使いやすいフランク、車重は4トン前後か
運転席と助手席の前に広がる55インチのディスプレイは、ドライバー側の30インチと助手席側の20インチに分けられている。センターコンソールのディスプレイは、エアコンやドライブモード、HUD(ヘッドアップディスプレイ)、リヤステアリングなどのコントロール機能が割り当てられる。
4つのテーマから選択可能なインテリアは、126色のアンビエントライトによって彩ることも可能だ。
電動で格納できる3列目を備えた7人乗りで、Executive Second Rowパッケージは2列目が2人乗りになるため6人乗りになるようだ。
345.4Lの容量を持つフランク(ボンネット下の荷室)は、ゴルフバッグ2個を収納可能。ボンネットと一緒にグリル部分が上がるため、荷物の取り出しやすさも考慮されている。リヤに回るよりもフランクの方が近いので、重宝しそうだ。
ボディカラーは6色から選択でき、ルーフをブラックにするツートーンも可能だ。
基本トリムは、ラグジュアリーかスポーツの2種類が用意される。グレードは、Executive Second Rowパッケージ、ラグジュアリー2とスポーツ2、ラグジュアリー1とスポーツ1の3段階が設定されているようだ。
グレードによってオーディオシステムも以下のように変わる。
Executive Second Rowパッケージ:40スピーカーのAKG Studio Referenceオーディオシステム
ラグジュアリー2とスポーツ2:36スピーカーのAKG Studio Referenceオーディオシステム
ラグジュアリー1とスポーツ1:19スピーカーのAKG Studio オーディオシステム
車重の発表はなかったが、200kWhのバッテリーだけでおそらく1,400kgほどで、現行の6.2L V8エンジンのICE版が2,740kgであることを踏まえると4トン前後になるだろう。