#コンセプトモデル
TEXT:福田 雅敏、ABT werke
ホンダ、「N-VAN EV」のコンセプトモデルを初公開……デイリーEVヘッドライン[2023.03.16]

着脱式可搬バッテリー「ホンダ・モバイル・パワー・パック e:」に本気 初公開「N-VAN EV」の電源にも活用 【THE 視点】「第13回 スマートグリッドエネルギーWeek」が3月15日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。筆者は本イベントに足を運び、併催されている「国際スマートグリッドEXPO」「二次電池展(バッテリージャパン)」「FC EXPO 国際水素・燃料電池展」などを見学した。 なかでも、国際スマートグリッドEXPOに出展しているホンダのブースは異彩を放っていた。 先日紹介した、コマツとの提携で開発された「電動マイクロショベル」[詳細はこちら<click>]をはじめ、ヤマハ発動機と協業して開発されたパーソナル低速モビリティの汎用プラットフォーム・コンセプト「ヤマハ・モーター・プラットフォーム・コンセプト」に加え、何と今回初公開の「N-BOX EV」など自社商品を含む他社との協業で生まれた電動モビリティが勢ぞろいしていた。 ちなみにこれら全てが、ホンダの着脱式可搬バッテリー「ホンダ・モバイル・パワーパック e:」で動くものだ。 そのほか、ソリッドバッテリーブースでは最新の全固体電池。FC-EXPOでは「ホンダ・クラリティ FUEL CELL」に搭載されていたFCスタック。そして汎用「水素燃料電池のパワーユニット」として、東京アールアンドデーのブースにも「トヨタ・ミライ」に搭載されているFCモジュールが、「小型FCEVバス プレゼンテーション用」として展示されている。 協業などが目立つ今回の展示会は見どころが満載である。3月17日(金)まで開催されているので、是非会場に足を運んで欲しい。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★BMW、新型「i5」を年内発表……ブランド初のツーリングモデル登場も予告[詳細はこちら<click>] ★★MINI、完全新型EVモデルを年内発表……「コンセプト・エースマン」に関係するモデルか ★★ホンダ、米オハイオ州内の工場をEV生産のハブ拠点化……州内既存の3工場をEV本格生産に向けてライン等を見直し ★アウディ、「Q4 e-tron」のソフトウェアアップデートを実施(本国発表)……充電の上限を80%に制限するバッテリー保護機能などを装備 ★リコール発表……「テスラ・モデルS」、フロント・トランク・フードが意図せず開放されるおそれ ★三菱電気、熊本県菊池市にSiCパワー半導体の新工場を建設……EV需要の急拡大に対応、1000億円を投資 ★チューリング、「完全自動運転EV」のコンセプトカーをYouTubeで公開……ミニバンに近いデザインが特徴 ★BYD製EVバスの運行が再開……岩手県交通所属の車両が部品交換を終え3月14日(火)より運行 ★EVモーターズ・ジャパン、宮城交通に小型コミュニティEVバス2台を納入……3月21日(火)より仙台都心循環バス「まちのり『チョコット』withラプラス」にて運行 ★ホンダ、KPITテクノロジーズと提携……電動・自動化に向けたソフトウェア開発を強化 ★フォルクスワーゲン・グループ、2022年のEVの納入数は26%増加……米国での納入数は18.8%増の4万4,200台 ★GX支援企業のサステックがEV充電インフラの新企業「エリック・チャージ」を設立……複数のEV同時充電が可能な大規模ステーションの設置を目指す[詳細はこちら<click>] ★アークエルテクノロジーズ、EVの充電と運行を遠隔管理・自動化するシステム「アークエル・イーフリート」を製品化……PC・スマホから運行状況などを把握加納

TAG: #N-VAN EV #THE視点 #コンセプトモデル
TEXT:福田 雅敏、ABT werke
コマツとホンダが共同開発、着脱式可搬バッテリー採用の電動マイクロショベルを発表……デイリーEVヘッドライン[2023.03.14]

「ホンダ・モバイル・パワー・パック e:」を活用 ホンダの施策がメーカーの垣根を越え始める 【THE 視点】小松製作所は、本田技研工業と電動マイクロショベル「PC05E-1」を共同開発し、2023年度に国内市場への早期導入を目指すと発表した。このショベルのコンセプトモデルは「第13回 国際スマートグリッドEXPO」(東京ビッグサイト[東京都江東区]/3月15日[水]~3月17日[金])のホンダブース内にて参考展示される。 「PC05E-1」は、コマツの建設機械の中でも、小規模な土木/建築工事やガス/電気/宅内配管工事などの現場で利用されることの多いマイクロショベルに、ホンダが開発した着脱式バッテリー「ホンダ・モバイル・パワー・パック e:」と電動パワーユニット「eGX」を搭載することで実現した。 電動マイクロショベルは、従来のエンジン搭載型の難点である、騒音や排熱の大幅な低減を実現しており、環境に優しく、屋内外問わずどのような環境でも快適に作業が可能となる。 プロトタイプの主な仕様は、バケット容量:0.011m3、機械質量:550kg、モーター出力:3.3kWとかなり小型だ。 ホンダのモバイル・パワー・パックは採用車両等が拡大しており、EVスクーターからEVカート、そして今回は建機にまで及んだことになる。同時に供給先もヤマハ発動機に続き今回はコマツと業界の垣根を超えた取り組みとなっている。 建機の電動化は中型でも行われているが、いずれも充電式だ。今回のバッテリー脱着型を小型車両に採用したことにより、比較的軽量な電動マイクロショベルとその充電装置を合わせても総重量は1トンにはならないだろう。 移動も容易なうえ、充電時間を待たずに充電済みのバッテリーに交換することで、効率的に作業が行えるのもメリットだ。今後、屋内を中心に活躍することだろう。 (福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー) ★★テラモーターズ、日東工業製の普通充電器「Pit-2G」を採用……「テラチャージ」専用アプリ経由で充電時間設定/料金決済が遠隔で可能に ★★BMW、「iX3 M Sport」等をリコール……バッテリーマネジメントエレクトロニクス(SME)の誤診でモーター出力低下のおそれ[詳細はこちら<click>] ★アウディ、インフォテイメントシステムでサードパーティ製アプリを利用可能に……専用「アプリストア」をガソリンモデルのほか「Q8 e-tron」「e-tron GT」に対応し6月以降欧州などで開始 ★エネチェンジ、最高出力6kWの普通充電器が受注3000台を達成……2021年11月のサービス開始以降1年4ヵ月で[詳細はこちら<click>] ★FDK、ニッケル亜鉛電池を開発……ニッケル水素電池の負極材を亜鉛化合物に置き換え、電動モビリティでの使用も視野 ★「フォロフライ EV F1 VAN」に試乗[詳細はこちら<click>] ★チューニングメーカーのキャロッセが「テスラ・モデルS」をカスタマイズ[詳細はこちら<click>] ★ファルケンからEV専用タイヤ「e.ZIEX」登場[詳細はこちら<click>]

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