティ」。ほかの記事で紹介してきたように、今回の特徴は、会場を、メッセとミュンヘン市内との2つに分けたことだ。 理由は、メッセ会場が手狭だとか、有料だと入場者をじゅうぶんに集められない(クルマばなれ?)とか、いろいろ取り沙汰されていたが、少なくともオデオンスプラッツなる中心部の広場での、オープンスペースなる各社の特設会場はにぎわっていた。 おおがかりなオープンスペースは、フォルクスワーゲン・グループのクプラだ。日本ではあまりなじみのないこのブランドは、スペインで2018年に立ち上げられた。 当初はスペインのセアトの高性能車のサブブランドだったが、いまは独立性が強くなっている。電動とスポーティさを両輪としたモデル作りを担当。今回は「ダークレブル・コンセプト」を展示した。 「未来のEVはセクシーでエモーショナルになれるということの証明」と、ウェイン・グリフィスCEOの言葉が紹介されているモデル。まるでゲームの世界から飛び出してきたようだ。 「限界を考えずに、ほんとうに乗りたいクルマってなんだ?と考えてデザインしました。デザインを通して、私たちは自分のフィーリングを表現できるし、大胆にもなるんです」 バルセロナでクプラのデザインチームを率いるヘッド・オブ・デザインのホルヘ・ディエス氏は、「フォルクスワーゲングループ・メディアナイト」でダークレブルを紹介しながらそう語っていた。

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TEXT:小川フミオ
VW「ID.GTIコンセプト」に、これからのモデルに重要な“3つの方向性”を発見!

電動化によってエキサイティングなGTIの未来を、初めて表した「ID.GTIコンセプト」。そこには、今後のフォルクスワーゲンのクルマづくりにおける重要な要素が入っているのだ。 電動化への3つのキーワードを、かたちとして表したID.GTIコンセプト フォルクスワーゲンのアイコンともいえるGTIモデルは、ICEの時代の遺産になるのか。そんな危惧をもっているひとへの朗報が、2023年のIAA自動車ショーで発表されたID.GTIコンセプトだ。 凝縮したようなコンパクトなボディをもちながら、20インチのホイールによるスタンスのよさと、GTIシリーズに特徴的なレッドラインなど、自動車好きなら食指が動くデザインだ。 デザインの背景には、どんなコンセプトがあったのか。ID.GTIコンセプトが発表されたIAA自動車ショーにおけるフォルクスワーゲン・グループのテーマはデザイン。 フォルクスワーゲン・グループのオリバー・ブルーメCEOは、「よいデザインは私たちのお客様を魅了させるための重要な要素」と語る。 そのなかで出てきたID.GTIコンセプトは、まさにその好個の例なのだそう。ヘッド・オブ・フォルクスワーゲンデザインであるアンドレアス・ミント氏が、最新のデザイン哲学を語ってくれた。 「デザインの柱として確定したのは、3つの要素です。ステーブル(stable)、ライカブル(likeable)、そしてエキサイティング(exciting)であること」 ジャーナリストに公開されたID.GTIコンセプトの前には、たしかに、その3つのキーワードが大きく掲げられていた。 ステーブルとは、「安定感」とフォルクスワーゲンの日本法人では訳す。ライカブルは「好感度の高いこと」、そしてエキサイティングは「感動」。 「3つの要素を完璧にひとつに統合した具体例として」 3つのキーワードは、ID.GTIのベースになったID.2 allが23年3月のハンブルグで公開された際、ミント氏が掲げたものだ。今回もそれが繰り返された。 「フォルクスワーゲンのデザインにとって最も重要な側面は、”安定感”です。安定した価値、安定したフォルム、信頼性、認知度が含まれます。2番目のコア要素は”好感度”。さらに私たちは、お客様を”感動”させたいのです」 ID.2 allの発表会の席上で、ミント氏が述べたこと(のちょっとした要約)だ。 「しかし……」とミント氏は、23年9月のミュンヘンで述べた。 「私が3つのキーワードを”シークレットソース”(秘密のレシピのような意味)として発表した際、そう言われても、よくわかんないな、という声ももらいました」 いまこそ、とミント氏は続ける。その言葉の意味を、具体的に示せるのです、と言い、伝統的なダイヤモンドシルバーメタリックなる塗色に塗られたID.GTIを改めて指し示したのだった。 「私がうれしいのは、3つの要素を完璧にひとつに統合した具体例として、ID.GTIコンセプトをお見せできることです」 これこそ完璧なプロダクト、とミント氏。オリジナルのゴルフGTIがもっていた要素をうまく盛り込み、スポーティさだけでなく、デザインとしてもアイコンだったオリジナルGTIの特徴を、満足いくかたちで取り込んだモデルなのだそう。 「(オリジナルとは)まったく違うクルマです。しかし、強いつながりを認めることが出来るはず。50年におよびそうなGTIの特徴を盛り込んで、このクルマを仕立てたのです」 <了>

