日産N6が王者BYD越えへ虎視眈々
さらに、N6の標準装備内容も大衆セダンとしては非常に豪華な装備内容を網羅しています。とくに最上級グレードMax+ Flagshipグレードは、
・18インチアルミホイール
・2.5Kの解像度を誇る15.6インチセンタースクリーン
・インフォテインメントシステムを駆動するのがQualcommの最新世代SOC「Snapdragon8775」。プロセスノードは4nm、演算能力は72TOPS。
・50W空冷式ワイヤレス急速充電器
・セントリーモード
・運転席助手席ともに6方向電動調整、レッグレスト、サイドサポート、ランバーサポート、シートメモリー、ヒーター、クーラー、12ポイントマッサージを完備
・256色のアンビエントライト
・ガラスルーフと手動サンシェード
・ハイエンドADASはN7と同様にモメンタと共同開発。ハイウェイNOAとともにメモリーシティNOA、高度駐車機能にも対応
・V2L機能は3.3kWに対応
・リヤサスペンションはトーションビームを採用してコストカット
・7エアバッグシステム
・車両のねじり剛性は35738Nmとセグメントトップクラス
・車両保証は6年15万km
・バッテリー保証はファーストオーナーに限って永久保証
・トヨタなどと同じくバッテリーの自然発火に対しては永久保証を付与
などを装備します。

このとおり、日本円にして約223万円で購入可能な大衆PHEVセダンとしては考えられないほどの、驚異的なコスト競争力を実現しています。N7で評価されていた先進的なデザインと快適なシート設計などを踏襲しながら、N7よりもさらに安価な値段設定を実現することで、ガソリン車の売れ筋モデル「シルフィ」からの乗り換えを後押ししながら、それと同時に、中国勢のライバルであるBYDやジーリーに勝負を挑んできているのです。
じつはトヨタやホンダをはじめとする日本メーカーだけでなくドイツメーカーも含めて、この中国市場では海外メーカー勢のPHEVはいまだに1車種も商業面で成功してこなかったという極めて厳しい背景が存在します。まさにN6は、その海外メーカー勢にとって攻略の難しいPHEVセグメントで初めて成功するかもしれないポテンシャルを有しているのです。

この前例のない海外メーカーによる売れ筋PHEVの投入という偉業を達成することができるのか。2026年以降のN6の販売台数には大いに期待することができるでしょう。
さらに、2026年前半に投入が期待されているミッドサイズSUVセグメントのNX8がどれほどの完成度を実現してくるのかも含めて、日産の中国市場におけるEV反転攻勢の最新動向には今後も注目していきたいと思います。




















































