TEXT:福田 雅敏、ABT werke
ランドローバー、EVの「レンジローバー」が2023年後半に予約開始……デイリーEVヘッドライン[2023.04.21]
ラグジュアリーSUVにも電動化の波 グループのジャガーもEVを投入へ 【THE 視点】ジャガーランドローバー(JLR)は4月19日、ラグジュアリーSUV「レンジローバー」に初のEVモデルを設定し、今年後半に予約受注を開始すると発表した。 「次世代のミッドサイズ・モダンラグジュアリーSUV」をうたうブランド初のEVモデルとなり、2025年に発売予定だという。マージーサイドのヘイルウッド工場で生産。「エレクトリファイド・モジュラー・アーキテクチャー(EMA)」を初採用する。 またJLRは、モダンラグジュアリーEVモデルの展開を推進するために、今後5年間で150億ポンド(約2兆4,900億円)を投資する。その一環として、英国マージーサイドのヘイルウッド工場を、EV専用工場に改装し、JLRが掲げる目標(2039年までに排出ガス量実質ゼロ)の達成を目指す。 ランドローバーと合わせて、グループのジャガーもラインナップを見直し、モダンラグジュアリー系のEVを3車種投入する。その初のモデルは4ドアのGTで、航続距離は最大700km。価格は10万ポンドを超える見込みだという。 高級SUVの代名詞でもある「レンジローバー」もこうしてEV化された。先日もメルセデス・ベンツが「メルセデス・マイバッハ EQS SUV」を発表しており[詳細はこちら]、高級SUV市場にもEVの波が押し寄せている。「レンジローバーEV」の性能もさることながら、価格の面でも驚かされそうだ。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★ジャガー、EVの4ドアGTモデルを2023年後半に発表……専用アーキテクチャー「JEA」を使用、2024年に販売開始[詳細はこちら<click>] ★★出光、種子島空港でEVの充電実証実験を開始……太陽光発電で空港への電力供給とEVへの充電を実施、充電器は6kWの普通充電器3基[詳細はこちら<click>] ★出光、廃棄物由来のクリーン水素製造の事業化を検討……一般ごみなどから製造、燃料電池車などさまざまな需要を想定 ★日産、八王子市とEVを活用した地域づくりで連携……EV推進施策「ブルー・スイッチ」の一環、災害時にEVを電源として活用するなど ★ブレイズ、グルメ・フードフェス「アッシュフェス」(ナゴヤ セントラルガーデン ポケットパーク:名古屋市千種区/4月23日(日))に出展……「ブレイズ スマートEV」など5車種を展示 ★フォーミュラE第7・8戦ベルリン、今週末の4月22日(土)〜23日(日)に連戦で開催……現在のランキングトップはパスカル・ウェーレイン選手(タグホイヤー・ポルシェ)
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