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いい意味での二面性
ツインモーターは、静止から時速100km/hまで3.6秒を謳うだけあって、ドライブモードでスポーツを選ぶと、頭が後ろにのけぞるようなダッシュ力を見せる。
だけど私は、ノーマルやエコといったドライブモードの、意外なほどリラックスして走れる感覚が好きなのだ。
トルクがたっぷりあって、かつ、べつに急ぐでなければ、スムーズな加速と、気持ちよい操舵感を楽しめる。このいい意味での二面性は、シングルモーターの上を行くもので、価格は別として、2台のどちらかを選ぼうというときは迷いそう。
「ツインモーター・パフォーマンス」の日本での価格は、現時点で未定。まず「シングルモーター・エクテンデッドレンジ」(559万円)のデリバリーが2024年に始まり、ツインモーターはその後になる。
2023年モデルのXC40 Rechargeを例にとると、ツインモーターはシングルモーターより100万円高だ。これは参考になるだろうか。
ボルボ EX30 Twin Motor Performance
全長:4,235mm
全幅:1,835mm
全高:1,550mm
ホイールベース:2,650mm
車重:1,960kg(※)
乗車定員:5名
一充電走行距離:460km(WLTP)
最高出力:315kW(428ps)/5,375-9,536rpm
最大トルク:543Nm(55.4kgm)/112-5,475rpm
バッテリー総電力量:69kWh
モーター数:前1基、後1基
トランスミッション:1速固定
駆動方式:AWD(全輪駆動)
フロントサスペンション:マクファーソンストラット
リアサスペンション:マルチリンク
フロントブレーキ:ディスクブレーキ
リアブレーキ:ディスクブレーキ
タイヤサイズ:前後245/40R20
荷室容量:318L
※日本仕様の諸元はまだ決定していないので本国資料より
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