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テスラはクルマというより走るスマホ!? 自動車メーカーじゃ到底思い浮かばない「遊びモード」がヤバい【テスラ沼にはまった大学教授のEV生活・その13】


TEXT:琴條孝詩 PHOTO:TESLA/琴條孝詩
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クルマはもはや走るだけの道具ではない

<「セントリーモード」が録画と爆音でテスラを守る>

駐車中に人や物が近づくと全周囲のカメラが自動で録画を開始する「セントリーモード」も、ほかのクルマではなかなか代えがきかない機能だ。駐車場でのドアパンチや当て逃げ被害に遭っても、映像がそのまま証拠になる。周囲を監視し、不審な動きを検知すると映像を保存する設計なのでバッテリーへの負荷も抑えられている。録画のためのUSBメモリは購入時から装着されているし、より大容量なものに変更すれば長時間録画も可能。ひとたびセットしてしまえばあとは自動だ。

テスラ・モデルYに搭載されたカメラのイメージ

この「セントリーモード」の効果は盗難に対しても有効で、不審者がイタズラをすると録画はもちろんのこと、同時にクラクションとバッハの”「トッカータとフーガ」ハードロックバージョン”も爆音で鳴り響く。そのおかげか米国道路安全保険協会のデータでは、車両盗難保険金請求頻度が全米でもっとも低いグループに入っていて、テスラのモデル3とモデルYは1位と2位にランクインしている。それにしてもなんでバッハなんだ……!? しかもハードロック(笑)。

<「シアター」「アーケード」「おもちゃ箱」——クルマがエンタメ空間になる>

駐車中に別の顔を見せるのも、テスラならではだ。「シアター」ではNetflix、YouTubeなどの動画をタッチスクリーンで楽しめる。ブラウザを使用すればアマゾンプライムなども観ることができる。利用にはWi-Fi接続か、有料のプレミアムコネクティビティ契約のどちらかが必要だ。“プレコネ”未契約の私はスマートフォンのテザリングでWi-Fi接続して利用しているが、充電待ちではかなり重宝している。

テスラ・モデルYのシアターモード

「アーケード」ではゲームが遊べる。これもまた充電中に楽しんでほしいという機能だ。Bluetoothコントローラーやステアリングのボタンでプレイできる。Wi-Fiなしでも楽しめるものが多く、「おもちゃ箱」には音楽制作ツール「TRAX」、タッチスクリーンでお絵かきができる「スケッチパッド」、車内のアクセントライトを音楽にあわせてシンクロさせる「ライト同期」なども入っている。自分自身が遊んでもいいし、子どもと一緒なら、充電中に暇を持て余すことなく、楽しむことが可能なのだ。

テスラ・モデルYのゲームモード

以前、テスラを「タイヤが4つついたデバイス」と表現したが、こうして機能を並べてみると、その言葉がますます的確に思えてくる。たぶん、まだまだ見つけていない機能もあるはずだ。おもしろい、楽しいものが見つかったら、また紹介していこう。

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