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TEXT:小川フミオ
VWの新作「ID.GTIコンセプト」のデザインには、『伝説のDNA』が詰まっている!

「GTI」を、よりダイナミックでスポーティに、ピュアEVの世界へ。ID.GTIコンセプトにある伝統と革新を、アンドレアス・ミント氏に訊く。 電動GTIは、素晴らしい未来像を示す 2023年9月4日に発表された「フォルクスワーゲンID.GTIコンセプト」は、ゴルフやポロに設定されているアイコニックなスポーツモデル、GTIを電気自動車の時代に生まれ変わらせようというもの。 「私たちは、ID.GTIコンセプトによって、フォルクスワーゲンが作ったGTIの哲学が、この先にも、どれほど素晴らしい未来をもたらすかを示します」 そう語るのは、フォルクスワーゲン・ブランドのデザイン責任者を務めるアンドレアス・ミント氏。ベントレーのチーフデザイナーやアウディのエクステリアデザイン責任者という経歴をもつ。 2023年3月にハンブルグで発表されたコンパクトBEVのコンセプトモデル「ID.2 all」もミント氏の指揮下でデザイン開発された。 ハンブルグでのインタビューで、ホットモデルの可能性を示唆していたとおり、6カ月後に、このようなかたちでコンセプトが発表されたのだった。 「パワフルなID.2 allは、電動GTIの完璧なベースとなると確信しております。ID.2 allのスケッチを初めて紙に描いたとき、すでにGTIのイメージも思い浮かべていました」 ID.GTI(コンセプト)は、すぐれたデザインとテクノロジーを備えた、手頃な価格の量産モデルという位置付けだという。 「スポーティなアイコンモデル」(フォルクスワーゲン)をめざしており、そのために「力強いプロポーションと、四隅に配置されたホイールが明確に示す安定感」などを重要視したそうだ。 コンセプトとしているが、量産を視野にしている コンセプトというわりに、ボディディメンションなどは、はっきりした数値が発表されているのが興味ぶかい。 全長は4104mm、全幅は1840mm、全高は1499mm。ホイールベースは2600mmにおよぶ。オーバーハングは短くとられ、タイヤとホイールは、245/35R20と大きめだ。 デザインの説明にあたって、ミント氏は「伝統的でアイコニックなデザイン」を強調。レッドラインや、太いリアクォーターピラー、さらに初代GTIが装着していたスチールホイールのカバーをイメージして軽合金ホイールをデザインしたそうだ。 バンパーは、モータースポーツをイメージしたこのモデル独自のデザイン。中央に配置されたブラックのフロントスプリッターが目をひく。「IQ.ライト」と呼ばれるLEDマトリクスヘッドライトもスポーティな雰囲気だ。 雰囲気だけでなく、高性能のための機能も採用。たとえば、空力性能を最適化し、ブレーキ冷却のためにエアホイールハウジングにみちびき、そこからエアをきれいに外部に排出するためのエアカーテンをもつ。 インテリアは、初代GTIをアイコンに仕立てるのに大きく貢献したチェック柄のスポーツシート、くぼみのある衝撃吸収材を備えた3 本スポーク のステアリングホイール、そしてゴルフボールデザインのシフトレバーといった要素を組み合わせた。 ID.GTIコンセプトでは、ゴルフボールのデザインをセンターコンソールのマルチファンクション「GTIエクスペリエンス・コントロール」に“移植”するなど、部分的ではあるがオリジナルデザインの要素を継承。 スポーツシートには、とうぜんチェック柄を採用。パターンは伝統的に「Jacky(ジャッキー)」と呼ばれてきたが、今回は電気をひっかけて「Jack-e」と呼ぶそうだ。 ユニークなのは、10.9インチのデジタルディスプレイだ。表示を変えられるのが特徴で、「ビンテージモード」を選択すると、セカンドシリーズ以降の初代ゴルフGTIのメーターレイアウトを表示することも出来るそうだ。 発売は、2027年と言われている。デザインに力を入れるというフォルクスワーゲンの自信作ととらえられるID.GTIコンセプト、発売が楽しみだ。 <Vol.3へ続く>

