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買ったあともクルマが勝手にマイチェンしていく! テスラの楽しみは「アップデート」にあり!!【テスラ沼にはまった大学教授のEV生活・その11】


TEXT:琴條孝詩 PHOTO:TESLA/TET編集部
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テスラの最大魅力はアプリのアップデート

テスラの魅力はなんだろう? 速い、静か、充電がラク、もちろんそれもある。でも、いちばん“テスラっぽい”のは、買ったあともクルマが新しくなることなのかもしれない。ちょっといいすぎかもしれないが、本稿ではそのわけをお伝えしていきたい。

と言っても理由はひとつ、「OTA」である。OTAとはOver-the-Air(オーバー・ジ・エア)、つまり車両のソフトウェアをWi-Fi経由で更新し、新機能を追加したり、既存機能を改善したりできる仕組みのこと。いまどきのスマートフォンでは当たり前のものだが、テスラはそれをクルマで自然にやってしまう。

つまり、ハードウェアが新しいソフトウェアに対応している限り、クルマはあとからどんどん賢くなる。逆にいえば、年式の古いテスラでは搭載コンピュータの世代によって、入ってくる機能に差が出ることもある。

テスラ・モデルSのメーターまわり

このへん、本当にスマートフォンと同じだ。買った瞬間が完成形ではなく、使いながら育っていく。たまに「え、そんな機能が追加されるの?」と驚かされることもあるし、古い機種がアップデート対象から少しずつ外れていく感じまで、なんだかそっくりである。以前乗っていたモデルYでは、普段iPhoneで利用していたApple Musicアプリが新規に提供されて、これまでのIDでログイン・再生できることに大喜びした。

ちなみに私の新型モデルYは、現時点で最新のAIコンピュータ4を積んでいる。これは、Teslaアプリに搭載されたAIサポート「Tesla Assist」によると「完全自動運転機能やその他の運転支援機能をサポートする最新世代のハードウェア」と紹介しているように、このコンピュータには将来FSD(フルセルフドライビング)に対応するためのソフトウェアが組み込まれている。日本でのFSDの完全実装はまだ先だと思うが期待に胸は膨らむ。

テスラ・モデルYのインパネ

アップデートが来ると、その知らせは車内のセンターディスプレイだけでなく、Teslaアプリにも届く。更新が利用可能になると、すぐインストールするか、あとで予約するかを選べるのもテスラらしい。車両をWi-Fiにつないでおくと、アップデートをより速く、確実に受け取れる。アプリからのアップデートは、ネットにつながってさえいれば、世界中のどこからでも、たとえ海外出張中であれ、行なうことができる。

テスラ・モデルYの画面

アップデートの配信周期はきっちり定期便ではない。忘れたころに、ふっとくる。だいたい2〜3カ月に一度くらいの感覚だろうか。世界全体で見れば、やはりアメリカが先にアップデートされるようだ。向こうのオーナーたちがSNSで「次はこれだ」と騒ぎ始め、そのあとしばらくして日本にもやってくる。時差は毎回一定ではないが、その待ち時間すらイベントの前段のようで、ついSNSを追いかけてしまう。日本に来るときは2〜3のアップデートがまとめてくることもあるが、「これは便利!」と思った機能もFSDのように日本では利用できないものもあるので、ぬか喜びにならぬよう気もちを抑えなければならないのが辛いところだ。

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