2024年6月
TEXT:TET 編集部
ヒョンデ3台がパイクスピークを完走! 驚異的なタイムにみた高性能EVの可能性

IONIQ 5 N TA Specがエキシビションクラスで優勝 2024年6月23日、ヒョンデは3台のIONIQ 5 Nモデルがブロードムーア・パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(PPIHC)を無事に完走し、電動改造車部門とクロスオーバーSUV型量産部門で新記録を達成したことを発表した。 ヒョンデがPPIHCに初参戦したのは1992年。ロッド・ミレンが「ヒョンデ・スクープ」を駆り、2WDショールームストック部門で優勝。2012年には、リース・ミレンがドライバーを務めた「ヒョンデ・ジェネシスクーペ」でコースレコードを樹立した。 2024年のPPIHCは、2台のIONIQ 5 N TA(Time Attack)Specと1台の量産型IONIQ 5 Nで参戦。3台のモデルはすべて、156のコーナー、予測不可能な天候、高地特有の条件に直面しながら、パイクスピークの頂上まで4700フィート(1438m)超の12.42マイル(20km)を登るという過酷なコースを完走した。 Hyundai World Rallyでドライバーを務めたダニ・ソルド運転のIONIQ 5 N TA Specは、9分30秒852でフィニッシュし、エキシビションクラスで優勝。ランディ・ポブストがドライバーを務めたTA Specは、9分55秒551でレースを終えた。 IONIQ 5 N TA Specは大幅な変更を行わず、IONIQ 5 N量産モデルの強みが強調される設計。TA Specは、モーターの最大出力を上げるためのマイナーなソフトウェアチューニングと、新たなショックアブソーバーやモータースポーツ仕様のブレーキ、スリックタイヤなど、いくつかの高性能パーツの変更を除き、一般ユーザー向けのIONIQ 5 N量産モデルとほとんど変わらない。 IONIQ 5 N量産モデルのドライバーは、PPIHC初参戦で自動車メディアパーソナリティのロン・ザラスが務め、10分49秒267でフィニッシュ。このモデルが、変更を加えなくてもトップクラスの性能を備えていることを証明した。 N Brandマネジメントグループの副社長兼責任者であるパク・ジュンは、「今年のパイクスピークの結果は、Hyundai Nの舞台裏で多くの人々が夢見てきたことの集大成です。私たちは、これまで存在しなかったような高性能EVを作るために、すべての知恵を結集しました。そして今日、この技術は世界でもっとも過酷なヒルクライムレースでも勝つことができると確信しました」とコメント。 ヒョンデのNブランド&モータースポーツ担当副社長兼責任者のティル・ワーテンバーグは、「パイクスピークで新記録を樹立できたことと、全体として素晴らしい結果を出せたことを非常にうれしく思っています。今後も、パイクスピーク参戦など、エキサイティングなモータースポーツを通じて、当社の量産車の優れた性能を披露するとともに、お客さまのニーズに応えるだけでなく、お客様の期待を超える技術を開発し続けていきます」と語った。 Hyundai Nは量産型のIONIQ 5 Nだけでなく、「IONIQ 5 N eN1 Cup Car(アイオニックファイブ N eN1 カップカー)」や「IONIQ 5 N […]

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TEXT:TET 編集部
宿敵テスラ・モデル3よりも3万3000円安で発売開始! BYDの新型EVセダン「シール」がいよいよ上陸