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TEXT:小川フミオ
フォルクスワーゲン・アウディ・ポルシェの近未来を「IAAモビリティ」でチェック

フランクフルトからミュンヘンへ場所を移し、開催された「IAAモビリティショー(ドイツ国際モーターショー)」。ヨーロッパの将来がみられる会場で、近い未来のモデルをチェックしていく。 フォルクスワーゲンはID.GTIコンセプトに加えて、パサート・バリアントを発表 2023年9月にミュンヘンで開催された「IAAモビリティ」ショーの特徴を簡単にいうと、会場が2つあったこと。 ミュンヘンのメッセ会場と、市内(オデオンスプラッツなど)に、展示が設けられた。 フォルクスワーゲンは、メッセ会場に、「ID.GTIコンセプト」を置いた。 前日のフォルクスワーゲングループ・メディアナイトの報道の影響もあるのか、そこで初お披露目されたID.GTIコンセプトは、まわりから、一般の来場者が離れることがないほどの人気ぶり。 同様に、ミュンヘン中心部のオデオンスプラッツ(オデオン広場)には、オープンスペースと呼ばれる一般客が無料で入場できる会場を特設(そちらのほうがうんと広い)。そこでも展示を行った。 オープンスペースでは、新型「パサート・バリアント」も展示された。全長が5m近くまで拡大した新型は、ワゴンボディのみ。 セダン廃止の理由について「そちらはBEVのID.7がカバーする」とVWブランド技術開発担当取締役のカイ・グリューニッツ氏は説明してくれた。しかもセダン人気は低迷中だ、とつけ加えた。 新型パサートは、LEDライトストリップをフロントマスクに持ち、ID.シリーズとの共通点を強く感じさせた。ただし、プラグインハイブリッドを頂点に、ドライブトレインは内燃機関だ。 見どころは、EVOプラスという新しいプラットフォームを使っていること。

TAG: #VW #アウディ #ポルシェ
TEXT:TET 編集部
新モデル「iX1 eDrive20」がBMWのEVに追加。実質500万円前後で購入可能かも?

