シーライオン7がとくに狙い目
とくにシーライオン7は4月15日にローンチしたばかりであり、これは当初の値段で購入していた初期オーナーの不満につながる恐れがあります。もちろん中長期的なリセールバリューの悪化にもつながる可能性もあり、今後注視するべき点だとは感じます。
とはいえ、このシーライオン7は個人的にもっともおすすめのモデルだと感じます。RWDグレードの実航続距離は400kmを大きく超えており、急速充電性能も安定して105kWに対応可能。バッテリーのプレコンディショニング機能にも対応しながら、インフォテインメントシステムも最新世代が採用されており、非常にヌルサクで直感的です。主要装備は以下のとおり。
・電動サンシェード付きのガラスルーフ
・空冷式の50Wワイヤレス急速充電器
・シートヒーターやシートベンチレーション機能付きナッパレザーシート
・ハンドルヒーター
・128色のアンビエントライト
・Dynaudio製の12スピーカーシステム
・可変ダンパー付きのマルチリンクサスペンション
・レベル2ADASの安定感はドイツプレミアム級
・V2L機能も1.5kWに対応
・エアバッグはファーサイドエアバッグと2列目サイドエアバッグを含めた9つ搭載
・Euro NCAPも最高評価の5つ星
・車両保証は4年10万km
たとえばモデルY RWDと比較しても80万円以上も安価に購入可能であり、日産アリアよりも200万円近くも安価に購入できるとイメージしてみれば、そのコスト競争力の高さを容易にイメージできるはずです。
いずれにしても、今回のBYD補助金が適用できるのは9月末までなので、現在EVの購入を検討しているユーザーは、これを機会にBYDを検討してみるのもいいかもしれません。さらに年末にかけて新型リーフやeビターラ、N-ONE e:という日本メーカーの新型EVも矢継ぎ早に投入されていきます。日本国内で買える大衆EVの最新動向にはますます目が離せません。