後輪駆動とAWDのふたつシールで強豪に挑む BYDが2023年1月に日本市場へ参入したときから販売が予告されていた新型EVセダン「SEAL(シール)」が、いよいよ2024年6月25日から全国55拠点のBYD AUTO正規ディーラーにて販売開始。 BYDシールのボディサイズは全長4800mm、全幅1875mm、全高1460mmとなり、直接的なライバルのテスラ「モデル3」と3方向すべてにおいて数センチ程度しかサイズが変わらない。それは価格においても同様で、エントリーグレードのテスラ・モデル3 RWDの531万3000円に対し、BYDシールは528万円(ともに税込み)と両車がっぷりよつの価格にBYDは設定してきたのだ。 BYDが公言しなくても、外野である我々はライバルを意識しまくりの戦略的価格設定にヤンヤと騒ぎ立てたくなるし、500万円台DセグメントEVセダンの戦国時代が開幕したと勝手にワクワクしてしまう。 日本に導入されたBYDシールは、ベースモデルで後輪駆動の「BYD SEAL」と、四輪駆動の「BYD SEAL AWD」の2グレード展開。駆動方式の違いによりモーター出力も異なり、後輪駆動モデルが230kWなのに対し、AWDモデルはリヤ230kWに加えフロントに160kWのモーターを装備する。これにより0-100km/h加速は「BYD SEAL」の5.9秒に対し、「BYD SEAL AWD」は3.8秒と、2秒以上も上まわる。当然クルマの味付けとしては、AWDモデルがよりスポーティさを強調したグレードに仕上がっているはずだ。 シールが搭載する駆動用バッテリーは、バッテリーのトップカバーがボディフロアとしての役割を果たし、バッテリーそのものが車体構造の一部となるように設計されたCTB(Cell To Body)テクノロジーが採用されている。これにより衝突安全性が向上し、CTB非搭載車に比べてボディ変形量が正面衝突で50%、側面衝突では45%減少するのだという。同時にボディのねじり剛性が高まり、ハンドリング性能が向上。また、効率的な空間設計が可能となり、特に高さ方向で車内空間の拡大に貢献している。 バッテリー容量は両グレードともに82.56kWhだが、システム合計出力の差により一充電走行距離は後輪駆動モデルが640kmなのに対し、AWDモデルは動力性能と引き換えに575kmと65kmばかり走行距離が短くなる。 税込の全国メーカー希望小売価格は、後輪駆動の「BYD SEAL」が528万円、四輪駆動の「BYD SEAL AWD」が605万円で、納車開始時期は前者が7月末ごろ、後者は8月末ごろからを予定しているとのこと。 なお、ボディカラーは両グレード共通で全5色。内装色はブラックの1色だ。 BYDシールが参入する輸入セダン市場は、Dセグメントに分類されるミッドサイズクラスのセダンが全体セールスの50%を占める主力セグメントだ。BYDは参入にあたって次のようにコメントしている。 「BYDはこの市場でBYD本来の強みである『先進的なバッテリー技術』『最新のEVプラットフォーム』『最新の安全・快適装備』を満載したBYD シールを通じて、このセグメントで“e-スポーツセダン”という確固としたポジションの確立を目指すとともに、広く国内のセダン市場でもその存在感を明確に示していきます」 つまり、シールには日本市場においてBYDのイメージリーダーであり、フラッグシップモデルとして、ブランドの認知向上が期待されているのだ。当THE EV TIMESでは、昨年中国で行われたBYD SEAL AWDの試乗会でシールAWDモデルのハイパフォーマンスぶりをレポートしている。そのときから熟成が重ねられていると思われるシールが、日本でどのような走りを魅せてくれるのか、いまから期待せずにはいられない。

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TEXT:高橋 優
中国から地球上最強コスパの新星EV現る! IMモーターL6の驚くべきスペックとは

