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大人7人が乗れる電動プレミアムSUV「メルセデス・ベンツEQS SUV」が発売


TEXT:曽宮 岳大 PHOTO:曽宮 岳大
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オフロード走行支援機能が充実

パワートレインは、交流同期モーターを2基搭載(EQS 450 4MATIC SUV/フロント:88kW/120ps、260Nm、リア:178kW/242ps、540Nm、EQS 580 4MATIC SUV スポーツ/フロント:135kW/184ps、290Nm、リア:265kW/360ps、568Nm)し、4輪を駆動。力強く、振動の少ない走りを実現しているとのこと。車両がドライバーの運転スタイルをモニターし、運転スタイルに合った走行可能距離を表示する機能を持つ。これは正確なドライブプランを立てる際に役立ちそうだ。

充電は、6kWまでの普通充電と150kWまでのCHAdeMO急速充電に対応しており、電池残量10%から80%までの急速充電に要する時間は、50kWの場合で100分、90kWの場合で53分、150kWの場合で49分となっている。なお、自宅に給電するV2Hならびに家電などに給電するV2Lにも対応している。

フロントに4リンク、リアにマルチリンクを採用したサスペンションは、連続可変ダンピングシステムを備えたエアマチック・サスペンションを搭載。路面状況に応じて車高を高め、走破性を向上させることも可能だ。また、全長5,130mmのラージサイズSUVにもかかわらず、リアアクスルステアリングを標準搭載することで、最小回転半径は5.1mとコンパクトSUVのような小回り性を実現している。

オフロード性能については、ダイナミックセレクトに荒れた路面での走行安定性を高めるオフロードモードを搭載し、コーナーや傾斜、サスペンションの状態など、オフロード走行に役立つ情報をモニター上に表示。また、ボンネットに隠れて見えない路面の状況を可視化するトランスペアレント・ボンネットを標準装備し、オフロードでの安全性を高めているのも注目に値するポイントだ。

車両価格は、EQS 450 4MATIC SUVが1,542万円、EQS 580 4MATIC SUVスポーツは1,999万円。

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