着脱式可搬バッテリー「ホンダ・モバイル・パワー・パック e:」に本気
初公開「N-VAN EV」の電源にも活用
【THE 視点】「第13回 スマートグリッドエネルギーWeek」が3月15日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。筆者は本イベントに足を運び、併催されている「国際スマートグリッドEXPO」「二次電池展(バッテリージャパン)」「FC EXPO 国際水素・燃料電池展」などを見学した。
なかでも、国際スマートグリッドEXPOに出展しているホンダのブースは異彩を放っていた。
先日紹介した、コマツとの提携で開発された「電動マイクロショベル」[詳細はこちら<click>]をはじめ、ヤマハ発動機と協業して開発されたパーソナル低速モビリティの汎用プラットフォーム・コンセプト「ヤマハ・モーター・プラットフォーム・コンセプト」に加え、何と今回初公開の「N-BOX EV」など自社商品を含む他社との協業で生まれた電動モビリティが勢ぞろいしていた。
ちなみにこれら全てが、ホンダの着脱式可搬バッテリー「ホンダ・モバイル・パワーパック e:」で動くものだ。
そのほか、ソリッドバッテリーブースでは最新の全固体電池。FC-EXPOでは「ホンダ・クラリティ FUEL CELL」に搭載されていたFCスタック。そして汎用「水素燃料電池のパワーユニット」として、東京アールアンドデーのブースにも「トヨタ・ミライ」に搭載されているFCモジュールが、「小型FCEVバス プレゼンテーション用」として展示されている。
協業などが目立つ今回の展示会は見どころが満載である。3月17日(金)まで開催されているので、是非会場に足を運んで欲しい。
(福田雅敏-EV開発エンジニア、THE EV TIMES エグゼクティブ・アドバイザー)
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