固体電池搭載で航続距離は1000km超え 中国のIMモーターが、新型EVセダンであるL6の正式発売をスタート。固体電池を搭載することで航続距離1000km以上を実現しながら、エルクテストで前人未到の時速90kmオーバーを実現。4輪操舵機能、市街地ADASなどあらゆる装備内容を盛り込んで、すでに1万台以上の注文台数を獲得。テスラ・モデル3包囲網の一角を構成する存在の最新EVセダンを解説します。 今回取り上げていきたいのが、中国のプレミアムEVブランドであるIMモーターの存在です。IMモーターについては、中国最大の国有自動車メーカーであるSAICが立ち上げたプレミアムEV専門ブランドであり、2022年中旬に初めてのEVセダンであるL7の納車をスタートさせながら、2023年初頭にもL7のSUVバージョンであるLS7の納車をスタート。 他方で、このプレミアムEVセグメントについては、現在テスラやLi Auto、NIO、さらにはファーウェイやシャオミなどさまざまなプレイヤーが乱立していることで、そのブランド力こそが重要なファクターとなっています。その意味において、知名度で大きく劣るIMモーターについては販売台数が低迷していたわけです。 そして、そのIMモーターが2023年後半に正式発売をスタートしたのが、3車種目のミッドサイズSUVであるLS6の存在です。このLS6に関しては、最大電圧が875Vという超高電圧バッテリーを搭載することで超急速充電を可能としながら、内外装の装備内容を充実させることによってコスト競争力を大幅アップしました。実際に発売直後は月間1万台近い販売台数すら実現し、そのIMモーターの知名度を大きく引き上げたモデルとなったわけです。 そして、そのような背景において今回正式発売がスタートしたのが、IMモーター4車種目のミッドサイズセダン、L6の存在です。すでにラインアップしているLS6のセダンバージョンという位置付けであり、他方でL6に対しては、IMモーターを傘下に収めるSAICの開発した次世代EVテクノロジーをふんだんに採用。 とくに目玉であるのがSkin Lizardと名付けられたスマートデジタルシャシーの存在です。後輪操舵機能を統合することによって、その最小回転半径は驚異の5m未満を実現。そのうえ、前輪をスライドさせることが可能で、極めて狭い駐車スペースにおいても縦列駐車を可能にしたり、従来の車両走行安定補助システムであるESPと比較しても30%もの反応速度向上によって、高速走行時における救急回避性能など、基本性能を大幅に向上しています。 実際にシャシー性能の向上によって、緊急回避性能をテストするエルクテストにおいて、時速90.96kmという、衝撃的なテスト結果を達成しています。このエルクテストに関しては、テスラ・モデル3が時速83kmで突破していたり、NIO ET5が時速83.7km、アウディQ5Lが時速82.7kmなど、時速80kmを超えると運動性能が非常に高いといわれるものの、今回のL6は時速90kmオーバーということで、そのスマートデジタルシャシーの完成度の高さがうかがえるでしょう。 L6については全部で5種類のラインアップ構成(5月末に欧州出荷向けの新グレードを追加して現在は6種類。2025年中にも欧州で発売予定)であり、エントリーグレードのみ400Vシステムを採用するものの、残りはすべて800Vシステムを採用。とくに100kWh搭載グレードの最大システム電圧は875Vと超高電圧化されていることで、電費性能も12.8kWh/100kmと高効率を実現。そのうえ、最大396kWという超急速充電に対応可能であり、充電残量80%までたったの16.8分を実現。15分間の充電時間で最大610km分の航続距離を回復可能という、中国国内で最速クラスの充電性能すら実現しています。 そのうえ、9月に正式発売がスタートする予定の、固体電池を搭載するLightyearグレードについては、航続距離1000km以上を実現することを確約。しかも10分間の充電時間で400km以上という航続距離を回復可能という充電性能も両立する見込みです。 さらに、動力性能についても妥協することなく、最高回転数毎分2.1万回という高性能モーターを採用することによって、AWDグレードの最高出力は579kW、最大トルクも800ニュートンに到達。0-100km/h加速も驚異の2.74秒を実現し、最高速も時速268kmを実現しています。 さらに、L6については、コクピットシステムを駆動するプロセッサーに、プロセスノード5ナノを実現するQualcomm Snapdragon 8295を標準装備。自動運転システムのプロセッサーにはNvidia Drive Orin-Xを標準搭載しています。よって、高精度マップに依存することなく、高速道路とともに市街地におけるNOA(Navigation On Autopilot)にも対応させることが可能であり、この自動運転システムである「IM AD」については、トヨタも出資するMomentaとタッグを組んで開発し、2024年末までには市街地NOAを中国全土において利用可能にすることも表明しています。 そして、その値段設定が20万元切りを実現、日本円で431万円から購入可能という化け物級のコスパを実現してきている様子が見て取れます。

TAG: #IMモーター #L6
TEXT:TET 編集部
レクサスが充電ステーションを開放! すべてのBEVユーザーが利用可能に

レクサスならではの充電体験を提供 2024年6月21日、レクサスはLEXUS Electrified Program(LEP)に加入するオーナー向けの急速充電施設「レクサス充電ステーション」を、LEP会員以外のBEVユーザーにも開放した。 LEP会員以外のBEVユーザーは、インターネットブラウザを通じてアカウントを登録し、レクサス充電ステーションの予約画面にアクセスすることで、利用前日から最大2時間の事前予約が可能だ。 レクサス充電ステーションの一般開放によりBEVライフの利便性を高めるとともに、事前予約や待ち時間中のサービス提供といったレクサスならではの充電体験を実現。 東京ミッドタウン日比谷では、充電を待つ間、LEP会員と同様に1Fのカフェラウンジ「LEXUS Meets…」で選べるお茶やスイーツのサービスが楽しめる。 レクサスは2030年までに、全国で100カ所を超えるレクサス充電ステーションの展開を目指している。 2023年に開設した東京ミッドタウン日比谷、軽井沢コモングラウンズに続き、グラングリーン大阪(2024年12月)、JRセントラルタワーズ(2025年3月)、大名古屋ビルヂング(2024年度内)にも新たなレクサス充電ステーションを開設予定。 BEVオーナーが充電の時間を有意義に過ごせるよう、近隣の商業施設でのサービスも検討中だという。

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TEXT:高橋 優
充電バカっ早! eMPが発表した超急速充電器の「ユーザーフレンドリー」っぷりがスゴイ

