コラム
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エンジンも燃料タンクも外してスッカラカン! 初代フィアット・パンダのEV化に挑戦してみた【その2】


TEXT:石井啓介 PHOTO:石井啓介
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エンジンやミッションを下ろす

ということで2025年3月。いよいよエンジンの取り外しに着手!

ビフォーはこんな感じ。エンジンの横にスペアタイヤが搭載されていたり(なんとポーランド製!)、ウォッシャー液のタンクに簡易な工具が刺さっていたりと、小さなボディに色々と工夫がありますね!

FIAT PANDAのエンジンルーム

ということで、どんどんパーツを外していきますが、ヘッドライトやワイパーなど、一部の電装品は活かしていくので、ワイヤーハーネスは印をつけて選別して残していきます。

ワイヤーハーネス

そして、最後に大物のエンジン&ミッションを下ろします。

と、カンタンにそうに見えますが、お約束のネジの固着や、パズルのようなエンジンルームに困惑しつつ……いろいろと苦労しつつ作業を進めていきました。

FIAT PANDAのパーツ

やっと空になったエンジンルーム。

FIAT PANDAのエンジンルーム

ちなみにリヤ床下のガソリンタンクも、取り外してすっからかんになりました。

今後、ここはバッテリースペースになります。

FIAT PANDAの下まわり

ということで、写真が多くなりましたので今回はここまで! 次回「エンジンルームを3Dスキャンし機器レイアウト等の詳細設計を行う」をご紹介いたしますね。

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