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ヒョンデ、新型BEV「KONA(コナ)」を年内に日本で発売


TEXT:烏山 大輔
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頑丈でダイナミックな印象を与える、EV先行型のエクステリアデザイン

コナは、従来のICE-to-EVの開発プロセスではなく、EV-to-ICEのプロセスを採用した。

空気抵抗係数は0.27で、ノーズとテールゲートの間には、ホイールアーチアーマーとパラメトリックサーフェスが彫り込まれる。ベルトラインとハイマウントストップランプ内蔵のリアスポイラーをつなぐダイナミックなクロームライン。EVはピクセル化されたシームレスホライゾンランプとピクセルグラフィックが、ユニークな印象を与える。外装色は、幅広い層のユーザーのライフスタイルをイメージし、コナのアイコニックなデザインをより際立たせる鮮やかな色調としている(19色ものボディカラーが設定されている)。

Nラインは、ブラックミラー、ウイング型スポイラー、ブラックルーフを採用。前後のデザインをより力強くして、低めの姿勢を強調するウイング型バンパー、ツインエグゾースト、シルバーサイドスカートを装備している(※3)。

※3 Nライン仕様およびオプションの提供は、トリム、バリエーションおよび市場によって異なる場合がある。

より広く、より多目的に使えるインテリアデザイン

ヒョンデは、このモデルのスケールアップしたディメンションとEVに合わせたユニバーサルアーキテクチャーに基づき、「リビングスペース」と呼ばれるより広いインテリアを設計し、幅広いライフスタイルに対応している。ドライバー重視の前列は、12.3インチのデュアルパノラミックディスプレイを内蔵したフローティングホリゾンタルCパッドにより強調され、コナが持つハイテクな個性が強調されている。

また、シフトバイワイア式ギアセレクターをセンターコンソールからステアリングホイール後方に移設し、オープンコンソールに収納スペースを確保した。このレイアウトにより、コナの室内空間はより広くなり、ドライバーや乗員にとって多目的で快適な空間となった。

さらに、ステアリングホイール周辺にすべての操作系を配置し、回転式カップホルダーを備えたオープンコンソール収納を実現することで、この印象をより強調している。アンビエントライトは、OTAアップデートによるメインテナンスと新機能の追加もサポートしている。

前列のリラクゼーションコンフォートシート(オプション ※4)は、「無重力」の体圧分散に最適化され、運転後の疲労を軽減することができる。2列目の「カーブレスベンチシート」は、居住性を最大限に高め、メインテナンスも容易で、2段階ラッチで後席のリクライニングも可能である。

※4 欧州・オーストラリア市場向けのみ販売

完全に折り畳める2列目シートとリアコンパートメントにより、最大466L(VDA方式※5)の荷室を確保し、積載の利便性を向上させることでユーザーの高いニーズに対応する。トランクへのアクセスを向上させる便利でカスタマイズ可能なスマートパワーテールゲートにより、手荷物からショッピングバッグまで、あらゆるものの積み込みがこれまで以上に簡単になる。

※5 SAE方式では735L

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