日本の充電事情が大きく変わるかもしれない イーモビリティパワーが最大電圧1000Vを実現する、世界最速の400kW級チャデモ超急速充電器を発表。充電ケーブルをさらに軽量化、プラグアンドチャージ機能の採用を視野に入れながら、時間課金と従量課金の併用措置、充電放置車両に対するペナルティ措置、ダイナミックプライシングの導入までも視野に入れてきました。 今回取り上げていきたいのが、日本最大の充電サービスプロバイダーであるイーモビリティパワー、eMPの存在です。このeMPに関しては、とくに現在、乱立している充電プロバイダーのなかでも、EV普及黎明期から充電サービスを展開していた日本充電サービスから事業を受け継ぐ形で設立された会社であり、日本最大手の充電プロバイダーです。 そして、eMPが以前追加で発表してきたのが、赤いマルチと呼ばれる新型急速充電器の存在であり、電源盤を追加することによって、合計400kWと、これまでの青いマルチと比較して倍の総出力に対応。よって4台のEVが同時に充電した場合でも、最大90kWという充電出力を持続可能となりました。青いマルチにおける懸念点でもあった、同時充電による、先着のEVの充電スピードが極端に低下するという不満を大きく解消することができるとアピールされています。 その上、これまで最大90kWという充電出力がマックスであったところを、ひと口あたり最大150kWの充電出力にまで対応可能となりました。ただし、150kWは最大で15分しか持続することはできずに、あくまでもその後は最大90kWにまで低下する仕様です。それでも、仮に現行型のメルセデスEQSを使用すると、理論値で最大55kWh程度を30分間の充電セッションで充電することが可能。この電力量は、EQSの高速走行における電費性能で計算しても、少なくとも300km以上という航続距離となります。 いずれにしても、最大350Aを発揮可能な国内最速級の急速充電器ということで、順次設置がスタートしていく赤いマルチの設置動向については、最新情報に注目が集まっています。 そして、eMPが赤いマルチに続けて新たに発表してきたのが、次世代超急速充電器と銘打った高性能急速充電器の存在です。今回は次世代超急速充電器のスペックについて、充電出力などのスペックだけではなく、充電体験に大きな影響を与える充電ケーブルの取りまわしを決定づける充電ケーブルの太さ、充電コネクターの重さなどを含めて比較します。 まず初めに、eMPの次世代超急速充電器については、日本の充電器メーカーである東光高岳とタッグを組んで開発されています。先ほど取り上げた青いマルチ、および赤いマルチに関しては、同じく日本の充電器メーカーであるニチコンとタッグを組んで開発されています。 最大充電出力は400kWを実現しています。他方で赤いマルチについても4口合計で400kWを実現しているものの、今回の次世代超急速充電器において特筆するべきは、2台同時充電可能なシステムを採用しながら、そのひと口分の最大充電出力が350kWを実現するという点です。 これまでのチャデモ規格については、赤いマルチのようにひと口あたりの場合最大150kWが上限だったことから、世界初のチャデモ規格によるひと口当たりの最高充電出力を実現する急速充電器であることが見て取れます。 他方で、その350kW級の充電出力を実現する上でeMPが採用してきたのが、電圧を引き上げるという戦略です。この次世代超急速充電器に関しては1000Vという最大電圧に対応しており、これまでは直流電流の最大電圧は450V以下に制限されていたものの、その規制が実質的に緩和され、最大電圧が1500V以下まで容認される見通しとなったことによって、充電器側の最大電圧を大幅に引き上げることが可能となったわけです。 この高電圧化については、今後日本でEVを購入する際の判断指標が一点追加されうるというほどに重要なアップデートです。この高電圧化によって、800Vシステムを採用するEVの充電性能が単純計算で倍となることによって、400Vシステムを採用するEVと比較しても、充電性能で明確な差が出てくるわけです。 その一方で、この次世代超急速充電器について注意するべきは、電圧は大幅に引き上げられたものの、電流値についてはとくに引き上げられていないという点です。具体的には350Aが上限であり、これは先ほどの赤いマルチとまったく同じスペックです。 そのうえ、水冷ケーブルの採用が見送られている模様という点も重要です。よって350Aという電流値を流し続けることはできず、ブーストモードが切れると、最大200Aに制限される見込みです。よって、これも赤いマルチとまったく同じ挙動であり、つまり最大電流値、ブーストモード仕様というのは何も変わっていないということになります。

TAG: #ダイナミックプライシング #従量課金 #急速充電器
TEXT:TET 編集部
EVの最高速度で世界記録を樹立! 大阪のアスパークが開発したEVハイパーカー「アウル SP600」

