#イベント
SDGs 氷上電気カート競技会 ERK on ICE(photo=日本EVクラブ)
TEXT:福田 雅敏
EVカートでアイスダンス……氷上EVカート競技「ERK on ICE」の申込みが9月9日まで

腕に関係なく参加が可能 日本EVクラブは、新感覚のEVモータースポーツ「第4回SDGs氷上電気カート競技会 ERK on ICE」を開催する。 筆者は第1回からこの「ERK on ICE」にスタッフとして参加している。「ERK on ICE」は、普段モータースポーツとは無縁のアイススケートリンクを使用し、電動レーシングカート(ERK)を滑るように走らせるイベント。普段味わうことができないクルマの挙動の面白さを体験できる唯一無二の機会である。 レース経験やテクニックに応じたクラス分けをしているため、経験を問わず気軽に申し込め、無理なく楽しめる内容となっている。3回目の開催となった昨年は、小学生や障害を持った方も参加し、氷上での新しいEVモータースポーツへの関心の高まりと同時に、裾野の広がりを感じた。

TAG: #EVカート #イベント #モータースポーツ
「白馬EVラリー」2022年の様子
TEXT:福田 雅敏
全国のEV乗りよ白馬へ集え…「ジャパンEVラリー 白馬 2023」の記念すべき10回目が開催

EV乗りのツーリングイベントが7月22日(土)・23日(日)に開催 EV乗りのツーリングイベント「ジャパンEVラリー 白馬 2023」(白馬EVラリー/主催:日本EVクラブ)が、7月22日〜23日に開催される。 全国のEV乗りが集まるこのイベントは、今年で10回目を数えるそこそこの歴史を持つ。現在、参加者を募集中だ(EV1台につき6,000円/日本EVクラブ会員は5,000円)。筆者も参加経験があり、特に昨年はスタッフとしてイベントを手伝った。 EV乗りはもちろん、EVに興味のある方もぜひ訪れてほしいイベントなので、この場を借りて、昨年の内容を振り返りつつ紹介したい。 今年で10回目の開催、遠くは屋久島からの参加者も 「白馬EVラリー」は、今年で10回目を数えるそこそこ歴史のあるイベントである。昨年の参加台数は79台で、最も遠くは岡山県井原市からの参加者がいた(会場まで約650km)。ちなみに記録は、鹿児島県の屋久島からの参加である(約1,450km)。最も遠方からの参加者には、白馬村長賞が用意されているので「我こそは」というEVユーザーはぜひ挑んでほしい。 イベントは2日間行われ、もちろん片方の曜日の参加でもOKだ。しかし2日間にわたって行われる「ミッションラリー」というコンテンツが用意されているので、せっかくであれば宿泊の上での参加をお勧めする。 2日間にわたる賞典ありのコンテンツ 「ミッションラリー」は以下の内容となる。 1.白馬村の宿に泊まる(充電設備のある施設) 2.試乗会に参加する(22日に開催) 3.パレードに参加する(23日に開催) 4.SNSに投稿する(「#EVラリー白馬2023」のハッシュタグをつけてTwitter/Facebook/Instagramのいずれかに投稿) 5.白馬村内にてランチをとる(22日中に) 参加者には「ミッションシート」が配布され、これらのミッションをクリアするごとにスタンプがもらえる。 また、「デジタルスタンプラリー」というコンテンツもある(1日の参加でもOK)。白馬村内に設定されたスポットを巡ることで、専用アプリ内にポイントが集計される。「ミッションラリー」と「デジタルスタンプラリー」のポイントは合算され、両方をクリアした上位入賞者には、白馬村宿泊補助券や白馬村特産物などの賞品が授与される。

