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日産「電気自動車を活用したサステナブルツーリズムへの取組み」がソーシャルプロダクツ・アワード2024「生活者審査員賞」を受賞


TEXT:TET 編集部 PHOTO:日産自動車
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日産のEV優遇策が高評価を得た

日産自動車の「電気自動車(EV)を活用したサステナブルツーリズムへの取組み」が、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催するソーシャルプロダクツ・アワード2024において、生活者審査員賞を受賞した。

ソーシャルプロダクツ・アワードとは、持続可能な社会の実現につながる優れたソーシャルプロダクツに光をあて、社会性と商品性の両面を評価する表彰制度。2012年に始まり、今回で11回目となる。

ソーシャルプロダクツ・アワード2024の表彰のようす

今回受賞した「電気自動車を活用したサステナブルツーリズムへの取組み」は、走行中の排出ガスゼロの環境に配慮したEV普及促進による脱炭素化や観光の活性化等を目的とし、観光地にEVで訪れた際に駐車場の無料化やさまざまな観光施設や有料道路代金での割引、記念品贈答等の特典が受けられるEV優遇策。

現在、阿蘇市、佐世保市、環境省のゼロドラ対象公園の駐車場、日本観光自動車道協会の道路、千葉県南房総エリア、相模原市で利用可能だ。

日産自動車は2010年にグローバルな量産型EV、リーフを発売して以降、EVならではの新たな価値やワクワクを提供し続けるとともに、2018年5月よりEVの普及を通じて、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、エコな観光、地方での交通課題などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を全国の自治体や企業、販売会社とともに推進している。

今後もさまざまな自治体や団体と連携しながら、EVを活用したエコツーリズム実現と観光活性化に取り組んでいく。

なお審査員の評価コメントは以下のとおり。

EVの普及は欧米や欧州と比較して進んでいない我が国において、自動車メーカーが積極的に普及を進めることは大きな意義がある。また、大企業による本格的な取り組みは生活者啓発の上で効果が高く、環境意識の高い先進的な観光地のブランド力向上にも貢献する点でも評価できる。自治体や自動車道との連携、EV優遇策と地域活性化を連動させた仕組みの構築や、多角的な情報発信によりさまざまな場面でCO2ゼロのツーリズムを実感させる素晴らしい取り組みである。

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