サクラは車両の実質負担額、約155万円となるケースも
ここで「アリア」「リーフ」「サクラ」の主要グレードとその価格は、それぞれ「アリア B6 2WD」(539万円)、「リーフ G」(444万8,400円)、「サクラ X」(254万8,700円)となっている。つまり、仮に東京都に住んでいれば、車両価格ベースで実質アリアは399万円、リーフは約312万円、サクラに至っては約155万円で購入できるケースがあるというわけだ。
内燃機関車に比べて高いというイメージが定着しているEVだが、サクラの実質負担額は軽のガソリン車に比べても割高感のない負担額だし、ミドルサイズSUVやCセグメントハッチのEVで300万円台というのも、値上げラッシュのご時世にあってお得感が高い。さらに、実際にはここにエコカー減税や燃料代がかからないというメリットも加わるから、内燃機関車に対するアドバンテージは相当なものだ。
東京でEVを検討中の方には何とも嬉しいニュースとなったが、注意してほしいのは、こうした役所の補助金には予算の上限があるということ。特にアリアは一時注文停止となっているから、買えたときには予算枯渇という悲劇も否定できない。よって、まずはディーラーに納車見込みを聞いてみるのが賢明だろう。
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