MINIクロスオーバーはより長い航続距離を実現
SUVの新型MINIカントリーマンについては、フルモデルチェンジを機に13センチ長く、6センチ高くなるなどボディサイズを拡大。2,692mmとされたホイールベースも相まって快適性がさらに向上している。
スペックは「カントリーマンE」が204hp/250Nm、「カントリーマンSE」が313hp/494Nm。0-100km/h加速はそれぞれ8.6秒、5.6秒とアナウンスされる。バッテリー容量についてはグレード問わず、より大容量の66.45kWhとされ、航続距離はカントリーマンEが462km、カントリーマンSEが433kmを誇る。
なお、新型MINIカントリーマンには今後ガソリン/ディーゼルエンジン搭載モデルも追加されることが発表された。内外装のデザインについては、基本的にハッチバックのクーパーと同様のテイストになるが、カントリーマンでは角張ったヘッドライトでよりラギッドな印象が強まり、室内も最大13センチ後席を移動できるなどユーティリティが高まっている。
新型MINIラインナップではこのほか、プレミアムコンパクトクロスオーバーの「MINIエースマン」が2024年4月にワールドプレミアされることも発表された。まずは、EVからデビューとなった新型MINIだが、今回明言されたカントリーマンの内燃機関モデルに加え、今後のラインナップ拡大には期待大。国内導入のタイミングも含め、その動向からしばらく目が離せない。
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