EVヘッドライン
share:

デイリーEVヘッドライン[2022.11.25]


TEXT:TET編集部
TAG:

 

 

・ピニンファリーナ、EVハイパーカー「バッティスタ」が各性能値を公表……200km/hまで4.75秒など世界新記録

【THE 視点】アウトモビリ・ピニンファリーナは、量産EVハイパーカー「バッティスタ」の公式テストを行い、加減速性能において5つの量産車世界新記録を打ち立てた。
 記録は「0-100km/h加速:1.86秒」のほか「0-96km/h加速:1.79秒」「0-193km/h加速:4.49秒」「0-200km/h加速:4.75秒」。また「100km/hからフルブレーキでの停止距離:31m」。これらはの数値は、量産EVの世界新記録だという。
 この記録の達成には、4モーター方式の4WDという機構が大きく影響している。最高出力1900hp(1417kW/1926ps)、最大トルク240.6kgmを引き出す高性能ぶりで、最高速は350km/hに達する。
 ちなみにブレーキにはブレンボのカーボンセラミック素材のものが用いられているほか、エアブレーキ機構も搭載されている。
 バッテリーは、クロアチアのリマック アウトモビリから供給を受け、総容量は120kWh。1回の充電での航続距離は480km。充電は180kWの急速充電システムを使用可能で、25分でバッテリー容量の80%を満たせる。
 ボディ構造は、カーボンファイバー製のモノコックに、同じくカーボンファイバー製パネルを組み合わせたもの。さらに車体前後にアルミ素材を用いて衝突時の衝撃を吸収する構造も採用されている。このモンスターマシンの性能と構造に、ただただ驚くばかりである。
(福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMESエグゼクティブ・アドバイザー)

・国土交通省、「エコカー減税」の1年延長を要望……与党税制調査会に求める方向で調整

・HKS、バッテリー交換式EVトラックによる配送実証開始……伊藤忠商事などと共同で埼玉県内のファミリーマート約80店に

・BYD、モロッコの「AUTO NEJEMA」とパートナー締結……新エネルギー車販売へ

・JTB、イタリアの超小型EV「BIRO」でドライブ観光の実証実験……神戸市内を先導付きでドライブ、12月9日から

・イベント、「第8回 バステク in 首都圏」が22日に開催……「EVモーターズ・ジャパン」などEVバスも展示

・イベント、「輸入車電動スタイルフェア」開催……12月10、11日吹上ホール、「テスラ」「ヒョンデ」「BYD」等出展

・EVリユースバッテリーを用いた太陽光発電システムの実証実験が開始……日東工業株式会社、太陽光パネルもリユース品を活用し環境配慮へ

TAG:

NEWS TOPICS

EVヘッドライン
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは
BYDの売り上げ鈍化に注目しても意味なし! むしろ心配すべきはテスラか? BYDは利益率も投資額も驚くべき水準だった
いすゞがピックアップトラック「D-MAX」にBEVを用意! バンコク国際モーターショーでワールドプレミア予定
more
ニュース
ヒョンデの野心的な中長期戦略「ヒョンデ・ウェイ」発表! 2030年までに年間販売台数555万台を実現しそのうちEVは200万台を目指す
EVに関心があっても導入に踏み切れないタクシー事業者多数! 広島でbz4Xを導入した事業者の陰に「電脳交通」の存在あり
買っていきなりレースを走るだと!? ヒョンデ「アイオニック5 N」の記念すべき納車第1号オーナーの声
more
コラム
BYDシールで1000km走って「充電性能の安定性」に衝撃! リアルワールドでも「コスパ最強」が証明された
日本で発売直後なのに中国では年次改良で新型登場! BYDの新型SEALの実力がヤバい
日産の第一四半期の営業利益は前年同月比でなんと99%減少……って大丈夫か? 円安解消も含めてアメリカ&中国市場で苦戦を強いられている!!
more
インタビュー
電動化でもジーリー傘下でも「ロータスらしさ」は消えない? アジア太平洋地区CEOが語るロータスの現在と未来
「EX30」に組み込まれたBEVの動的性能とは。テクニカルリーダーが語る「ボルボらしさ」
「EX30」には、さまざまな可能性を。ボルボのテクニカルリーダーが話す、初の小型BEVにあるもの
more
試乗
【試乗】二度見必至の存在感は普通のコナとはまるで別モノ! イメージを大きく変えたヒョンデ・コナ「N Line」に乗って感じたマルとバツ
ボルボEX30で11時間超えの1000km走行チャレンジ! 課題は90kWまでしか受け入れない充電性能
EV専業の「テスラ」とEVに力を入れる従来の自動車メーカー「ヒョンデ」! モデルYとコナを乗り比べるとまったく違う「乗りもの」だった
more
イベント
とにかくこの形に惚れたんです! 日本中から約140台もの日産アリアが集結した「日産アリア全国オーナーズミーティング2024」に潜入した
走る以外の楽しみがEVにはある! ラーメン屋台まで登場した「EVサマーキャンプ2024」を見るとEVが欲しくなる!!
中国市場のニーズに合わせて開発! 日産が北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカーを出展
more

PIC UP CONTENTS

デイリーランキング

過去記事一覧

月を選択