TAG: #イベント #オフ会 #ジャパンEVラリー
TEXT:岩尾 信哉
東京都がマンションへの電気自動車(EV)用充電設備設置に関する無料相談会を開催

電気自動車(EV)の普及にとって、充電インフラの整備は大きな課題のひとつ。使い勝手として都市部周辺で立ち寄れる充電施設の数が増加することは重要だ。 いっぽうでいざEVの購入を個人で検討するとなれば、住環境と設備投資を考える必要がある。さらにマンション住まいで居住施設に充電設備がなければ、大きなハードルになってしまう。 そこで東京都は、マンションへの充電設備の設置に関する無料相談会を開催する。EV普及を促すための新規住宅向けに充電施設設置の義務化を実施した都の取り組みと合わせて、内容を紹介する。 マンションへのEV用充電設備の設置を推進 東京都は2月22日に、充電設備の設置に関心のある都内のマンション管理組合・住民などを対象に、個別の無料相談会を開催することを発表した。 最近ではEV用充電設備の設置から運用、維持管理までをトータルで行う新しい充電サービスが出てきている。東京都はこのようなサービスを活用することで、マンション管理組合での合意形成が進めやすくなるとしている。さらにこの動きを後押しして、集合住宅への充電設備の普及促進を図るため、関連する団体・事業者等で構成する「マンション充電設備普及促進に向けた連携協議会」を設けた。 今回開催される相談会では、マンション向けに設置実績のある充電事業者から様々な充電サービスを紹介しつつ、個別ブースを設置して、充電事業者による無料相談を実施する。概要は以下の通り。 (1)日時:令和5年3月21日(火曜・祝日):13~16時 (2)会場:ベルサール三田(港区三田3-5-27) (3)対象:都内のマンション管理組合・住民、都内マンションの管理会社、都内マンションオーナー等 (4)プログラム概要  第1部(13時00分から14時50分)≪全参加者向け≫  都の補助金、アドバイザー派遣事業等の支援策の紹介、充電サービス事業者各社による事業紹介(第1部のみオンライン視聴が可能)  第2部(15~16時)≪希望者向け≫  個別ブースでの充電サービス事業者各社との無料相談会 (5)定員:200名(先着順)  参加はひとつのマンション・団体等から2名まで(オンライン視聴には定員なし) (6)申込方法:ホームページ:https://tokyo-ev.jp/bosyuから申し込みを受け付け  申込期限:3月14日(火)、17時まで (7)説明予定の充電事業者(50音順):下記の連携協議会メンバー  株式会社エクシオテック、中央電力株式会社、テラモーターズ株式会社、東京ガス株式会社、株式会社ファム、ユアスタンド株式会社、ユビ電株式会社、Ring-ndx株式会社 集合住宅へのインフラ整備のための協力体制 東京都としては、ZEV(Zero Emission Vehicle:走行時にCO2などの排出ガスを出さない電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)等の総称)の普及拡大に向けて、自宅等で充電できる環境を整備することが重要であり、集合住宅に充電設備を設置する場合は住民の合意形成が必要となる。このため、戸建住宅に比べて普及が進んでいない現状があるとしている。 前述の連携協議会の具体的な活動内容として、特に課題が多いとされる既存の集合住宅における充電設備の普及促進に向けて、充電事業者やマンション事業者等の関連事業者と連携し、導入事例やノウハウ等を共有する。都内マンションにおける充電設備の導入ニーズや導入にあたっての課題等を掘り起こし、個々の状況に合わせてマッチング等を図るとしている。以上の内容の詳細については、東京都環境局 気候変動対策部 家庭エネルギー対策課(Mail:S0213305@section.metro.tokyo.jp、Tel:03-5388-3533)に問い合わせられたい。 東京都のEV充電設備等の設置義務化とは 今回の相談会開催のきっかけといえる、2025年4月より開始予定のEV用充電設備等の設置義務化の概要について確認しておこう。 東京都はエネルギー大消費地の責務として、2030年までに都内の温室効果ガスを50%削減する「カーボンハーフ」の実現に向け、再生可能エネルギーの利用拡大を推進している。さらに東京都は、2030年までに乗用車の新車販売台数に占めるZEV割合を50%にする目標を掲げている。こうした背景のもと、新築住宅等への太陽光発電設備の設置、断熱・省エネ性能の確保等を義務付ける制度を設けることになった。

