ニュース
share:

BMWがライプツィヒ工場でリチウムイオンバッテリーの生産プロセスを開始


TEXT:烏山 大輔
TAG:

i3で積み重ねた確かな実績

BMWグループで使用しているセル・コーティング色はブルーで、電気自動車BMW iの位置づけにおいて重要な役割を果たし、BMW iのシグナル・カラーとして意図的に選択されたものである。BMWグループの生産ネットワークの中で、ライプツィヒ工場はエレクトロモビリティのパイオニアであり、2013年から2022年まで、同社初のBEVであるBMW i3を生産していた。


ライプツィヒ工場の次の大きなマイルストーンは、MINI Countryman(日本名:クロスオーバー)の後継モデルの生産であり、今年末に生産ラインから出荷される予定である。このクロスオーバーには、ICE版とライプツィヒ製の高電圧バッテリーを搭載したBEV版が用意される予定だ。

2030年までに全販売台数の少なくとも半分を完全な電気自動車にするというBMWの目標にを達成するため、BMWグループは8億ユーロ以上を投じてライプツィヒ工場で電子部品生産を確立・発展させる予定とのこと。

車載バッテリーを他社製ではなく自社製造できるため、コストや調達力での強みを活かし、ますます増えていくであろうBMWやMINIのBEVラインナップとそのデビューを楽しみに待ちたい。

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
BYDの売り上げ鈍化に注目しても意味なし! むしろ心配すべきはテスラか? BYDは利益率も投資額も驚くべき水準だった
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
more
ニュース
日産からセダンのEVが出るぞ! 中国向け車両「N7」を初公開
過酷なダカールラリーで排気量998㏄の「水素小型エンジン」を鍛える! HySEが2025年の参戦を発表
コレクターズアイテムになること間違いなし! 「FIAT × ルパン三世」のクリスマスコラボプレゼントを実施中
more
コラム
自宅で充電できないけどEVを買う人が増えている! ただしいまのインフラ状況だと「セカンドカー」で乗るのが正解
充電が無料でできる施設は税金のムダ遣い? 地方自治体の取り組みの是非を考える
EVの走りはむしろ好き! エンジン車も同時に所有! それでもEVライフを終了した理由をオーナーが激白
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】二度見必至の存在感は普通のコナとはまるで別モノ! イメージを大きく変えたヒョンデ・コナ「N Line」に乗って感じたマルとバツ
ボルボEX30で11時間超えの1000km走行チャレンジ! 課題は90kWまでしか受け入れない充電性能
EV専業の「テスラ」とEVに力を入れる従来の自動車メーカー「ヒョンデ」! モデルYとコナを乗り比べるとまったく違う「乗りもの」だった
more
イベント
外からもまる見えな全面ガラスドアも高齢化が進む地域のモビリティとして最適!? タジマの超低床グリーンスローモビリティ「NAO2」が斬新すぎた
EVはレアメタルが詰まった都市鉱山! CEATEC2024でBASC展示が提唱するサーキュラーエコノミーというバッテリーとは
畳めるバイク! 階段を上り下りできるカート! 自由な発想のEV小型モビリティが作る明るい未来を見た!!
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択