ヒョンデのカーシェアリングサービス「MOCEAN」
蔦屋書店や TSUTAYA を訪れる文化への感度や環境意識の高い方々に向け、ヒョンデのカーシェアリングサービス「MOCEAN(モーシャン)」を6月23日(金)より代官山 T-SITEで開始する。
このサービスは、ヒョンデのBEV(電気自動車)アイオニック5を、10分220円、12時間7,920円などの料金で利用できる。入会金や月会費は無料だ。「MOCEAN」は2022年から横浜と沖縄でも提供している。
また今後、CCC が展開するシェアオフィスの機能性とラウンジの居心地のよさを併せ持つ空間「SHARE LOUNGE (シェアラウンジ)」の利用者へ、プライベートな移動空間としてアイオニック5をラウンジのように利用することができる、「モビリティ」×「シェアラウンジ」サービスの実現も共同で検討していく。さらに、CCCが展開するその他の拠点においても「MOCEAN」の拡大を検討する。
ZEV 拡大のためのデータマーケティング協業
ヒョンデと CCCは今後、CCCグループが有するビッグデータをもとに、持続可能な生活に興味が高い人や自然環境の保護を心掛けている人、また社会課題を意識して生活を送っている人など、持続可能な新時代をともに築いていくパートナーとなる人をデータベースから導き出し、ヒョンデのブランドコンセプトをもとにさまざまなコミュニケーションを図りながら、ZEV 時代の新しいライフスタイルの提案に向けたデータマーケティングに取り組む。
また日本全国の蔦屋書店や TSUTAYAにおいて、ZEVの新しい価値観を体感できるようなオンラインと融合したサービスを開発する予定だ。
グローバル EV 体験プラットフォーム開発およびその拡大
ヒョンデのグローバルブランド拠点内でEV体験プラットフォームを開発し、グローバル展開を推進していく。例えば、韓国や海外で展開中の「Hyundai Motorstudio」のようなブランド空間の中で、EVの世界観を体験できるコンテンツ提案などを両社で行い、より豊かな空間でのEV体験を、日本を中心に東アジアや ASEAN諸国などグローバルに展開していくことも想定している。
Hyundai Motor Company のチャン・ジェフンPresident&CEOは「モビリティ会社とコンテンツ会社の協業により、さまざまな試みを通じて新しい可能性を創出していくことを期待しています。特にお客さまの好みに対する徹底した分析を通じて、新しいライフスタイルを企画するCCCと、Hyundaiが追求するZEVの文化を共に広げ、差別化された Hyundaiのブランドイメージを構築していきます」とコメントした。
CCCの髙橋誉則 代表取締役社長兼COOは『CCCは生活提案企業として、日本のさまざまなライフスタイルの創出に寄与してまいりました。現在、地球環境の変化と生活者の価値観が大きく変わる中、「カーライフ」にもサステナビリティの考え方が浸透し始めています。私たちは Hyundaiの理念や価値観に共感し、今回の協業を進めてまいります。これにより、新たなZEV ライフスタイルをお客さまへ提案し、お客さまのウェルビーイングな生活を推進しながら、地球規模のゼロエミッションに向けたソーシャルアクションを起こしていきたいと思っています。』と述べた。