#ポールスター2
TEXT:福田 雅敏、ABT werke
「ポールスター2」に230台限定のスポーツモデル「BSTエディション230」登場……デイリーEVヘッドライン[2023.03.23]

「野獣」を意味する「BST」の冠 レーシングストライプがマッスルカーを想起 【THE 視点】ボルボグループのポールスターは3月21日、EVセダン「ポールスター2」の高性能モデル「BSTエディション230」を欧州で発表した。欧州と北米向けに合計230台が限定販売される。 「BSTエディション230」は、最高出力350kW(476ps)・最大トルク680Nm(69.3kgm)に強化されたロングレンジ・デュアルモーターの4輪駆動モデルであり、0–100km/hは4.4秒の性能を持つ。 ボディカラーには、グリーンの専用色「ヌベッラ」やスペースブラックが用意され、オプションでマットブラックのボディストライプが選択できる。内装は、シートとステアリングホイールが「マイクロスウェード」で仕上げられている。 足回りも手が入れられ、特別に開発されたオーリンズのダンパー/20%剛性が高いスプリング/フロントストラットバー/ブレンボ製ブレーキ/ピレリ・Pゼロ(245/35R21)のタイヤを装備。車高は標準車より25mmローダウンとなった。出力や専用ボディカラーだけではなく装備面でも特別なものが与えられ、スポーティな印象が高まっている。 「BST」とは「野獣」を意味し、性能も装備もハイスペックで、一流のアフターパーツブランドを装備したカスタムカーのようだ。日本で販売されないのが残念である。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★フォード、EVの新型SUV「エクスプローラー」を欧州で発表……設計も生産も欧州で実施した事実上の欧州車 ★★燃料給油とEV急速充電ができるマルチなサービス・ステーション「ネクストフォート」がオープン(愛知県春日井市)……春日井燃料が運営 ★BMW、フロントガラスの全幅に広がるヘッド・アップ・ディスプレイを量産化……2025年よりEVへの搭載を見据える[詳細はこちら<click>] ★ボードリー、石川県小松市で自動運転EVバスを実証実験(3月20日に終了)……北陸新幹線小松駅開業を見据えて実施 ★日産、カーシェアサービス「NISSAN e-シェアモビ」を北海道檜山振興局(北海道檜山郡江差町)に設置……「リーフ」を2台、ソーラーカーポートから直接充電 ★日産、三重県四日市市と「ブルー・スイッチ」施策で連携……災害時にEVを電源車として提供するなど

TAG: #THE視点 #ニューモデル #ポールスター2
TEXT:TET 編集部
「ポールスター2」改良で後輪駆動モデル追加……デイリーEVヘッドライン[2023.01.26]

「ポールスター2」を改良し後輪駆動モデルを追加 【THE 視点】ボルボグループのポールスターは1月24日、EVセダン「ポールスター2」の改良型を欧州で発表した。  改良型では、フロントマスクが一新され、新型モーターによるパフォーマンスの向上や、改良バッテリーにより航続距離が改善した。  今回は四輪駆動モデルに加えて初めて後輪駆動モデルが用意された。新型モーターの採用で大幅にパワーアップし、最高出力は220kW(299ps)、最大トルクは490Nm(49.9kgm)。最大航続距離は、82kWhの大容量バッテリー仕様で635km(WLTP)となる。  最上位の四輪駆動モデルでは、最高出力350kW(476ps)、最大トルク740Nm(75kgm)のモーターに82kWhのバッテリーを搭載し、最大航続距離は592km(WLTP)。負荷が少ない場合などにフロントモーターの駆動を切り離し後輪駆動にもなる。  この最上位のモデルの特徴は、標準仕様の最高出力310kW(422ps)のモーターを、オプションで350kW(476ps)にできること。テスラと同様に無線でアップデートが可能なOTA(Over The Air)機能が用いられている。  先日の記事でも触れた「ボルボC40」と「XC40」とモーター出力は異なるが、バッテリー容量は69kWhと82kWhで共通。おそらく同じバッテリーパックが使われており、プラットフォームも同じではないかと思う。バッテリー・メーカーは、前者が韓国のLG Chemで、後者が中国のCATLとそれぞれ異なる。  ポールスターは日本未導入だが、ボルボ・ブランドのモデルよりも高性能なだけに、上位ブランドとして日本に導入されることを期待する。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★愛知県日進市、EV自動運転バス「ナビヤ・アルマ」の公道実走実験を開始……乗車自由で1月26日〜2月28日まで ・テスラ、米ネバダ州にEVトラック「セミ」の生産拠点を新設……2つの新工場を建設し「セミ」とバッテリーセルの生産にそれぞれ使用[詳細はこちら<click>] ・エコキュートとEVのV2H(ヴィークル・トゥ・ホーム)をスマホで自動操作……ネイチャーのサービス「ネイチャー・リモE」が専用アプリと連動しV2Hの充放電時間を自動化 ・ユビ電、アウトドア施設「ザファーム」(千葉県香取市)に計16基のEV充電設備を導入……6kW普通充電器×2、200V EV充電コンセント(3kW)×14基を設置 ・伊電動バイクのエネルジカ、「第50回東京モーターサイクルショー」へ出展……3月24日(金)〜26日(日)東京ビッグサイト(東京都江東区)にて ・スワロー、改正道交法対応の電動キックボード「ゼロ9・ライト」を発売決定……最高速度20km/h、航続距離30km

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