独BMWは9月5日、バッテリー電気自動車(BEV)である「iX1」に、新グレード「iX1 eDrive20」を設定し、発表した。 BMWの新たな電動エントリーSUV BMWがSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼ぶSUVシリーズのうち、最もサイズの小さい「X1」をベースに、パワートレーンを電動化した「iX1」。今年2月にフルモデルチェンジした同モデルに、お手頃な新グレード「iX1 eDrive20」が追加された。 全長4,500mm×全幅1,835mm×全高1,620mmというボディサイズは、都市生活者にもピッタリのサイズ感だったが、従来のグレード構成は、前後ツインモーターのAWDパワートレインが最高出力272psを発揮する「iX1 xDrive30」のみ。スタート価格はBMWのBEVの中では最も安価ではあったものの、698万円となかなかの高額となっていた。 こうした状況のなか、よりリーズナブルなEVを求める人に朗報となるのが、今回本国で発表されたeDrive20だ。パワートレーンは204hp(約207ps)を発揮するシングルモーターによるFWD。xDrive30に比べると2割程パワーで及ばないが、0-100km/h加速は8.6秒、最高速度は170km/h(リミッター作動)と、街乗りには十分なスペックを確保している。駆動方式も頻繁にスキー等のレジャーへ出かけるのでなければ、FWDで必要十分と考える人もいるだろう。 eDrive20のフロアに搭載されるバッテリーの容量は64.7kWh。日本仕様のxDrive30が66.5kWhであるのに対し、若干小さい容量となるが、その差は微々たるもの。また、eDrive20の航続距離(WLTP暫定値)は、最大475kmとアナウンスされており、日本仕様のxDrive30(最大465km)よりも若干伸びている。基準等の差異による影響はあるにしても、xDrive30とeDrive20はほぼ同程度の航続距離と考えていいだろう。 >>>次ページ 車両価格は約600万円。補助金を利用できるとすれば……

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TEXT:小川フミオ
VW「ID. GTI Concept」をキャッチ!ピュアEVとなった「GTI」がIAAで初公開

VWが、IAA(ドイツ国際自動車ショー)で、コンパクトスポーツ「ID. GTI Concept」を発表した。現地を訪れた小川フミオが、初の電動GTIを深掘りしていく。 ピュアEVのGTI フォルクスワーゲン本社が、2023年9月3日に100パーセント電動化されたGTI「ID. GTI  Concept(アイディ. GTI コンセプト)」 を発表して話題を呼んでいる。 ミュンヘンで9月5日から9日まで開催の「IAAモビリティ」で公開されたID.GTIコンセプト。 「フォルクスワーゲンを象徴するGTIモデルを、未来の電気自動車にどのように組み込むのかについて、具体的なヒントを提供します」 フォルクスワーゲンは、プレス向けのリリースで上記のように記して、「ブランドとファンの方々にとって、GTIの新しい未来が開けている」ことを謳う。 2023年3月にハンブルグで発表された、小型BEV「ID.2 all」とプラットフォームを共用するID.GTIコンセプト。ゴルフやポロのGTIモデルの伝統にしたがい、前輪駆動方式を採用するという。 「ID.GTIコンセプトは、ターボチャージャーを備えたゴルフGTIと同等のパフォーマンスを発揮します。現行世代のスポーツカーと同じように、ビークルダイナミクスマネージャーによって電子制御されるフロントアクスル・ディファレンシャルロックを採用することで実現しています」 ゴルフGTIとゴルフGTIクラブスポーツで採用されたフロントアクスル・ディファレンシャルロックは、高性能の前輪駆動車のための技術。ID.GTIが発表されたあかつきには、このシステム採用の初のBEVとなる。ただし物理的なシステムになるか、モーターによる制御になるかは、現段階ではノーコメントとフォルクスワーゲン。 「I」はインテリジェンスに おもしろいのは、GTIの名称の分析。これまでGTIの「I」とはインジェクション(燃料噴射システム)を意味にしていた。これからは「インテリジェンスを意味する」とフォルクスワーゲンでは定義する。 このインテリジェンスとは「電気駆動モーターの設定をほぼ無限に変更できる」こととフォルクスワーゲン。 「GTIエクスペリエンス・コントロールスイッチを使用して、ドライバーはID.GTI(コンセプト)のパワートレインの特性を変化させることができる」システムも、インテリジェンスの範囲に含まれる。 ユニークなのは、駆動システム、サスペンション、ステアリング、サウンドに加え、歴代GTIモデルをシミュレートした変速ポイントに至るまで、さまざまな設定を調整できること。 そうしてなんと、歴代のアイコニックなGTIモデルまで疑似体験できるとか。フォルクスワーゲンが挙げるのは、1976年の初代GTI、86年のGTI2 16V、2001年のGTI4‘25 years of GTI’だ。「タイムマシン」なる表現も使われていてたいへん興味ぶかい。 「このモデルは、スポーティなアイコンで、先進的なテクノロジーを採用し、親しみやすいクルマであることに変わりはありませんが、電気自動車となり、完全なコネクテッド機能を備え、未来の世界に向けた新しい解釈が加えられています」 フォルクスワーゲン乗用ブランドのトマス・シェーファーCEOは上記のように語っている。 <Vol.2へ続く>

