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東京オートサロンのテスラ全部撮る! 台数増加のカスタムテスラが激旬だった


TEXT:斎藤充生 PHOTO:斎藤充生
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まだまだ会場内にはテスラがいっぱい

テスラアライアンス:ラグジュアリーなモデルY

テスラアライアンスのモデルYは、KOKOROブランドのカーボン製エアロパーツをフル装備。モデルY専用にトモキスペシャルパーツが開発したゲパルトの車高調整式オイルダンパーとスプリングを装備していて、街乗りは快適でありながらも、サーキットを攻められる足まわりとなっています。

東京オートサロン2025に展示されたテスラアライアンスのテスラ・モデルY

ボディカラーはマセラティのマットホワイトをスプレーラッピング。そこにマットブラックを足してラグジュアリーな印象を与えています。

室内も本家マセラティをオマージュして、カーメイクアートプロの手による本革張替加工が施され、ラグジュアリーなインテリアへ劇的に変化を遂げています。

テスラアライアンスのテスラ・モデルYは、カーメイクアートプロの手により、マセラティを彷彿とさせる本革内装に張替を実施

カーメイクアートプロでは、テスラに特化した内装カスタムブランド「T-ART」を展開していて、さまざまな要望に応えてくれるといいます。

スーパーオートバックスKOBE:テスラ・モデル3 by G-7 大阪 Co

オートバックスのブース内に展示されたモデル3は、「大人カッコいい」をテーマにスーパーオートバックスKOBEが製作したもの。プロテクションフィルムの「SPPF」で車両全体を保護しながら、マットに仕上げたその姿は、まさに大人に向けたゲキ渋なモデル3です。

東京オートサロン2025に展示されたスーパーオートバックスKOBEのテスラ・モデル3

エアロキットはアーティシャンススピリッツ・ブラックレーベル。テインのストリートアドバンスで車高を調整し、スーパースターのレオンハルト・バイファル20インチで足元を引き締めています。

スーパーオートバックスKOBEのテスラ・モデル3はホイールにスーパースターのレオンハルト・バイファル20インチをチョイス

スーパーオートバックスKOBEを運営するG-7オートサービスとしては、この車両製作を通じてEVのカスタムや整備に対しての知見を深める、社員教育の意味が込められているのだといいます。つまり、G7オートサービスのオートバックスは、EVの整備もおまかせあれ! ということです、はい。

東京オートサロン2025 スーパーオートバックスKOBEのテスラ・モデル3 リヤまわり

ダンロップ:SPORT MAXX LUX装着 モデル3

ダンロップの最新作にして、EVに求められる低転がり抵抗性能に高い静粛性能、耐荷重性能や摩耗性能に対応し、ハンドリングも楽しめる欲張りなタイヤが、2月から発売を予定している「SPORT MAXX LUX」です。ダンロップが独自に定めた「EV適応マーク」を刻印した第1号モデルでもあり、まさにモデル3にピッタリなタイヤといえます。

東京オートサロン2025のダンロップブースに展示されたテスラ・モデル3

エンジン音がしないEVですから、タイヤが発するノイズを低減することは車内の静粛性向上に多大な効果を発揮します。そのため、タイヤパターンの改善はもちろんですが、ダンロップではお馴染みの特殊吸音スポンジ「サイレントコア」も搭載して、徹底的に音の発生を抑制しています。

その結果、ハンドリング性能を重視したSPORT MAXXシリーズでありながら、乗り心地と静かさを追求した同社のVEURO(ビューロ)よりも静かさで上まわるのだとか。これはちょっと全EVオーナー注目のタイヤですよ。

東京オートサロン2025のダンロップブースに展示されたテスラ・モデル3には、ダンロップの最新タイヤ「SPORT MAXX LUX」を装着

TBR:便利グッズ満載 モデル3とモデルY

最後にTBRのモデル3とモデルYです。

東京オートサロン2025に展示されたTBRのテスラ・モデルYとモデル3

TBRはテスラをカッコよくするだけでなく、テスラユーザーの困りごとを解決するようなアイテムを多数ラインアップしています。センターモニターの角度を調整できるアイテムや、広大なガラスルーフに装着可能な電動シェード、フロントのトランクをアプリから遠隔開閉できるアイテムは良い事例かもしれません。それらを、日本企業のクオリティで製作していますので、どこかの国で企画・製造された商品とは一線を画す仕上がりに。

東京オートサロン2025に展示されたTBRのテスラ・モデルYとモデル3のリヤ周り

テスラ特有のOTAによるバージョンアップで、それまで使えていた後付け機能が突如使えなくなる、というケースが稀に発生するそうですが、TBRでは開発エンジニアとの連携で迅速に対応していることも強みだそうです。

TBRはエンジニアとの連携によりテスラのOTAによるバージョンアップに素早く対応し、純正アプリに割り込ませる製品のUXを担保

このモデル3には、テスラのチューニングで有名なアンプラグド・パフォーマンスの新作ホイールが装着されていました。UP-05と呼ばれるこの鍛造ホイールは、ハイブランドスポーツカーのホイールに見られるようなダイヤモンド形状のスポークデザインを採用して、足もとをラグジュアリーに演出しています。

東京オートサロン2025 TBRのテスラ・モデル3に装着されたUnplugged Performanceの新作鍛造ホイールUP-05

18インチから20インチまでラインアップし、テスラの全車種(日本未導入ですが、なんとサイバートラックまで!)に対応する予定とのことです。

まとめ

東京オートサロン2025会場内で見つけられた限りのテスラを取材してきましたが、こうして会場中を歩きまわると、かつてのプリウスがそうであったように、先進的なEVであるテスラが一種のステータスシンボルになっている気がいたします。それだけに、今後ますますカスタムが進むことが予想されますし、テスラ関連の出展が増えるかもしれません。そうなった場合、できることならどこのブースにテスラが展示されているのかだけでも、事前に知っておきたいですね。

というわけで緊急企画「サロンのテスラ全部撮る」、任務完了でございます!(時間と体力と捜索能力の不足により、撮影が漏れてしまったテスラがございましたら大変申し訳ございません)

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