コラム
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コスモ石油「ASF2.0」を使ったB2B向けEVリースパッケージ「ゼロカボプラン」を発表


TEXT:桃田 健史 PHOTO:桃田 健史
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乗り心地の良さと、安定した操作性

記者会見の後、「ASF2.0」を都内の公道で試乗した。

法定速度の時速40kmで15分程度走った。

感想としては、「空荷の状態としては、路面からの突き上げも少なく乗り心地が良い」、「ハンドル操作に対するクルマの動きは、敏感でもなく、鈍感でもなく、ほど良くて運転しやすい」、「加減速は、一般的な商用EVとして標準以上」、「ブレーキのタッチに違和感なく好印象」、「外観、内装のデザインは、奇をてらったところがなく、商用車としては上質感がある」といったポジティブな印象だ。全体において、とても質感が高い。

その上で、やはり気になるのは累計走行距離が増えた時点でのクルマとしての品質だ。これは今後、実用化してからチェックしていくしかないが、そうした定常的なメインテナンスを気軽にできるのも、コスモ「ゼロカボプラン」の特徴だと言えるだろう。

そうしたメインテナンスの中で、車両の課題についてのデータ収集を十分に行い、さらなる品質改善につながることを期待したい。

コスト石油のガソリンスタンドは現在、全国に2680箇所。このうち、「コスモMyカーリース」に対応する840箇所では、「ゼロカボプラン」においても簡単な整備と車検を行う。

また、故障や修理を行う場合、全国47都道府県内それぞれに1~3箇所で合計約80箇所を設置する予定だ。

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