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丸型の有機ELディスプレイを用いた革新的なユーザー・インターフェース
MINI独特のセントラル・インターフェースには、乗用車用として世界初の丸型の有機ELディスプレイを採用した。有機ELディスプレイは高画質で、鮮明なコントラストと深みのある黒を表現することができる。
セントラル・インターフェースを超えてダッシュボードに広がる表示領域も、見どころのひとつ。動画投影により、コンテンツをダッシュボード全体に転送し、ドア・パネルにまで及ぶユニークなデジタル体験が得られる。輪郭のはっきりした地図から、雲の散乱したイメージまで、投影によって無限の表現が可能だ。
3つの新しいエクスペリエンス・モードによる充実した車両体験
「エクスペリエンス・モード」は、セントラル・インターフェース・パネルと車内投影を通じた特定の表示と色の世界、およびこれと調和したサウンド・ステージを組み合わせたものだ。
「パーソナル・モード」は、自分の好みで選んだ画像モチーフを有機ELディスプレイに転送することが可能。「ポップアップ・モード」では、ナビゲーションのルートが有機ELディスプレイとダッシュボードへの投影によって表示される。「ビビッド・モード」では、有機ELディスプレイでの表示範囲と隣接する表面をインタラクティブにデザインすることができる。
先進的なカラーと素材を用いたインテリア
コンセプト・エースマンでは、すっきりとしたインテリア・デザインに、特別に開発されたカラー・スキームと素材スキームが組み合わされていることが特徴だ。カーキ・グリーンをベース・カラーとして、周囲には少し青みがかったライト・グレーの再生ポリエステル製ニット織物を配している。
ヘッドレスト一体型のシートは、フラット・ニット、ベルベット・ベロア、ワッフル織りの布地と、凹凸感のある千鳥格子柄、それに刺繍による「X」と「O」のモチーフを与えたグラフィックが特徴だ。
ダッシュパネル周りでは、ギア・セレクターやパーキング・ブレーキのスイッチ類を移動したことで、運転席と助手席の間のスペースを増大させた。このスペースを活用したセンターコンソールはフローティングしており、リアまで伸びている。センターコンソールの表面には、収納スペース、スマートフォンのワイヤレス充電ステーション、カップホルダーを自由に配置するなど、多くの用途に使うことができる。
ステアリングホイールも、シートやドア・パネルその他のすべてのインテリア表面と同様、レザーを使用していない。ステアリングホイール・リムには、ダーク・グリーンのベルベット・ベロアがラミネート加工され、非常に心地のよい感触が得られる。バックライト付き織物表面の下には、マルチファンクション・ボタンが一体化されている。ステアリングホイールの6時位置のスポークは堅牢なストラップでできており、「Aceman」のロゴマークがあしらわれている。
渋谷の一角でMINIの将来を見てみよう
今回、日本に初上陸したコンセプト エースマンは、渋谷駅にほど近い会場に期間限定で展示される。都内に住んでいる人はもちろん、MINIに興味がある人、新しいデザインに関心がある人にはピッタリの空間となっている。ぜひ立ち寄ってみてほしい。
MINI ELECTRIC FUTURE.
日程:2023年3月3日(金)~3月5日(日)
開催時間:11:00~20:30(最終入場20:00)
会場:The Iceberg
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-18
入場料:無料