TAG: #イベント #充電 #補助金
TEXT:烏山 大輔
EVを大きく進化させる技術に期待、日本発の技術の展示会「スマートエネルギーWeek春」

スマートエネルギーWeek春が3月15日(水)から17日(金)まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される。2050年カーボンニュートラル実現に向け、ますますの普及が期待される再生可能エネルギー。世界最大級の新エネルギー総合展であるこの展示会は、水素・燃料電池、太陽光発電、二次電池、スマートグリッド、洋上風力、バイオマス発電、ゼロエミッション火力などあらゆる技術が出展される。その中でEVの発展に貢献することが期待される3社の技術を紹介したい。 シャープ、「PV EXPO 春 2023 第16回 国際 太陽光発電展」に出展 シャープはEVへの搭載を目指している高効率太陽電池や、都市部や市街地に適した太陽電池モジュール、EVと住宅用太陽光発電・蓄電池システムが連携する「V2Hシステム」、法人向け自家消費ソリューションなどを展示する。 主な出展内容 1.世界最高水準の車載用高効率太陽電池などの新技術である、薄型・軽量かつフレキシブルなペロブスカイト太陽電池をはじめ、人工衛星などの宇宙や航空分野、EVなどの移動体への応用を目指し、世界最高の変換効率を実現した化合物太陽電池を出展。公道での実証実験を行っている化合物太陽電池搭載のプラグインハイブリッド車(PHV)も展示し、シャープの太陽電池技術の先進性を紹介する。 2.都市部などに適した住宅用太陽電池モジュールや将来EVとの連携が可能な住宅用太陽光発電・蓄電池システムに関して、屋根スペースが限られる都市部などの住宅でも効率的に設置できる、小型サイズの住宅用太陽電池モジュールを出展する。また2024年春発売予定のEV用コンバーターを初公開。EVと住宅用太陽光発電・蓄電池システムが連携する「V2Hシステム」の全体像を展示する。 3.初期投資ゼロで設置可能な産業用太陽光発電システムといった法人向けソリューション工場や大型店舗などに、初期投資ゼロで自家消費用の太陽光発電システムを導入するビジネススキームを提案する。さらに農地で農業と太陽光発電を両立させる営農型太陽光発電や、メガソーラーの発電診断・リパワリングなどを紹介する。 出展小間番号:No.52-4 ジェイテクト、「第14回 国際 二次電池展 バッテリージャパン」に出展 株式会社ジェイテクトは自動車業界のみならず、様々な産業のニーズに応える主電源装置としてのモジュール、主電源装置の力強い相棒となる補助電源、バックアップ電源ユニットなど、キャパシターを用いた様々な電源デバイスを提案する。 主な出展製品 1.高耐熱リチウムイオン・キャパシター 独自特許技術により、世界で初めて-40~85℃の動作温度範囲を実現した。厳しい温度環境での利用や大電流で繰返し充放電する際の自己発熱にも耐え、信頼性の高い電源構築に貢献する。 2.高耐熱リチウムイオン・キャパシター モジュール高耐熱化によって、大電流での連続使用が可能となった、その堅牢性、信頼性はダカール・ラリーという過酷なフィールドで実証済である。自動車分野から産業用途まで、幅広いニーズに対応する。環境規制対応の12V鉛蓄電池代替モジュールも用意している。 3.高耐熱リチウムイオン・キャパシター搭載 多機能化電源システム 自動車分野における自動運転化、電動化に伴う12V系補機系電源の強化機能、およびメイン電源失陥時のバックアップ機能を1ユニットで実現する、小型・軽量な多機能化電源システムを提供する。電圧冗長による高効率運用、電流冗長による高出力運用、電源バックアップまで、信頼性の高い電源システムを提供する。機能安全対応、サイバーセキュリティ―対応可能な商品である。 4.高耐熱リチウムイオンキャパシター搭載 水素燃料電池 ドローン株式会社ロボデックス製の水素燃料電池ドローンに弊社の高耐熱リチウムイオン・キャパシターと補助電源システムを搭載。水素燃料電池では難しいとされる大出力供給、電力変動吸収を担い、ドローンの上昇速度・加速力の向上、姿勢制御性能を強化します。主電源故障時のバックアップ電源としても活用できるよう、機能を拡張中である。 出展小間番号:No.29-39

TAG: #イベント #バッテリー

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