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いすゞ・エルフEVボトルカー(photo=伊藤園)
TEXT:福田 雅敏/ABT werke
電気で走れ、いすゞのボトルカー……伊藤園が飲料製品の配送車に「エルフEV」を導入[2023.09.08]

架装に茶殻を配合した部品を用いるお茶メーカーならではの工夫 EVの採用は配送現場の働きやすさ改革につながる 【THE 視点】伊藤園は8月31日、自社の飲料製品を積載・配送する営業車(ボトルカー)に「いすゞ・エルフEV」を採用したと発表した。架装部分に茶殻を配合した軽量パネルを採用しているのが特徴。10月より順次導入を開始する。 2023年10月に、CO2フリープランの営業拠点に第1号車両を導入し、2023年度内に東京地区の営業拠点に30台配備する計画だ。 伊藤園は、気候変動への対応として2050年度までにカーボンニュートラルとする中長期環境目標を策定している。この中で「全車両中の電動車使用比率を2030年度に50%とする」と定め、積極的に電動車の導入を推進している。 ボトルカーのEV化は、充電設備や走行距離の問題があり、導入には課題があったようだ。しかし、架装部分のスライドドアやバックドアに茶殻をアップサイクルした「茶殻配合軽量パネル」を使用し軽量化を図ることで環境対策と電費向上を狙った。従来のボトルカーと比較して最大で110kgの軽量化が可能だという。ちなみに「エルフEV」自体は、40kWh〜60kWh分のバッテリーを搭載することが可能で、どの仕様を選択したのかは明らかになっていないが、気になるところ。 また、空容器積載スペースを架装内に設置し、屋根昇降および高所作業をなくすことで、社員の業務負荷軽減と働きやすさを向上させているとのこと。屋根に大きな荷物が乗らないということは空力に影響が少なく、それだけで電費向上の効果が期待できるかもしれない。 伊藤園は地域密着型営業のビジネスモデルを採用しており、ボトルカーを含む約3,350台の車両を使用している。 これまでエコドライブの徹底やルート効率の向上でCO2排出量削減に努めてきたというが、今後はEVボトルカーを使用することで、CO2排出量のさらなる削減と社員の働き方を見直し、地球環境の課題解決と企業価値向上の両立に取組んでいく構えだ。 30台のEVボトルカーを導入するという事は、伊藤園全体の車両の1%に当たる台数を電動化する事になる。ボトルカーは、住宅地やビルの地下駐車場にも出入りしているため、静かで排気ガスが出ない(臭くない)メリットを生かせる。茶殻配合軽量パネルの架装で電費も向上させられれば、ランニングコストの低減や茶殻ごみの廃棄問題にも貢献できるはず。車両だけではなく地球環境にやさしい架装の開発も積極的に継続してほしい。 ボトルカーは、自動販売機に飲料商品を入れる作業の時間などを考えると、一日の走行距離はそんなに多くないと思われる。EVトラックの使い方としてはちょうど良いのではないか。 それに走り出しから最大トルクを出せるモーターの特性は、加速時にアクセルを踏んづける必要がなく、逆にアクセルを離せば排気ブレーキのように回生が働いてブレーキペダル操作を軽減してくれるので、ドライバーの疲労軽減効果もあるかもしれない。 伊藤園と同じように業界全体で取り組めば、大幅に台数導入が見込まれ、国内のEV化が促進される。飲料メーカー全体で取り組んで欲しいものである。 (福田 雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★BMW、次世代EV「ノイエ・クラッセ」を世界初公開 ……「IAAモビリティ2023」にて次世代EV「ノイエ・クラッセ」を発表した。ボディはセダンタイプで、次世代のオペレーティング・システム「iDrive」といった先進装備を搭載。2025年に発売予定と発表されている。