2023年に続き2度目の世界記録樹立 大阪に本社を構え、技術開発や研究開発のアウトソーシング事業から始まり、現在はさまざまな分野でものづくりを通じた新しい価値を提供するアスパーク。2014年から「世界一速いBEVを目指す」ために電気自動車の開発を開始し、2015年には全電動バッテリー駆動のハイパーカー「OWL(アウル)」を誕生させている。そのアウルは、2020年から英国で販売が開始されるとともに、2023年5月にはふたつの世界記録を英国で達成している。 初代モデルにしてすでにレコードホルダーであるアウルは、さらなる進化を目指し、次期型の全電動ハイパーカーの開発に移行。そこで誕生したのが「OWL(アウル)SP600」だ。 全電動バッテリー駆動の新しいモデルのハイパーカー「アウルSP600」は、最高速度の世界記録を更新するために、風洞検証や数回のトラック走行テストを含む一連の仮想および物理的テストを行ってきた。この取り組みにあたっては、「アウルSP600」用にブリヂストンが車両重量やダイナミクスを考慮し、420km/h以上の速度に対応できるポテンザ・レースタイヤを専用に開発し、足元を支えている。 そして、2024年6月8日にドイツのパーペンブルグ自動車試験場(ATP)で行われたテスト走行において、電気自動車の最高速度として世界記録となる時速438.7km/hを達成した。 アウルSP600を開発したアスパークは、今回の世界記録達成について、次のようなコメントを残している。 「アスパーク社は2023年5月24日に英国で弊社ハイパーカー『アウル』の新記録を樹立していて、世界記録の樹立は新しいことではありません。(アウル)SP600モデルは、『アウル』を進化させたもので、最高速度を追求し開発されました。これは弊社のビジョンを達成するための通過点にすぎません。弊社は、世界一のスペックを備えたEVハイパーカーを創造することで、ハイパーカー業界に新たな可能性をもたらすことを常に目指しております」 速度記録への挑戦という面で興味を掻き立てられるが、日本企業によるEVハイパーカーの開発ということにもワクワクさせられる。今後もさらなる進化を遂げるのか、アスパークの取り組みに注目していきたい。

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TEXT:高橋 優
「EVシフトの踊り場」議論を一蹴! EVシフトに向けて本気のホンダが投入する「10兆円」で何が起こる?

EVシフトにブレないホンダ ホンダが2024年シーズンにおけるビジネスアップデートと題して、今後の電動化戦略などの新たな方針を打ち出し、2030年までにEVや自動運転などに対して10兆円という、当初の倍もの巨額の投資を行うことによって、EVシフトを加速させる方針を表明。そしてEVシフトの踊り場という議論を一蹴し、あくまでも長期的にはEVシフトは確定的な未来であるという主張を改めて強調。そのホンダの最新戦略についてを解説します。 ホンダに関して重要なポイントというのが、すでに完全EVシフトを宣言しているという点です。具体的には、2030年までにグローバルで発売する40%をバッテリーEV、もしくは水素燃料電池車に置き換えながら、2035年にはその比率を80%に倍増、そして2040年までには100%にする、つまり完全なゼロエミッション車両しか発売しなくなるという完全EVシフトを宣言していたわけです。 まず注目するべきは、現在欧米を中心する一部の地域において、そのEVシフトのスピードが停滞しているという報道がなされている状況において、一部の自動車メーカーはそのEV戦略を後退させて、投資規模であったり、さらには完全EVシフト目標を取り下げたり、そのうえ新たなEV専用プラットフォームの導入を撤回し、新型EVの開発を一時凍結するなどという、EVシフトスピードを遅らせ始める動向も確認されています。 ところが、今回のホンダについては、確かにEVの踊り場などと報道されているものの、このような一時的な、地域別でのEVシフトのスピードに変動があるという流れは織り込み済みであり、いわゆる一般乗用車セグメントのEVシフトの流れは決定的と主張しています。 2020年台後半に訪れるEV普及期を見据えたEVに対する投資、およびEVブランドの構築を、足もとの状況変化にとらわれずに推進していくという姿勢を改めて強調。よって、2040年までの完全EVシフトという目標に一切変更を加えてこなかったわけです。 次に注目するべきは、そのEVのラインアップです。すでに発表されているとおり、ホンダについてはグローバルEV専用シリーズとしてゼロシリーズを新たに立ち上げて、2026年シーズンにおいて、すでに発表されているサルーンの北米市場での発売を皮切りに、ミッドサイズSUV、およびエントリーSUVの2車種のバッテリーEVを発売。 そのうえ、2027年シーズンでは3列シートを搭載する大型SUV、2028年にはコンパクトSUV、2029年にはスモールSUV、そして2030年にはコンパクトセダンを、北米だけではなく、日本を含むアジア、欧州、中東、南米などグローバル全体に展開します。 とくに先陣を切るサルーンに関しては、レジェンドに続くホンダの新たなフラグシップとして、さまざまなEV性能を飛躍的に改善する模様です。具体的には、まず前後に搭載するモーターを新開発し、小型化することによってショートオーバーハング化を実現しながら、さらに業界最高水準の超薄型バッテリーを搭載することによって、全高を引き下げます。 また、そのモーターを中心とするパワーユニットの軽量化、小型化を推し進め、自社EVと比較しても100kgほどの軽量化を実現。しかも、その小型化によって、配置を車体中心に近づけることが可能となり、車両全体の低重心化、慣性モーメントの最小化を実現します。よって車内空間と運動性能の最大化、および電費性能の両立が可能となったと説明しています。 サルーンをはじめとするゼロシリーズで発売するEVについては、その航続距離を最大でもEPAサイクルベースで300マイル、483km程度に設定するとも説明。この航続距離は2024年に発売されるEVとしても平凡なスペックです。トヨタであったり中国メーカー勢については、CLTCサイクルベースで航続距離1000km、EPA換算で800km程度のEVを発売する方針を表明しているために、スペック不足感が否めないとする主張も存在します。 その一方で、ホンダについてはこのEPA航続距離300マイル程度というスペックは、非常にバランスの取れたスペックであると主張。2020年代後半については、北米における自動車メーカー7社が合弁して立ち上げている充電アライアンスを通じて、2030年までに北米で3万口もの急速充電器を整備し、今後それ以外の地域でも充電インフラ整備を進める方針も表明しています。 そのうえで、ゼロシリーズにラインアップされるEVについては急速充電性能を飛躍的に高める方針を表明。充電残量15%から80%まで充電するのにかかる時間を15分程度にすると主張。よって、その充電ネットワークも合わせて、バッテリー容量を増やすことなく、車両の軽量化やバッテリーの薄型化を可能にするほうを優先すると説明しています。 いずれにしても、ホンダについては航続距離競争には参戦せずに、あくまでも充電性能と充電インフラの普及にコミットすることによって、ホンダの車両設計思想である、マン・マキシマム、メカ・ミニマムをEV時代においても堅持しようとしてきているわけです。 次に、販売台数の低下が止まらない中国市場においては、eNシリーズとは別に、新たに立ち上げたイエシリーズの存在によって、2024年中にも3車種をラインアップし、さらに2025年にも2車種を投入。その上2027年までに追加で3車種を投入することで、2027年までに10車種もの新型EVをラインアップしながら、2035年までには、中国国内で発売するすべての車両をバッテリーEVのみにするという目標を設定しています。 このホンダの中国市場における戦略についてはいくつか懸念するべき点が存在します。第一に、ホンダは2024年中にも新たなEVブランドであるLingxiブランドを立ち上げてLingxi LというBEVセダンを発売する予定です。こうなると、中国市場において3つのEV専門シリーズが共存することになり、一体それぞれのシリーズにおいて、どのような差別化を図ってくるのか。EVシリーズの乱立という点について、どのようなビジョンを有しているのかは懸念事項です。 さらに、ホンダについては北米市場を中心に好調なe:HEVについても研究投資を続け、新たなプラットフォームを2020年後半に投入することによって、燃費性能の改善とコスト低減を図ると発表しています。中国市場に関しては、2020年後半までPHEVの販売シェアも一定程度残ると予測されており、とくにこの2年間ほどはPHEV市場が急速に拡大する見込みです。 果たして、ホンダは中国市場におけるPHEVの開発はどうするのか。ハイブリッド車がまったく通用しない中国においてはバッテリーEV一本足打法を採用するのか。 中国市場において、ホンダの投入する新型バッテリーEVの販売動向が芳しくない状況が続く場合、ホンダは中国市場において販売規模が急速に低下することを意味します。

