EVヘッドライン
share:

デイリーEVヘッドライン[2023.01.10]


TEXT:TET編集部
TAG:

 

ZF、EV用加熱式シートベルト「ヒートベルト」を発表【CES2023】

【THE 視点】ZFはCES2023において、EV用のヒーター付きシートベルト「ヒートベルト」を初公開した。
 この技術は、シートヒーターなど他の接触式のヒーターと組み合わせることで、暖房に必要なエネルギーを削減する。寒冷時使用の際にはEVの航続距離を最大15%拡大させる効果があるという。
 このヒートベルトは、厚さを最小限にする統合型発熱体を使用した特殊なウェビングをベースにしており、乗員が均一で体温に近い温かさを感じられるよう設計されている。統合ヒーティング機能により、運転開始直後から36~40の体温に近い温度になるという。既存のモデルへの採用も容易とのこと。
 EVにおいては、冬場の従来の空調システムの使用による航続距離の減少が問題となっているが、このシステムにより15%航続距離が延びるとうのは、非常に大きなインパクトを与えると考える。
(福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー)

★テスラ、「モデル3」と「モデルY」を値下げ……最大82万円詳細はこちら<click>

★ラム、ピックアップトラック「1500レボリューション BEVコンセプト」を初公開……2024年発売、ツインモーターAWDと四輪操舵機能搭載、350kW/800V充電10分で100マイルの走行が可能【CES2023】

★プジョー、「インセプション・コンセプト」を初公開……680ps(500kW)のツインモーターAWD、充電1回あたりの航続800km【CES2023】詳細はこちら<click>

・BMW、車両制御を司り表示もカスタムできる新型ヘッドアップディスプレイ「BMW アイ・ヴィジョン・ディー」を発表……2025年から「ノイエ・クラッセ」に搭載【CES2023】

・メルセデス・ベンツ、高性能コンセプトモデル「ビジョンEQXX」を公開……充電1回1200kmの航続が可能【CES2023】

・メルセデス・ベンツ、北米で高出力充電網を2027年までに整備……ヨーロッパや中国、その他主要都市にも展開予定【CES2023】

・ヴィンファスト、クロスオーバーの「VF6」と「VF7」の予約を2023年3月から開始【CES2023】

・ポールスター、「ポールスター3」にGoogleの新HDマップを採用……将来の自動運転技術を容易に【CES2023】

・米新興アスカ、空飛ぶクルマ「ASKATM A5」を公開……レンジエクステンダー搭載のEV/eVTOL機で約400kmの飛行航続距離【CES2023】

TAG:

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
日本は3年連続「日産サクラ」がトップ! じゃあ中国・欧州・アメリカで一番売れてるEVってなにか調べてみた
電気自動車って「お金的に」得? エンジン車と諸々の費用を比べてみた
リーフのバッテリーパックをバラして積むって意外に大変! 初代フィアット・パンダのEV化に挑戦してみた【その5】
more
ニュース
「BEVですか?」→「マルチパスウェイです」を徹底するトヨタ! EVにこだわらない姿勢で今後も世界で支持される予感がビンビンに伝わってきた【ジャパンモビリティショー2025】
新型エルグランドがいよいよe-POWERで登場!? 「EVの雄」日産のジャパンモビリティショー2025は電動モデルが盛り盛り
トヨタの新型モビリティでお台場周辺が一気に便利になる! 「eパレット」と「C+walk」が街全体の活性化にも貢献
more
コラム
EV時代はブレーキも多様化! 回生に加えて電動キャリパーやMR流体など新技術が続々検討されていた
期待度MAXの国産新型BEV2台! トヨタbZ4Xと日産リーフを比べてみた
EVシフトは先進国よりも新興国で進んでいた! 政府のあと押しによる驚くべき普及率!!
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】いい意味で「EVを強調しない」乗り味! 本格4WDモデルも用意される期待のニューモデル「スズキeビターラ」に最速試乗
【試乗】5台の輸入EVに一気乗り! エンジン車に勝るとも劣らない「個性」が爆発していた
【試乗】CR-Vに中身を乗っけただけのプロトなのにもう凄い! ホンダの次世代BEV「0シリーズ」に期待しかない
more
イベント
見どころはスーパーワンプロトタイプだけじゃない! 全メーカー中でもっともモビリティショーしていたホンダは陸・海・空に加えて宇宙にも進出か【ジャパンモビリティショー2025】
スーパーオートバックスかしわ沼南に90台のEVとオーナーが集合してゆる〜く懇親! 「EV MEET 2025 AUTUMN」を開催
EVらしさをなるべく廃したスタイリングで乗り換えを自然に! スズキが軽EVコンセプトカー「Vision e-Sky」で考えたのはEVであることを気づかれないことだった【ジャパンモビリティショー2025】
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択