「ジャパン・モビリティ・ショー2023」<東京ビッグサイト/10月26日〜11月5日>への出展も発表された。 ★★ジャガー、SUV型のEV「I-ペイス」を改良 ……2024年モデルとしてマイナーチェンジし、9月7日にオンライン限定で受注を開始した。発売以来初の改良で、フロントシールドや新色のフロントチークなどを採用した。 ★★ダイムラー・トラック、アメリカ国内でバッテリーセルを生産へ ……アクセレラ(カミンズ)・パッカーとの3社でバッテリーセル生産の合弁会社をアメリカに設立した。持ち株比率は各30%ずつ。ニッケルやコバルトを使用しない低コスト・長寿命のリン酸リチウムイオン・バッテリーを生産する。 ★BMW、FCEV「iX5ハイドロジェン」が砂漠でテスト ……アラブ首長国連邦でのテストが完了した。45℃以上に達する気温や砂・ホコリといった厳しい条件下を無事に走り抜け、燃料電池システムをはじめ水素タンク・モーター・バッテリーに異常がないことを確認したという。 ★エネチェンジ、ユーミーコーポレーションと協業 ……不動産建設のユーミーコーポレーションが展開する「ユーミーマンション」にエネチェンジのEV用充電インフラを導入する。2030年までにユーミーコーポレーションの全管理物件に設置することを目指す。 ★STマイクロエレクトロニクス、SiCパワー半導体をボルボに供給 ……SiC(炭化ケイ素)パワーMOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)をボルグワーナーの「Viperパワー・モジュール」に供給する。ボルボは今後、同モジュールをEVに採用していくという。 ★BYD、静岡県に正規ディーラー第1号店をオープン ……「BYD AUTO 静岡」(静岡市葵区御幸町6-10)を10月20日(金)にオープンする。場所は、静岡市の中心街にある商業施設「静岡モディ」の1階。「アット3」のほか「ドルフィン」も常設展示を行なう。 ★電子計測器の製造・販売の小野測器、「BYD・アット3」の計測データを販売 ……新サービス「ベンチマーキングレポート販売」でEVビジネスに参入する。本サービスは今年6月に開始し、8月に「BYD・アット3」のデータを含む第二弾の提供を開始した。「音響・振動」に関する計測・解析技術を活用した計測データが小野測器最大の強みだという。 ★システック、商用車への太陽光パネル搭載・普及がNEDOの委託事業に ……デジタコの販売などを行なうシステックが展開するトラックなどの商用車を対象としたソーラーパネル発電事業が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)の「太陽光発電主力電源化推進技術開発」の委託事業に採択された。トラックの架装にソーラーパネルと発電設備を設け、その出力でバッテリーへの充電を行いオルタネーターの駆動を行なうという機構が対象となる。CO2削減効果が期待できるという。 ★学生フォーミュラ日本大会2023、EVクラス優勝は名古屋大学 ……大学生が自作したフォーミュラマシンの競技会「学生フォーミュラ日本大会2023」が、8月28日(月)〜9月2日(土)の期間、エコパ(小笠山総合運動公園)<静岡県掛川市・袋井市>で4年ぶりに開催された。EVクラスには12チームが参加。クラス優勝となったは名古屋大学は、0-75m加速で3.469秒の大会新記録を出したという。 ★ブレイズ、千葉県鴨川市でEVバイクをレンタル ……鴨川市内の「カーライフ・サポート・ササキ」が運営するバイクレンタルサービス「カモ・タイム」に「ブレイズ・スマートEV」と「ブレイズ・EVスクーター」が導入された。レンタル料金は3時間3,850円から。 デイリーEVヘッドライン[2023.09.08]

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