車両価格は約600万円か。補助金を利用できるとすれば……
eDrive20の装備については、エントリーグレードとはいえ、プレミアムブランドにふさわしい充実度が揃っている。例えば、BMWマップナビゲーションシステム、2ゾーンフルオートエアコン、最新の運転支援システム、リバースアシストカメラを含むパーキングアシスタントなどはすべて標準。もちろん、コクピットには、10.25インチディスプレイとドライバーに向かってカーブした10.7インチディスプレイを組み合わせたBMWカーブドディスプレイが奢られる。
生産は本年11月に開始され、その本国価格(付加価値税込み)は47,900ユーロと発表済み。参考までに、xDrive30の本国価格は55,000ユーロだから、eDrive20はおよそ12.9%安い。
ここから、仮にeDrive20が国内導入された場合の価格を推計すると、約608万円となり、BEVへの補助金を考えると、住んでいる自治体によっては500万円を切る価格でiX1を購入できる計算だ。内燃機関仕様のX1は586万円からなので、それと比べてもかなりお買い得といっていいだろう。
普段使いにぴったりな性能、そしてプレミアムな装備と魅力の多いiX1 eDrive20。ぜひとも早期の国内導入を期待したいところだ。
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