TAG: #EVシフト #HONDA #ビジネスアップデート
TEXT:TET 編集部
イオンモールの駐車場で合法的にタイムアタック! 柏の「インディカート」に電動カートが登場

スピード制御機能で子どもや初心者も安心 サーキットというと騒音や土地取得の問題から、どうしても郊外に建てられがちだ。しかし、インディアナカートジャパンが運営する「インディカート」は、そんな常識を覆し、千葉県のイオンモール柏の6階屋内駐車場を使って「街なかのサーキット」を実現させている。 オープンしたのは2023年7月で、広大なショッピングモールという特性を活かして環境問題をクリアしつつ、遊休区画を使用することで施設の有効活用にもつなげている。一般的な駐車場内は徐行が求められるし、タイヤのスキール音を豪快に鳴らしてコーナリングするなんてご法度だ。しかし、ここはカート専用区画として使用していることから、合法的に思う存分駐車場内を疾走することができる。 イオンモール柏の買い物客はもちろんのこと、団体による貸切イベントや個人レジャーでの利用など、屋内駐車場だから天候を気にすることもなくカートを心底楽しめるとあって人気の施設となっている。 そんなインディカートに電動カートが2024年7月6日から登場することとなった。使用するマシンはトライバルが取り扱うSegway-Ninebotブランドの「Ninebot Gokart PRO(ナインボット ゴーカートプロ)」だ。 インディカートで現在使用しているエンジンカートは、車体に取り付けられたセンサーとコース監視用のWifiがリンクし、スピードが出過ぎないように制御する機能を有している。今回導入される電動カートでも同様の仕組みが搭載され、子ども向けの8km/hから最高速度37km/hまで、搭乗者のレベルに合わせて4段階のスピード設定が可能だという。したがって、カート未経験者や子ども連れでも安心してカートを楽しめるというわけだ。 電動カート「Ninebot Gokart PRO」は、インディカートで使用中のエンジンカートに比べると車体がコンパクトなため、コーナリングは小まわりの利いた独特なフィーリングが得られるという。また、エンジンカートも引き続き営業中だから、両車の走行フィールを比較試乗するというマニアックな楽しみ方もできる。 また、先ほどのスピード制御機能だけでなく、小さな子どもでも電動カートが楽しめるようにキッズ専用コースも設置されている。年齢に関係なくイオンモール柏で友人たちと買い物や食事のついでにタイムアタックしてみたり、母と娘がショッピングしている間に父と息子はカートへ、なんていう時間の使い方も可能だ。もちろんカートを体験するにあたって必要となるヘルメットやキッズ用のプロテクター類は、店舗で貸し出しているから手ぶらで訪れても問題ない。 屋内駐車場の柱をぬって駆け抜けるコースは1周約250m。1回4分間のタイムアタック走行が土日祝日は1700円、平日なら1600円で楽しめる。一度体験して虜になったら、割引率の大きい複数回分の走行券を買って走り込んでみるのがおすすめだ。 ぜひ、エンジン車とEVの違いをインディカートで体験してもらいたい。

