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30分でバッテリーの半分弱を充電
最高75kWで急速充電したこの日は、30分でバッテリー残量が15%から61%に増えました。1回で46%が追加された計算です。充電記録を確認すると、充電量は36.2kWh。これはID.4のバッテリー容量(77kWh)の47%にあたり、バッテリー残量計の増加分ともほぼ一致します。
走行可能距離は65kmから194km伸びて259kmに。あくまで数字は参考値ですので、たとえば高速道路で100km/h巡航するとして、電費が6.5km/kWhなら235km走れる計算です。これは心強い!
ただし、70kW台が常に出るかというとそういうわけではなく、気温やバッテリー温度に影響を受けるのが困ったところ。気温が低い冬の時期は充電電力が低くなります。実際、12月から1月にかけて充電したときの記録を見ると、1回の平均電力が46kWや54kWという場合もあって、50kW急速充電器を使用したときとあまり変わりません。
30分間の充電料金は、フォルクスワーゲン充電カードで50kW急速充電器を使用したときが495円であるのに対して、PCAは1350円と大きな開きがあるため、充電スピードの差が小さくなる冬場は、PCAの利用を控えるのがお財布にやさしいやり方といえそうです。
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