ニュース
share:

EVカートでアイスダンス……氷上EVカート競技「ERK on ICE」の申込みが9月9日まで


TEXT:福田 雅敏 PHOTO:福田 雅敏
TAG:

開催概要と競技内容

SDGs 氷上電気カート競技会 ERK on ICE(photo=日本EVクラブ)

4回目となる今年は、レースの内容を大幅に変更。よりエキサイティングで魅力的な「ERK on ICE」を目指したという。筆者も今年もスタッフとして参加する。観戦(申し込み制)も可能だ。

開催概要は以下の通り。

日時:2023年9月23日(土・祝)12:00~16:00
場所:新横浜スケートセンター<横浜市港北区新横浜2-11>

競技内容等は、1周100mのオーバルコースをスパイクタイヤを履いた2台のERK(電気レーシングカート)が走行し、競技を行う。

参加者の運転テクニックに応じて、「ビギナークラス」「エキスパートクラス」「マスタークラス」の3つにクラスに分ける(いずれのクラスも身長150cm以上の方に限られる)。競技車両は日本EVクラブが用意する。

各クラスの詳細は以下の通り。

ビギナークラス
……カートの運転経験がない参加者、またはカートの運転に自信がない参加者のためのクラス。2名ずつの10グループに分けかれ、2台のERKで、先導車についてコースを1周、その後の2周で勝ち負けを競う。

エキスパートクラス
……カートの公式レースの出場経験があるか、各種モータースポーツレース出場経験者のためのクラス。2名ずつの10グループに分け、それぞれ2周のレースを2回(計4周)行う。

2台のERKが、同じコースの反対側からそれぞれが同時にスタートするパシュートスタートを採用。まず1周走り、2周目はコースの途中で360°ターンをしてからゴール。マシンの性能差を考慮に入れ、互いのERKを交換し、乗り替えて同じようにもう1レース競い、最終的に2回のレースを制したものが勝者となる。もし1勝1敗となった場合は、2回のレースのゴール後停止距離を合計し、より短い距離で停止したものが勝者となる(全レースの停止距離が計測される)。

マスタークラス
……各種モータースポーツに出場経験があるか、相応の運転テクニックを持つドライバーと、そのドライバーが任意で選ぶ相手との2名でチームが編成。合計8チームを作り、トーナメント戦を行う。

エキスパートクラスと同様、パシュートスタートを採用。2台のERKが同時にスタート、コースの途中で360°ターンをしてからゴールする1周勝負のレース。相手のERKと交換し、乗り替えるときにドライバーも交代、もう1周同様にレースを行う。これら2回のレースを制したチームが勝者となる。一勝一敗の場合は、エキスパートと同様、合計の停止距離が短いほうが勝者となる。優勝と準優勝を決める(全レースの停止距離が計測される)。

競技参加者の締め切りは9月9日(土)となっている。見学だけも可能だ。小学生以下は無料で、締め切りは9月20日(水)まで。

申し込み、見学などの詳細は、日本EVクラブの公式WEBを確認して頂きたい[詳細はこちら<click>]。

 

TAG:

PHOTO GALLERY

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
BYDの売り上げ鈍化に注目しても意味なし! むしろ心配すべきはテスラか? BYDは利益率も投資額も驚くべき水準だった
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
more
ニュース
BYDの勢いが止まらない! 新エネルギー車の生産台数が世界初の1000万台を突破
日産からセダンのEVが出るぞ! 中国向け車両「N7」を初公開
過酷なダカールラリーで排気量998㏄の「水素小型エンジン」を鍛える! HySEが2025年の参戦を発表
more
コラム
自宅で充電できないけどEVを買う人が増えている! ただしいまのインフラ状況だと「セカンドカー」で乗るのが正解
充電が無料でできる施設は税金のムダ遣い? 地方自治体の取り組みの是非を考える
EVの走りはむしろ好き! エンジン車も同時に所有! それでもEVライフを終了した理由をオーナーが激白
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】二度見必至の存在感は普通のコナとはまるで別モノ! イメージを大きく変えたヒョンデ・コナ「N Line」に乗って感じたマルとバツ
ボルボEX30で11時間超えの1000km走行チャレンジ! 課題は90kWまでしか受け入れない充電性能
EV専業の「テスラ」とEVに力を入れる従来の自動車メーカー「ヒョンデ」! モデルYとコナを乗り比べるとまったく違う「乗りもの」だった
more
イベント
外からもまる見えな全面ガラスドアも高齢化が進む地域のモビリティとして最適!? タジマの超低床グリーンスローモビリティ「NAO2」が斬新すぎた
EVはレアメタルが詰まった都市鉱山! CEATEC2024でBASC展示が提唱するサーキュラーエコノミーというバッテリーとは
畳めるバイク! 階段を上り下りできるカート! 自由な発想のEV小型モビリティが作る明るい未来を見た!!
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択