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TEXT:TET 編集部
落ち着きと品を兼ね備えた特別仕様車! 「DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE」発売

「Esprit de Voyage」シリーズの最後を飾る一台 2024年6月13日、ステランティスジャパンはDSオートモビルが展開するフラッグシップセダン「DS 9」の特別仕様車、「DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE」を発売。メーカー希望小売価格は、税込み892万円だ。 オートクチュールの息吹を吹き込む「DS COLLECTION」。そのテーマである「Esprit de Voyage」シリーズは、落ち着きと品を備えた室内空間、細部まで吟味された特別な意匠により、乗り手を「心に響く旅(Esprit de Voyage)」へ誘うことを意識してデザインされたモデルだ。 シリーズ第一弾は2023年7月発表のDS 4およびDS 7、第二弾は2024年2月発表のDS 3。そして最後を飾るのがDS 9である。 「DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE」の最大の特徴は、ドアを開けた瞬間に広がる特別仕様車ならではのパールグレーのナッパーレザーインテリア。光をふんだんに取り込むスライディングガラスルーフやぺブルグレー・ルーフライニングとともに、華やかながらも落ち着きのある空間を演出する。 また、パリから広がる旅路を表現したエンボス加飾がセンターコンソールリッドに施され、特別なクルマに触れる喜びを提供。 エクステリアには、レーザーエッチング加工を施した「Esprit de Voyage」の意匠をまとうドアミラーを装備。ボディカラーは落ち着きと優雅な印象を併せ持つ、クリスタルパールだ。 パワートレインは、GPF(ガソリン・パーティキュレート・フィルター)の性能向上及び、ソフトウェアの改良を図り、EV航続距離が65kmから78km、ハイブリッド燃料消費率が16.0km/Lに伸びた。環境性能割、グリーン化特例、エコカー減税、及びCEV補助金の対象となる。 安全、快適面では、DS 9に標準設定のナイトビジョンを装備することで、夜間や暗闇での視界補助を行う。夜間走行で前方を赤外線カメラ監視し、その映像をインストルメントパネルに投影することでドライバーに注意を促し、安全な旅をサポート。 「DSアクティブスキャンサスペンション」は、カメラで前方の路面状況を読み取りサスペンションを制御することで、浮遊したまま移動するかのような乗り心地を実現する。 「DS 9 Esprit de Voyage E-TENSE」をはじめ、全DSブランドモデルには対話型生成AI音声アシスタントChatGPT機能を標準搭載。ChatGPT機能により、訪れた先の土地や歴史に関する豆知識を教えてくれる、何気なく浮かんだ疑問に答えてくれるなど、より楽しく快適なドライブを実現する。

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TEXT:TET 編集部
日産「ノートオーラ」が大胆イメチェン! 新フロントデザインのインパクトがデカすぎた

