EVバスとEVタクシーではEVとわかるラッピングが必要
申請の受付期間は、令和5年4月27日から令和5年12月28日まで。国によるCEV補助金と異なり、車両を発注する前に申請する必要があるので注意が必要だ。申請は必要書類を揃えて郵送で行う。なお、審査には1ヵ月ほどかかる場合があるため、1ヵ月以上前までに提出することが求められている。
またEVバス、EVタクシーでは、ラッピング等により車両がEVであることがわかるようにすることが条件となる。EVであることがわかるラッピング等が側面・後部などに1ヵ所以上あればよく、デザイン・工法は問わない。歩行者が視認できる程度の文字サイズで、1文字10cm以上が目安とされている。ラッピングに要する経費も補助金の対象となる。なお、申請には事業用EVの全体写真のほか、ラッピング等が施された側面や後方の写真を提出する必要がある。
事業に無関係と判断されるメーカーオプション、ディーラーオプションは補助対象経費とは認められない。また値引きがある場合は値引き後の金額が対象となり、消費税や地方税は補助対象とならない。
神奈川県の当補助金への予算は3億1,000万円で、予算がなくなり次第、終了となる。EVバスについてはすでに多数の申請があり、早期に受付を終了する可能性があるとのことだ。
当補助金制度について詳しくは、「令和5年度神奈川県事業用EV導入費補助金」で検索を。
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