外観の変化に目が行きがちだが中身もしっかり 日産のプレミアムコンパクトカー「ノートオーラ」が新たなフロントフェイスを身にまとい、2024年6月13日から発売が開始された。 「ノートオーラ」は、シリーズハイブリッド式の第2世代「e-POWER」によるスムースな加速や、なめらかな減速制御、優れた静粛性などが、幅広い層から支持を得ている。今回のマイナーチェンジでは、フロントデザインを一新するとともに、機能や使い勝手の向上が図られている。 日産の創業90周年を記念したモデル「90th Anniversary」は、マイナーチェンジ車をベースに、引き続き、しっとりとした肌触りと包まれる心地よさや優れた耐久性を実現する日産独自開発のシート素材 「テーラーフィット™」や、 カッパーストライプの入ったブラックドアミラー、専用17インチブラックアルミホイールを装備するなど、より一層上質さが感じられる仕様になっている。 日産を象徴付けるフロントグリルのデジタルVモーションは新世代のものに移行した。日本の伝統工芸を感じさせるデザインのグリルをヘッドランプ下までワイドに広げ、クルマの存在感を引き立たせる。ヘッドランプ下にはボディカラーと同色、またはダークメタルグレーのアクセントが施され、先進感を演出している。また、ウイング形状のフロント・リヤバンパーは、e-POWERの俊敏な走りを表現しているという。 ホイールも一新され、新デザインの17インチホイールは、見る角度や光の加減で印象を変化させるモダンで先進感のあるデザインが採用された。このデザインは性能面にも寄与し、ボディサイドの風の流れをスムースにして高い空力性能を確保するとともに、ホイールの軽量化も実現している。 インテリアでは、「ワイマラナー」と呼ばれるグレイッシュブラウンの色合いが特徴の大型狩猟犬をモチーフにしたという内装色が新たに追加された。モデル名「オーラ(AURA)」のアルファベット“A”をモチーフにしたモノグラム柄のジャガード織物と合皮のコンビネーションに、ブルーグリーンのステッチを施したシート地を採用し、高級感ある風合いを演出している。 また、内装色「ブラック」においても、新たな色味の木目調フィニッシャーを採用し、あわせてインストルメントパネル、アームレスト、ドアトリムクロスを落ち着きのある色味に変更している。 ボディカラーは、プレミアム感とドイツの深い森を疾走するイメージでデザインしたとされる新色「フォレストグリーン」にスーパーブラックを掛け合わせた2トーンをはじめ、5種類の2トーンカラーと8種類のモノトーンカラーが設定された。 機能面でもプレミアム性を高める改良が施され、全車に運転席パワーシートが標準装備されるようになった。リフターやリクライニングの調整幅を広げることで、より多くのユーザーが最適なドライビングポジションを得られるようになったという。 ほかにも、グローブボックスの容量拡大と内部仕切りの形状変更、後席のUSB電源ソケットにタイプCを採用し、夜間でも差し込み位置がわかるようにリングライトが追加されるなど、使い勝手の向上が図られている。 なお、今回のマイナーチェンジでは、パワートレインを含む走行に関わる機能や性能に関しては変更されていない模様だ。 「AUTECH」もマイナーチェンジ版で登場 今回のマイナーチェンジを機に、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)の手により開発されたカスタムカー「AUTECH(オーテック)」が新たに設定された。 また、助手席回転シートを装備したモデルもベース車のマイナーチェンジに合わせて、改良が施された。 「AUTECH」のエクステリアは、「AUTECH」ブランド車に共通してみられるドットパターンのフロントグリルや、低重心とワイドスタンスにスポーティさを演出するメタル調フィニッシュの専用パーツ、ダーク金属調塗装で仕上げられたスポークフォルムの専用アルミホイールなどが採用されている。 また、「AUTECH」ブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の海にインスパイアされたデザインとして、海を進むボートの後方に生じる波のパターン「航跡波」をモチーフとした模様を取り入れた専用シグネチャーLEDも装備し、アイコニックカラーのブルーと相まって「AUTECH」ブランドらしい個性やプレミアム感を際立たせている。 インテリアは全体をブラック基調でコーディネートし、上質な本革で仕立てたシートをはじめ、ステアリング、インストパネル、アームレストなどにブルーステッチが施されている。さらに、鮮やかな木目が特徴的な高級材、紫檀(シタン)の柄に、光を受けるとさりげなくブルーに光るダークグレーを施した専用フィニッシャーを、インストパネルの一部やコンソールに採用。上質な素材とこだわりのディティール表現により、より一層エレガントな空間の演出がなされている。 ボディカラーは、「AUTECH」専用カラーとしてオーロラフレアブルーパールにスーパーブラックのルーフを組み合わせた2トーンカラーを設定したほか、全8色のカラーバリエーションが展開される。 なお、走りの性能を高めた「ノート オーラ NISMO」に関しては、少しタイミングをずらし7月に別途発表されるということだ。 e-POWERとプレミアム性を兼ね備え、登場するや瞬く間に人気車種となったノート オーラ。今回のマイナーチェンジで一層魅力を増すとともに、個性的なフロントフェイスは街中でも輝きを放つことだろう。新型ノート オーラは全国希望小売価格2,779,700円(税込み)からだ。

TAG: #e-POWER #ノート オーラ #マイナーチェンジ

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